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梶原利起

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目指せM点超え!

Seabass~幅を広げる~



博多湾河川シーバスから二夜明けた翌々日の朝から今度は大分へと私は向かった。

世の中GW真っ只中。

今年も行楽地、大型ショッピングモール等々賑わいを見せている。

不景気で…という言葉が使われ続け久しいように思えるが、こういった賑わった状況
を見ていると、徐々に回復傾向にあるような印象を個人的には受ける。

と…数年前大分のTV局に仕事中安部内閣について街頭インタビューされたなと思い出しつつ一路大分へ。

毎月最低2度は訪れる大分。
今回は4月30日と5月1日が運良く連休。

GW中に私にも連休が!と束の間の連休を定期巡回スポット大分で過ごすことにしたのであった。

今回大分でのシーバス釣行に行くにあたり1つテーマがあった。

それは、デイゲームで鉄板を使い深場に潜むシーバスをリアクションで口を使わせるのではなく、喰わせること。

私の自宅から最も近くの河川が筑後川であるのだが、ここで鉄板をナイトゲームで使っていた時ふと大分市内のフィールドが頭を過った。

鉄板は大分河川で日中使えそうだなと。

勿論大分在住時デイゲームで鉄板は使用していたのだが、使用頻度は低く、使用の際はただ巻きやロッドアクションをつけてというものがほとんど。

ボトムを集中的にというのはあまりやってなかった。

バイブも日中基本的にはほぼリアクションで口を使わせる釣りでシーバスを釣っていた。

私の場合は小型軽量バイブでリアクションバイトを誘う釣りを好み、それ故ほとんどボトムを集中的にというのはあまり考えてもなかった。

しかし、よくよく考えてみれば、経験上リアクションに出るシーバスは活発にルアーを追う小型~中型クラスのサイズが主。

ならば、日中光の届きにくい深場のボトム付近を集中的に狙うことにより、デイでのサイズアップが見込めるのではないかと。

ゆくゆくはデイゲームでサイズを多少は選べるようになる可能性もある。

サイズのある個体は早い展開の釣りでは追ってまで喰わないことが多いことも考慮すれば、自ずと答えが見えた気がした。

今回試したのは河川深場での鉄板を使ったボトムドリフトと小さなリフト&フォール。

これを大分の釣りの中で通常のリアクションの釣りの中に取り入れてみた。

やってる人からみれば、普通かも知れないが、リアクションで釣ってきた私は試しの釣り。

1本でも出ると今後に繋がりそうだ。

昼前に大分に到着し、今回のメインフィールドであり、大分在住時のホーム河川へ。

ここでのデイゲームは約半年ぶりとなる。

約半年前に訪れた際は好シーズンということもあり、僅か1時間でバラシたものの3HITといいデイゲームとなった。

それ以来となる旧ホームでのデイゲーム、今回はどのような展開が待っているのだろうかと期待が膨らんでいた。

しかし、雲行きが怪しいなと感じるまでにそう時間はかからなかった。

私の中でデイゲームでの数ヵ所ある鉄板ポイントの1つにエントリー。

ここではウェーディングで狙う。

河川のドン深ポイント。

河川が大きく蛇行する為、カーブのアウトサイドが非常に深くなっている。

日中河川でシーバスを狙う際の基本的なポイントは水深のある所。

場所や条件によってはシャローで釣れることも多々あるが、基本的には日中は水深のある方を私は狙う。

光量の多い日中は光が届きにくい水深のある場所に身を置くことが多い。

だからこそ、私は確率の高い水深のある場所を狙う。

水深は川ではドン深の約8m程度。

シャロー側からエントリーした。

ここは全体的に釣れるのだが、その中でも特に3ヵ所ピンで狙うべきポイントがある。

そのどれもが水中にある岩。

この自然のストラクチャーがシーバスの身を潜める好ポイントとここはなっている。

ここに限らず、一般的にデイゲームで行く場合は私はストラクチャー+水深のある場所を狙うと良いかと思う。

ただ、これだけではないので悪しからず。

例えば、イワシに着いたシーバスは水深がそんなにないポイントでも、日中にボイルが多発することもあれば、堰下なんかは白く泡立つ水がシェードとなり、浅くてもシーバスは十分出る、また、濁りが強い状況下では日中シャローでもシーバスの警戒心も薄くなり、釣れたりするものだ。

