JACKALL STATION https://www.fimosw.com/ 釣果情報・シーバス、メバル、イカ、チヌ、青物、ヒラメ、マゴチ...ソルトアングラー支援サイト、日本最大のWEB釣り大会『凄腕』、釣り動画fimoTVなど(会員登録無料) ja 初夏の利根川、ツクモ・ジナリでデイゲーム攻略/佐藤雅樹 https://www.fimosw.com/u/JACKALLSALT/uzsvydm8pu34e3 2025-06-26T12:00:00+09:00 こんにちは、茨城県のフィールドスタッフ佐藤雅樹です。
 


季節は初夏、昼潮の時期となり日中に潮位差ができる潮周りが増え、デイゲームバイブレーションでの攻略が有効的な季節になってきました。

今回はジャッカルシーバスルアーのバイブレーション「ジナリ65」と、新製品「ツクモ」を使った利根川デイゲーム攻略の模様を解説します。


 

ツクモによるシャローレンジ攻略



エントリーしたのは浅いシャローフラットが陸から50m程の所まで川に対して平行に続くエリア。

シャローフラットのギリギリまで立ちこみ、ブレイクラインでベイトを待ち構えているシーバスをバイブレーションで狙います。

遠投した先は水深があるものの、ブレイクラインに近づくにつれて水深が無くなるため通常のバイブレーションではボトムを擦らずに巻いて来ることができません。

 

新製品ツクモは、こういった浅いエリアでボトムを叩かずに巻ける”シャロー走破性能”があります。ブレイクライン付近の浅い水深のエリアをツクモで扇状にサーチしているとツクモをひったくる強烈なバイト。
 

この時期のシーバスは非常に元気でファイトが強烈、なかなか寄ってこないファイターは良型のシーバスでした。

 


水深が浅く、他のバイブレーションでは探りきれないエリアもツクモなら攻略することができます。

ベイトフィッシュのレンジが表層付近にいる場合にもツクモはかなり有効です。

バイブレーションゲームの新たな一手になるツクモシリーズ。遠投を効かせるなら66サイズ、よりシャローを攻めるなら56サイズです。


 

根掛かり多発地帯をジナリ65で攻略

別日の利根川、エントリーしたのは朽ちた杭や沈んだ丸太、捨てられたゴミなどボトムに様々なものが沈んでいる根掛かり多発エリア。
 

前日に大量の雨が降り、当日も大雨の荒天で濁りの入った雨水を嫌ったベイトフィッシュがボトム付近に溜まっている状況。

 

根掛かりの危険がある中、ボトム付近を攻めなければバイトの取れない状況で根掛かり回避性能の高いジナリ65の出番。



特徴的なウェイトのリップがボトムの感知能力が高く、何かにコンタクトした際に分かりやすい他、リップが障害物に接触するとテールが浮き上がり、綺麗に障害物にフックが引っ掛かるのを回避してくれます。
 



ベイトフィッシュの塊にジナリを当てながらボトムの障害物を避け、探っているとシーバスがヒット。

 



この魚も初夏の利根川シーバスらしい強烈な引きと中々観念しないファイトで楽しませてくれる一匹でした。

 

 

このように根掛かりを恐れずに使うことができるので、初場所での地形変化を探ったりする際にも有効です。

今年の新製品としてジナリHW(ヘビーウェイト)モデルも追加となります。更に遠投を効かせてサーチしたい状況にマッチするウェイトアップモデル。






シャロー攻略にはツクモシリーズ、ボトム攻略にはジナリシリーズ。

両アイテムの使い分けはデイゲームのバイブレーションゲームにおいてかなり有効的となるでしょう。

]]>
JACKALL
晩春のコノシロパターン in 東京湾奥河川 https://www.fimosw.com/u/JACKALLSALT/uzsvydmrv73s7j 2025-06-19T12:00:00+09:00 こんにちは、ジャッカルフィールドスタッフの久田です。

4〜5月といえば、東京湾奥のバチ抜けシーズン。
本来なら盛り上がる時期なのですが、自分はというと…仕事に忙殺されてロッドすら握れず。
それでも周囲の釣果情報を聞いてみると、「魚が薄かった」「パッとしなかった」といった声も多く、どうやら今年の春はなかなか厳しかった様子です。

そんな慌ただしさも落ち着いて、ようやく迎えた6月上旬。
久々に立った湾奥の河川は、春の名残を漂わせながらも、どこか“夏の匂い”を感じさせるような空気に包まれていました。


春から夏へ、季節の狭間で探る手がかり
この日の天気は、夕方から南風が吹き始めるという予報。
気温は高め、水温もゆるやかに上昇中。“夏”っぽい雰囲気ですが、水の中はまだ春を引きずっていて、ベイトはコノシロ、サッパ、イナッコといった多種多様な顔ぶれ。

