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梶原利起

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明暗部での夜鉄板~大分Seabass~

久々の晴天に数日恵まれていた先週の大分市内。

一昨日からまた少し降ったり止んだりしてはいるが、梅雨明けがそろそろ近くなってきただろうか?

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(今日の大分市内中心部。穏やかな天候となっているが、昨夜は震度4~5強の突然の地震…)


昨年の梅雨明けは九州北部地方で7月20日だったようだ。

梅雨の中の晴れ間日射しの強さは既に真夏並の強さ。

一昨日は沖堤へと行ったがかなりの暑さだった。

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沖堤釣行の話しは次回に。

今回は先週のMaria河野さんとの釣行の話し。

今さらながらであるが、最近はログを書こうと思えば、毎日仕事から釣りへ行く、寝るという流れのサイクルで更新が遅くなってしまった。

さて、最近の私のシーバスライフはと言えば…

かなり厳しい展開となる日が多くなっている。

何か例年とは異なる大分市内河川(あくまで個人的意見)と思えて仕方ない。

増水で高実績のポイントで実績の高いタイミングで、鉄板的なアプローチをかけてもなかなか魚を出せないというシビアな状態であり、過去梅雨時期にここまで苦戦したことあったか?とさえ思う。

今回の話しの前日、一気に僕は河野さんと狙うエリアを大きく見直した。

それはふとその場所を思い出したこともあるが、水温とベイト位置、回遊の可能性を考えた結果であった。

僕の中では実績ポイントであるが、正直確信や自信があるポイント選択ではなかった。

先週は晴れ間も比較的多かったこともあり、今現在水温はグッと上昇したが、つい1週間程前は結構水温は低いものだった。

あちこち可能性を考えて回ったもののどうも今一つ。

そこで僕も河野さんも考えた
結果大きく目線を変えて下流エリアに入った。

下流エリアを選択したのは水温が低めであることを加味し、河川では潮汐の影響を色濃く受け水温が比較的高いこと。

増水により、ベイト位置が下がっていたこと。

過去の実績からみた回遊の可能性。

これを踏まえて僕らは疑心暗鬼ながらもこの下流エリアのシャローを選んだ。

するとどうだろう。シャローのオープンエリアから河野さんは見事なコンディションの良いシーバスを引きずり出した。

この日僕はボウズを喰らったが、このシーバスを見たことで自信が持てた。

このシャローに魚は居ると。

そして、翌日僕らは再度同じエリアにポイントをやや上流側にシフトさせ入った。

ベイトは沢山居る。期待が僕の中では高まっていた。

まず、シャローを二人で撃っていく。

水深は極々浅く1m以浅のエリアだが、ベイト量からみればシーバスは入っているだろうと考えていた。

かなり浅いポイントである為に、中心はシャロー系ミノー。

BORABRESSやBlooowin!80Sプロトを入れてベイトサイズに合わせて探るが反応はない。

この時は上げ止まり前。潮が緩く流れがほぼ止まった状態で、やむを得ない感もあったが、時間が経過し、上げ止まり直前から潮の流れは止まったが、川の流れが効き始めた。

増水により、下げに入る前から流れが出始めたんだろう。

この流れで明暗部に入った。
下流側からまず撃っていく。

流れは上げ止まり直前とは思えない、通常であれば下げ3分程度の流速が出ていた。

明暗の境や橋脚から伸びるヨレの中、ベイトを追う個体が居る可能性がある明部とレンジを変えてやっていくが魚は遠い。

撃ち切った感があった為に、上流側へと立ち位置を変える。

橋脚付近は満潮前後で水深は1.5m程度はある。ここと明暗部の重なる点が狙い目だろう。

ただ、ここまではミノー、シンペンの飛距離では届かない。
ベイトが小さいこともあり、シルエットが小さめの方が効く感じもした為に迷わず鉄板を取り出す。

まず付けたのはUNICORN PLATE17g。

まずはアピール重視でやってみた。アップクロスから橋脚周辺のディープゾーンの明暗部を点でかすめていく。

反応はない…。

レンジを徐々に落としてボトムまで攻めきったが応答なし。

アクションが強過ぎるか?

ちょっと話しは逸れるが…

鉄板も今や各メーカー出す激戦区。様々な特色や個性がルアーによってある。

鉄板もシーンに応じて使い分ける必要というか、使い分けた方が釣果に結びつくと僕は考える。

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UNICORN PLATEはどちらかと言えば、強波動のぶっ飛びタイプ。
とにかく飛距離が欲しい時、アピール重視の時によく使うし、よく釣れる。

この日はUNICORN PLATEのフォローでTRACY15を投入。

僕の中ではこのTRACY15の位置付けは使い勝手のいい鉄板。

TRACY25はディープエリアや流れが早い時、流れ押しが強い時、遠投が必要なシーン(ブレイクが遠い等)、素早く任意のレンジに到達させたい時、深いレンジを攻略したい時等々によく使う。

