水深1m未満でバイブ使えたら釣れる気しませんか?

こんにちは。
ジャッカル開発部の佐々木です。

横浜釣りフェスティバルも気づけばもうすぐ開催で、この前やんなかったけ?ってくらい1年が早かった気がしますが、この1年でいろんな製品のテストを行ってきました。
その中でも半分私個人の趣味志向で作り始めた新型が釣りフェスティバルでお披露目されます。

めちゃくちゃ隠してやってきたので急に出てきた感満載なのですが、実はジナリのテスト中に私の思いつきで作った適当なプロトがいい感じに釣れてしまったことから始まり、スーパー形状変更など紆余曲折ありながらも製品化にこぎつけてしまったルアーです。
 
名前は「ツクモ-TSUKUMO」
サイズは56㎜と66㎜の2種です。
コンセプトはシャローを引けるバイブレーション
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一言でシャローと言っても個人差あると思いますが、わかりやすく表現するとタイトルにも書いた「1m未満をボトムを切って狙えるバイブ」です。
干潮時の河川、牡蠣瀬、干潟などのエリアで重いバイブレーションをボトム切って使えたら釣れる気がしませんか?
もちろんたたいた方が釣れるときもあるので、それは使い分けですが、通常のバイブでめちゃくちゃ早く巻いたり、ボトムゴリゴリたたいてしまって取り逃す魚も多いのではないかと思います。

自分で言うのもなんですが見た目は正直、尻尾にリップ付いてて癖しか感じない独特な形状ですが、投げて巻いて見れば完全にバイブレーションそのもの。
むしろ引き抵抗軽いのにブルブルは感じやすく、飛距離も普通に出て、フォールも回らず全体的に癖のない仕上がりです。
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やりたいことは明確だったので春からテストし始めて秋には、ほぼほぼ完成してました。テスト期間中は会社から最も近い福井県の若狭湾にある超シャローエリアで季節を問わず高反応でした。
基本アクションチェック含めたデイゲームでのテストのためバイト丸見えのこともしばしば。
ボトムはほぼ見えている状態なのに、どこからともなくゴォーンっと食い上げてくるのでびっくり合わせしてしまうのが難点・・・
まぁ普通に釣れるレベルにはなっているということでそこは妥協です笑
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ちょっと話は戻って、なぜジナリのテスト中に試そうと思ったのかについてお話しすると、その日は河口に立ち込んでのテストでジナリでも釣れていましたが、潮が動き始めるとエイが大量に遡上してきてボトムを覆ってしまい、釣りにならないほどでした。
そこでもしやコイツの出番では?と思いフィールドスタッフの馬場君、久田君にも知らせていなかった初期プロトを試すとすぐにドンッとバイト。
見ていた二人にサンプルを奪われ魚を横取りされたのでした・・・
unug2zwgrm8hmi7ja6gs_480_480-aab84af4.jpgということで副産物的にエイ対策にもなるルアーなのです。
(一番最初のプロトはよく見るとぜんぜん違う形状。尻尾にリップではないものが付いてます)
 
そんなかゆいとこに手が届く系バイブレーションは冒頭でお伝えしたとおり、横浜釣りフェスティバルを皮切りに各フィッシングショーで見ることが出来ます。
私も在中してますのでここでは話せない元ネタ(パクってないです!サンプリングです!)なんかもあるのでお楽しみに。

 

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