ただ、種類が多い=釣りやすいというわけではなく、むしろ魚はセレクティブになりがち。こんなときこそ大事なのは、「ベイトが何か?」ではなく「魚がどのレンジにいるか?」という視点。

流れや風に惑わされず、“今、どのレンジに魚がついているか”を見極めることがキモだと思っています。




他のルアーでは通せない“あの層”へ
今回、そんな繊細な状況に合わせて投入したのが、今秋発売予定のプロトタイプ【ハグレ(大)】。
先発のハグレ96Fの特性を引き継ぎ、アップでもダウンでも水面直下0〜20cmをブレずに、ゆっくり引けるのが最大の強み。

この日も、岸際ではコノシロやサッパがチラホラ。時折、鱸に追われて水面がざわつく場面も見られました。
流れの向きとベイトの逃げる動きに合わせて、ほんの少し深く、ほんの少しズラして巻いていく。

そして――
「ガツンッ!」と、明確なバイトが手元に。

 



「狙って」「通して」「喰わせる」快感
1本目をキャッチしたあと、すぐには追投せず、あえてポイントを10分休ませることに。
この「休ませる」時間が結構大事で、連続で投げ続けるよりも、ひと呼吸置くことで魚の警戒心が緩み、現場がリセットされるような感覚があります。

休めている間にも、ベイトはザワつき、時折ライズも発生。
「投げたい…けど、我慢」。そう思いつつ、10分後に再キャスト。

先ほどと同様、流れとベイトの動きから“いい筋”を読み、レンジを合わせて巻いていくと――またしてもヒット!

 

しっかり狙って、しっかり通して、しっかり喰わせた一尾でした。


今の湾奥、「考えて釣る人」にはチャンスがある
今の湾奥河川はかなりムラがあると感じています。
けれど、「レンジを丁寧に刻める人」には、逆にチャンスの時期。

“なぜその層を通すのか”を明確に持って挑めば、釣果にグッと差が出ます。

そんな中で、『ハグレ(大)』は本当に頼れる一本。
発売は秋ですが、現場での使用感はかなり仕上がってきています。

また近いうちに、調整状況とあわせて続報をお届けしますのでお楽しみに!
]]>
JACKALL
チビヒエイテスト@クルクルバチ https://www.fimosw.com/u/JACKALLSALT/uzsvydmit6erix 2025-06-06T12:00:00+09:00 こんにちは!
岡田優樹です!

今回もチビヒエイテストについて書いていきます。


|プロトモデルを受け取った4月頃。
姫路の港湾でクルクルバチを捕食してる個体を発見していました。

ライトスポットで待ち構えて、近くを通ったクルクルバチを捕食する個体。最初にその場所で釣りをした時に他のミノー系を通すと、チェイスがありその次の日にキャストせずに観察してるとクルクルバチを捕食していました。


30分ほど観察してると、魚が捕食体制に入った時の姿勢と遊泳層が見えてきました。捕食体制に入った時にルアーを通せるようにタイミングを伺います。

ルアーは勿論、チビヒエイ。

 

魚がスッと浮いてきて、ベイトを探す体制になったので、素早くキャストし、魚の目の前ではなく、ほんの少し横を通るように引いてきます。

竿をあげて引き波を立てながら通すと、ボシュっとヒット!


一級ライトスポットの難しい個体をチビヒエイで口を使わせる事ができた!と喜ぶのも束の間、ランディング寸前でバラし。

バラしてはしまいましたが、チビヒエイはクルクルバチを食べてる個体にも効くことが分かりました。フローティングなので、レンジが落ちる事がなく表層で見切られにくく誘えるかつレンジの上下が少ないのと、引き波の効果、シルエットの小ささのおかげだと思います。


この状態でも十分に魚は釣れますが、更に魚を反応するアクション、レンジ感の修正を感じたのでフィードバックし、次のプロトに活かしてもらいます。




|4月下旬の山陰 中海エリア

川バチを想定して組み立ててましたが、発見でかずランガンしてるとクルクルバチの沸いているエリアを発見します。


ルアーは勿論、チビヒエイで探っていきます。特に流れの変化や潮目などはないので広範囲を扇状にキャストしていくとバイト!


時間が経つにつれて風が出てきて水面が若干波立つようになってきました。ラインを風にのせて、ウイングドリフト風に探っていくとヒット!

ランディングするとセイゴでした。

 

流れはないですが、風にラインを乗せてU字メソッド風の探るとヒットしました。

同じように探るとまた直ぐにヒット!

 

その後もセイゴ一本を追加して終了となりました。クルクルバチが沸いていたので、クルクルバチを意識した魚達だったと思いますが、やはりこうして春の何食べてるか分からない状況でオールマイティーに使えることを再確認した釣行になりました。
 ]]>
JACKALL