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▼ 工業用洗浄機の洗浄液について
- ジャンル:日記/一般
- (機械ログ)

工業用洗浄機の廃液の問題について
ISO14001だったか、環境に影響を与える廃液の処理は専門業者に引き取りを依頼するしかないのが現状だ。
しかし、その洗浄液を蘇らせることはできないか?と問題解決に取り組んで見た。
機械加工をした製品は洗浄機にて、その切削水と切り屑などの異物を除去しなければならない。
(切削水は水溶性を使っている)
加工数が増えるに従い、洗浄液が汚れるのは当然のことだと言える。
今回は異物の除去の方は従来の方法である、フィルターとオイルスキマーで除去することにした。
しかし、洗浄液が汚れていると、それらの効果も発揮できない。
洗浄液を交換するのが一番の正攻法なんだが、廃液の処理費用が凄く、余り簡単には交換しづらい状況に追い込まれた。
そこで洗浄液を交換するのでは無く、洗浄層に液を入れたまま、浄化する方法を試した。

高速遠心分離機 遠心脱油機 WF型(コレだろうか・・・)
その方法だが、油分除去用遠心分離機を繋ぎ、洗浄機を使いながら洗浄液を浄化すると言う方法だ。
洗浄機には、液の温度を上げて洗浄するタイプと常温で洗浄を行うタイプがあるが、常温で洗浄するタイプなら、遠心分離機による浄化で充分な効果があった。
しかし、温度を上げて洗浄するタイプの場合、その効果が余り見られなかった。
温度を上げる事により油分がサラサラになるのが分離を妨げる要因と予想した。
温度を上げるタイプは休日などに装置を繋げっぱなしにする事により、洗浄液の浄化をおこなった。
自分の現場にある遠心分離機は小型の台車に乗ったようなサイズの物で、大体、2日間稼動しておけば、液を交換したと同等の状態まで浄化が可能だった。
この方法なら、1年間以上、洗浄液を交換する事なく、洗浄が可能だと予想する。
初期には、洗浄液の表面の汚れをすくうなどして、除去する必要はあったが、それが済めば、オイルスキマーが正常に作動するようになる。
廃液の処理コストと遠心分離機の導入コスト、
かなり費用は掛かるが、液を交換する工賃を考えると、手間が無く、洗浄液がキレイになる。
ここでのミソは何時でも仕事をやりながら浄化できることだろうか、
ちなみに、遠心分離機では油分は除去されるが洗浄液の成分は余り除去されないようだった。
別の話だが、夏場に洗浄液が腐敗し悪臭を放つ問題は10数年前に解決済みの案件だ。
その方法を公開すると、バイオミックスと言う生体細菌を常温タイプの洗浄機に少しだけ投入する。
そうすると細菌が勝手に繁殖して除臭される。
洗浄機数台に投入して10数年、今では、バイオハザードして工場全体が除臭された状態になってしまっている(笑)
常時、バイオミックスがミストと一緒に浮遊しているので、今では作業者まで除臭されてる。だから汗臭いヤツは居ない!(笑)
信じる・信じないは貴方次第。
- 2015年6月14日
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