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オーディオの沼 その3

ダイヤトーンのスピーカーが好きなので、ミドルクラスのパッシブネットワークも調べて見よう。

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これはG20のウーファー用のネットワーク
セットで6万ぐらいに付属する物。

データー

G20
トゥイーター
ネットワーク鉄芯コイル0.4mH (線径Φ1.0)

フィルム・コンデンサーPMF 6.8μF 250VJ

ウーファー
ネットワーク鉄芯コイル0.45mH (線径Φ1.2)

フィルム・コンデンサーPMF 12.0μF 250VJ


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中身はたった2つだけ、台湾BENNIC製 耐圧250V 12.0μFのフルムコンデンサーが使われていた。
電解コンデンサーの誤差は20%ぐらいでフィルムコンデンサーは5%、どちらが高性能かは分かるでしょ?

-12dBでスロスオーバー周波数は3000の設定なので
表の数値とピッタリと一致する。
教科書の通りで気持ちがいい(笑)
コイルは表示が無いので不明。

もし、6Ωスピーカーにコレを流用するとクロスオーバー周波数2000付近、ちょっとキツイか・・・

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これはセットで10万ほどのG400に付属のネットワーク、公表されているクロスオーバー周波数は2700


G400 データー
トゥイーター
ネットワーク鉄芯コイル0.35mH (線径Φ0.8)

フィルム・コンデンサーPMF 8.2μF 100VJ


ウーファー
ネットワーク鉄芯コイル0.45mH (線径Φ1.0)

フィルム・コンデンサーPMF 15.0μF 100VJ

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G400ウーファー用にはBENNIC 15.0μFのフルムコンデンサーが使われていた。
でも、なぜか前のG20より上級機種なのに耐圧は100Vだった。
こちらの方が原価は安い物。

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次はG400ツイーター用、BENNIC 8.2μFで2500用から僅かに高めの数値なのでクロスオーバー周波数2700と言うのは正しいのだろう。
なぜか、こちらも耐圧100Vだ。

まとめると、G20の方が回路のコストが高く、耐圧は高いが配線コードは安め
どちらも公開されているクロスオーバー周波数に対して教科書のような理想値となっている。
ヤフオクで単品で売られているような金額的な価値は無くただ単に理想値にキッチリと仕上げてあるだけで自作も充分に可能なものだった。
他機種への流用は取り付けようとするスピーカーの特性のクロスオーバー周波数に合わせた素子を選択しないと、高級な物でも性能を発揮できない。

それと蛇足だが、ハイエンドクラスDS-SA1のネットワークの画像を見るとDAYTON(デイトン)製フィルムコンデンサーと思われる。
容量はマスキングされていたので読めなかった。
値を調整する為にコンデンサーの合成をしているか?
部品は厳選されているが特に高級回路と言うような雰囲気でもない。
普通のキッチリと調整されている少しだけ高級な部品の回路のようだ。

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これはG400のウーファー、公称4Ωのスピーカーだ。

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単品で抵抗を測定すると3.1Ω~3.3Ω

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G400用ネットワークを繋いで抵抗を測定したら、3.6Ωとなった。


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この6Ωスピーカーの実測値はウーファー側4.2Ω・ツイーター側4.5Ω

この6ΩスピーカーにG400のネットワークをつないで抵抗を見て見る。



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ウーファーだけG400用を接続した場合、4.5Ω

G400用をツイーターとウーファーの両方に接続して、
並列で繋いだ場合は4.2Ωの結果になった。

そのまま、この6Ωスピーカーに繋いだ場合、ウーファー側クロスオーバー周波数が2000を切ってしまうので、使えないかな?

このテストでの意味は自作でこれらと同等のパーツを使った場合、この程度の抵抗値となるのが分かった。

ネットワークを6Ω用で自作するか、アルパイン用を改造するか迷っている。
それとも部品取りして、寄せ集めるか・・・、
悩む・・・


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これはウーファー4.8Ω・ツイーター5.1Ωでの計算結果と四角で囲んでいるのは6Ωの推奨計算結果。
数値は近似値を実際の規格の数値に合わせてある。
スピーカーの抵抗が上がるとコンデンサー容量が下がり、コイルの〇mHは上がるようだ。
スピーカーの正確な抵抗値の重要性がコレから判る。
同じ公称6Ωのスピーカーでも実際に測定すると抵抗値が違う。
ひょっとすると、それが素子の選択を難しくする要因なのか?

1つのクロスオーバーを試すのにピンキリのピンなら素子代7000円~1万円は掛かりそうなので全部は無理。
自作でもそれなりに掛かりそうだ・・・
でも、オーディオ用電解コンデンサーとかなら1個80円程度とか、格安回路も不可能じゃない。
どこで妥協するかもミソかも?
ピッタリ合った格安回路のクロスオーバーポイントと流用でズレた高級回路のクロスオーバーポイント、どっちの音が良いのだろうか?
直列に繋ぐパーツは高級品にして、並列に繋ぐパーツは安い物にするのがコストを抑えるコツらしい。

ここからはプロショップとかメーカーの領分。
計測機器と試行錯誤で正解を見つけなければならない。
場合により、コイルを大き目に設定してほどいたりして音質を調整するらしい。

今回の記事は考え方と計算の部分。
ある程度理解している方を対象にして細かい説明は、はぶきました。
どう考えて、どうすれば正解に近づくのかを書きました。
この手法でプロショップに近づく事が出来そうでしょ?
いきなり否定するのは無知な蛮行だと理解できましたか?
調べて、自分なりに調査して、結論を出さないと何も見えない。
貴方は目にウロコが付いてませんか?
何かが見えるようになれば幸いです。
では、


クロスオーバー回路に関しては下記に記載あり、

車載用DIATONE取扱説明書ダウンロード
http://www.mitsubishielectric.co.jp/carele/car_diatone/manual/manual.html



車屋さん、ここまでは付いて来てますか???

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