対してTRACY15は結構どこでも使っている。

シャローでも僕はよく使っているし、広く探りたい時でも明暗部でも様々なシーンで使いやすい。

非常に扱いやすい軽量鉄板で重宝している。

僕の釣りではUNICORN PLATE17gとTRACY15が鉄板の中では最も出番が多い。

共通するのは軽量であることだが、タイプは異なる。

軽量を用いるのは僕が釣りをするフィールドがシャローが多いからということなのだが、UNICORN PLATEの21g、28gやTRACY25も常に常備している。

それはやはりその場その状況でより適した選択をする為。

鉄板も使い分けだなとここ1年半くらい本格的にナイトゲームに鉄板を導入してそう思える。

以前書いたことがあるが、僕はほぼ以前は鉄板というかバイブ自体ナイトゲームでは使っていなかった。

以前はナイトゲームの釣果は約70%程度がフローティングミノー、20~25%がシンペンだったと思う。

それが変わったのは鉄板の有効性に気付いてから。ミノーやシンペンでは獲れないが鉄板だったり、バイブなら獲れる魚がいる。

それまでデイゲームでしか投げて無かった。しかも樹脂性バイブのみ。
正直それまで鉄板は嫌いだった。

鉄板を使う契機になったのがTRACY25だった。

このウエイトの鉄板が軽く引ける。最初はデイでの使用だったが、意外な場所で釣果までついてきたもんだ。

まだ僕がBlueBlueテスターになる前の話しだ。
デイでの使用感でかなり気にいった僕はナイトゲームでの鉄板のイメージが筑後川で投げている時に突如として湧いてきた。

そのヒントは筑後川の流れの速さや水深、流れの押しの強さにあった。

こういう流れや水深で鉄板はナイトでもきっと効くだろうな。

そう思ってから、僕のナイトゲーム鉄板は始まった。

その鉄板の釣りの有効性は大分や鹿児島遠征時にもよく確認できた。

最初筑後川でイメージしたことが釣果に結びついていった。

そして、様々なフィールドで鉄板を投げ倒してだいぶ夜の鉄板の釣り、バイブの釣りをモノにできた感じを実感している。

TRACYというルアーは僕の釣りを大きく変化させてくれた。

TRACYに出会っていなければ僕は今でも鉄板を夜投げることは殆ど無かっただろうと思う。

僕の場合はひょっとしたルアーの出会いから自分の釣りに幅を持たせてもらうようになった。

経験上の話しから言えば、夜バイブや鉄板を昔の僕のように投げる機会が少ない人は実は鉄板やバイブを用いれば釣れる魚が射程距離内に過去いたかもしれないとお伝えしておきたい。

これは僕の持論だがバイブや鉄板だから釣れる魚は居ると僕は思うと繰り返しお伝えしておきたい。

結構長く脱線してしまったが…

戻ると明暗部を狙って今度はTRACY15を用いた。
僕は敢えて波動を抑える為にTRACY15のアクションをフリーズさせて明暗部を攻めた。
UNICORN PLATEで既にアピール重視の鉄板の釣りはやった。

これで喰わなかったから、同じことはやらない。

TRACY15を敢えてスーっとフリーズさせて明暗部を攻める。

もう一度表層から順にレンジを刻む。

明部にアップクロスで入れて明暗部に送りこんでいく。

中層までまた反応なし。

一気にレンジを下げてボトムちょい上、イメージ的にはボトムから5~10cm上をひく。

そして、ようやく橋脚付近と明暗部が重なる点のボトムの上でヒット。

だが、軽い…

しかしながら、外れないように気をつける。ここ最近の不調具合から見て、もうセイゴであれ、全力で獲る。

ズリ上げてランディングした魚はセイゴクラス。

しかしね、なかなか嬉しかった。

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一本出てホっとした。

因みにヒットカラーは新色のSGO。何とも釣れそうなカラーでやはり釣れた。

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個人的にはピンクシルバーキャンディが当たりカラーのことが多いが、このカラーも良い。

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結構お気に入りである。

一本釣るとまだ居る可能性があると欲が出て再度同じパターンで狙う。

やはりこの日はTRACY15が効いた。

同じパターンの同じコースで今度はいいバイトを得た。

ゴンっと反転バイト。
もらった!と橋脚付近でのヒットということもあり、強引に引き剥がす。

離したとこで、あとは寄せるだけだと思ったところで、まさかのフッとテンションが抜けた…

ちょっと掛かりが甘かったか。
残念だがバラした。

ここでまた再度流れが止まった。
流れを待つタイミングで少し下流のオープンエリアに移動。

回遊の個体を狙っていく。

とくに目立ったストラクチャーやストンと落ちるようなブレイクも射程距離内にはない


シャローフラットなポイントで、狙いは潮目。

潮目に沿って回遊するシーバスを狙った。

ここは浅いシャロー。
使うルアーの基本はシャロー系ミノーとフォール速度が遅めのシンペン。

前日の河野さんの再現をと潮目を切っていったが、シーバスからのレスポンスはない。

粘りに粘ったが、結局この日は一本のみ。

もっともっと釣りたいが、結構試練とも言える厳しいここ最近の状況。

下手すると例年調子が上がってくる9月半ばのハイシーズン前まで厳しいかも知れない可能性もあるが、それでもシーバスを日々追っていく。

厳しい状況は僕は嫌いじゃない。寧ろこんな時こそ、創意工夫をするから引き出しが増えたりするし、一本釣った時の喜びや魚の価値も自分の中で大きくなる。


今回のセイゴだって僕の今の状況では60cmクラスの価値はある。

しかも、恐らく鉄板を使っていなかったら釣れて無かっただろう。

そう、過去の経験が生きている。数年前の僕には獲れなかった魚が獲れたと思っている。

だから嬉しい。

正直かなり楽しい夜だった。

シーバス求めて今日も俺は行く。




【使用タックル】

Rod TIEMCO Jumping Jack Zele93S

Reel SHIMANO 14STELLA C3000

Line 山豊テグス ストロング8 1.2号
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Leader 山豊テグス 耐摩耗ショックリーダー30lb.
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Hit Lure

BlueBlue TRACY15


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