今回は前日大分は雨天だったようだが、多少濁りが入った程度で、強い濁りを出すまでの雨量は無かった模様。

また、久々の大分でのデイゲームということもあり、自分の中で実績の高いポイントを選択した。

まず、1時間バイブ、スピンテールでリアクションバイトをとっていく釣りを。

ピンで前述した3ヵ所を中心に狙っていった。

大潮に加え、前日の雨も重なり、下げの流れは抜群。

釣れる流れだ。

しかし、入水時すぐに気付いたことがあった。

水が冷たいということ、例年に比べ水温が低いのである。

出だしで不安材料ができてしまった。

この水温では出ないこともないが、リアクションで口を使わせるのがやや自分の中では難しい。

上流部の稚鮎絡みのデイゲームも頭に置いていたが、この水温でデイゲームはパスし、ここと鉄板ポイントのもう一ヵ所を中心にデイゲームはやろうと決めた。

1時間水中にある岩に当てる程にタイトに根掛かり覚悟で攻めていった。

ただ巻きにジャーク、フォールを織り交ぜリアクションバイトを狙うも不発。

バイトを引き出せない為、次のポイントへと移動をかけた。

次にエントリーしたポイントも河川の深場+ストラクチャーの絡むポイント。

このポイントはすぐ目の前がシーバスの着く岩場がある。

さらには、緩いカーブの外側にあたり、真っ直ぐの川の流れがあたる場所でもある。

居れば答えが帰ってくるのは比較的早い。

潮止まり前であるものの、下げ残りの流れの中で狙う。

ここでもリアクション主体の早い展開の釣りでいつも通りのデイゲームをやってみる。

効率重視で狙いは目の前に見えはしないが流れがあたる部分とその周辺の岩。

ここで釣れなければ、とりあえずこの日は残りの明るい時間は大きく場所を変更する他ない。

というのも、一ヵ所目のポイントから程近く同じようなエリアで効率的とは言えなくなる。

バイブ、スピンテールを根掛かりするかしないかのギリギリまで、攻めこむ。

しかし、反応を得ることができなかった。

ベイトのイナッコは沢山いたが、着いていたのはウグイ。

何度もウグイのボイルが出ていた。

すぐ移動を考えていたが、自分の中に引っ掛かりがあり、諦めきれず、歩いて近くの橋脚周辺を叩くことに。

ここも過去何度も釣っている実績十分のポイント。

水深は申し分なく、橋脚というマンメイドストラクチャーが絡む。

橋脚上下流側両方から狙う。

上流側では橋脚スレスレを狙い、下流側ではヨレを狙った。

同じくリアクションバイトを狙っていったが、ここでもノーバイト。

そこで、鉄板でのボトムの釣りをここでまず試した。

ボトムまで鉄板を沈め、巻かずに流れに任せボトムをドリフトさせる。

ここは根掛かりの心配は少なく試すにはいいポイント。

何となく、こんな釣り方かと手応えを掴み、ポイントを後にした。

今回前評判ではやや厳しめの状況だと聞いてはいたが、正直この三ヶ所のうちいずれかのポイントで魚は出せると思っていたが、攻めるべきところを攻めてこの結果は意外であった。

自分の中に今回のキーワードとなるのは恐らく「水温」とこの時はっきりと意識した。

日中は暖かい、いや暑いくらいの時も多いが、夜間の気温が低く水温が上がりきらないでいるのだろう。

一旦昼食をとり休憩を挟み、頭の中を整理した。

最初回った三ヶ所はどれも中流エリア。

水温を優先的に考えれば、下流~河口の選択が大きな間違いは無さそうな感じである。

ここからMariaの河野さんと合流。あれこれ近況を語り合いながら、エリアを大きく変更し、下流エリアに入った。

ここは流れが効きやすく、ナイトゲームによく訪れる。

ここは比較的水深があるという程度のポイント。

回遊もあるかもしれない。
そんな思いあり、再度ロッドを振る。

思いと裏腹にシーバスからの返事はない。

歩いてさらに下流のシャローに入った。

ベイトが絡むとナイトゲームが熱い、ランカーも出るシャローのポイントだ。

だが、この時点ではまだ夕マヅメの時間帯、そんなに濁りがある訳でもない。

ここを選択した理由は通常のルアーでは届かない距離はそこそこ水深があるのを知っていた、そして、河口エリアから近く水温も中流域より高い。

通常のルアーで届かない距離だが現在のタックルで鉄板なら届く。

攻める価値があると踏んだからだ。

フルキャストでルアーをキャストし、ボトムをとり、小さなリフト&フォールで食わせにいく。今回のテーマを忠実に実践していく。

上げは大潮だけあり、珍しい程に効いている。

しかし、今日の中流エリアの結果からは期待できるとは言い難い。

だが、いきなりはるか沖のボトム付近の小さなフォール中にヒット。

上がったのはセイゴであるもののようやくシーバスをキャッチ。

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しかも、今回の自分のテーマであった鉄板を使った食わせの釣りに成功。

サイズ除けばミッションクリアだ。

小さなサイズだが、今後に繋がる一本でもあり、何とかバイトを引き出せ、安堵感に包まれた。

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因みに、このポイントは非常にボトムが荒い為バイブ自体投げたことさえ無かったポイントでいきなり鉄板。

やはり何でも試すことは幅を広げる、引き出しを増やす為には必要不可欠であると感じた一本であった。

長くなるにつれ釣りが型にはまりやすくなる気がするが、凝り固まらず柔軟にフィールドに立っていたいそう思えた。

続く…





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