JACKALLシーバスシリーズ第2弾「HIEI-ヒエイ-」

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JACKALLシーバスシリーズ第2弾として発表された

「HIEI-ヒエイ-」

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第1弾の「RAICO 132F」に続くルアーとしてなぜヒエイが選ばれたのか、その開発経緯性能、そして開発秘話などを3回に分けてお話しします。

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第1話:開発に至った経緯とルアーコンセプト

シーバスを狙うにあたってやはり釣りやすいパターンといえば
バチパターン」。

地域差はありますが初心者から上級者まで最も釣りやすいパターンではないでしょうか。

とは言うものの、プレッシャーが高まってきているのも事実で、
ボイルがあるのに食わないなんてこともよくあること。

また、バチパターンと一言で言ってもタイミング、地域ごとにバチの種類やシチュエーションが異なることもあり、それに応じた戦略を立てないと痛い目を見る奥深さもあります。

今回は改めてそんな現代のバチパターンにあわせた
ルアーを作ってみようというのが出発点でした。

このルアーを一言で表すなら

「多彩なアクションと広範囲のサーチでバチパターンを
幅広くカバーできるスリムミノー」


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もう少し掘り下げると、
様々な状況が想定される
バチ抜けパターンを多彩なアクションで幅広くカバーする。

エキスパートには、状況に的確にアジャストできる武器、
ビギナーにはある程度の操作レベルでも釣果を出してもらえる
ルアーと言うのがコンセプトです。
 
リトリーブスピードや潮流の変化に合わせ引き波アクションから弱々しいロールアクションを伴った30cmまでの
レンジコントロールを駆使し、地形・流れ・ベイトなどの
刻一刻と変化する状況に的確に対応できる対応幅の広さと、
スリムな形状かつフローティングでありながら
50m超える飛距離を実現し、同タイプのルアーでは
攻められなかったエリアもサーチ可能です。
 
ご存じの方が多いと思いますが、バチパターンとはいかなるものか、簡単に説明します。

そもそもバチとは、ゴカイやイソメなど、
環形動物の多毛類と呼ばれる生物の総称で、
普段は海底の泥の中や牡蠣殻の隙間の中に生息しています。
そのバチが、種類ごとの特定の季節になると、
産卵のために住処から水中へ一斉に抜け出し、
水面付近へ浮上する行動が「バチ抜け」と呼ばれています。

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そして、その抜けたバチを捕食するシーバスを狙うのが「バチ抜けパターン」もしくは「バチパターン」。

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他のベイトのパターンと比較して大きな魅力となるのはやはり再現性の高さであり、第2弾としてバチパターンをチョイスした理由もそこにあります。

エキスパートたちを熱中させる奥深さがあり、なおかつエキサイティング。それでいて経験の浅いアングラーでも釣果を出しやすく、この点はコノシロパターンにもよく似ています。


そしてバチパターンにおける奥深さでもあり難しい所でもあるのが、「状況の幅広さ」です。
 
先述の通り、バチパターンが成立するエリアも様々で、ベイトとなるバチのサイズや習性、動きなども様々。それに潮や天候などの要素が加わってさらに複雑化します。

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そんなバチ抜けパターンに焦点を絞ったヒエイは様々なシチュエーションや状況に応じた使い分けが可能でビギナーにも扱いやすい飛距離を装備した、汎用性の高いルアーになっています。
 
第2話では、ヒエイの性能について詳しくお話しします。

 

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