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▼ 高価なロッドの落とし穴
以前、へらぶな釣りをやっていた頃は道具は高価なほど性能も高く“いいモノ”であると思っていました。
それぞれ目指された方向性は異なっていても他よりも軽く、ためが効き、グリップの手に収まる感覚などはやはり廉価品とは全然違うなと。
しかし、キャスティングを頻繁に行う釣りをするようになってからはそうとも限らないなと。
転機はGクラフトのリミテッドを使うようになったことでした。
考え方を覆されたのが「完全エキスパート仕様」が売り文句のミッドナイトモンスターリミテッド(MMLS-1002)。350本限定、その価格約9万。
僕がリミテッドの名のつかないミッドナイトモンスターTR(MMS-992TR)を使い始めてしばらくした頃、知り合いの方のLTD1002を試投させていただいて1投でその良さに感動して衝動買いしてしまった代物。。。
たった1投で分かるラインの抜け具合すらビリリと伝わる感度、想像を越えるルアーの放出スピード、違和感すら感じるシャープな曲がり込みの収束。軽いのにまっっっったく折れる気がしない不思議なブランク。
本気で最高の1本だと思ったこれをですね、使い込んでいくうちに一時期嫌いになりました。笑
理由はキャストが難しかったからです。このロッド、重いルアーならば僕でもある程度曲げ込めるのですが、20gよりも軽いルアーでは全く曲げ込みきれず気持ちいいキャストができなかったんです。
↑集中したもの
(どちらも同じ約18gのルアーキャスト時)
↓意識していない普段の感覚
曲げ込んでリリースを上手いことすると抜群に飛ぶのですが、それができなければコントロールが難しく、飛距離も普通。
曲げ込めないと速すぎる収束スピードのせいかリリースのミート幅が激狭のただの投げづらいロッドに感じられました。
しっかり曲げ込んでリリースのミート幅を稼ぎつつ、常にリリースをドンピャで決める技術を持つことがこのロッドと上手く付き合うポイントなのかなと。
それを常に意識するとなると気持ちよく何日も連続で振ったり、1日中投げ倒したりするにはちょっと辛いぞと。ここで思い出すのが例の謳い文句…。
それを悟って以来、リミテッドで全て熟す道を諦め、TRと使い分けることにしたので登場機会は減少中。
それでもやはりこのロッドの性能は最高です。
この適正(?)ルアーウェイト幅で圧倒的な飛距離も出しつつ動かす釣りをできる軽量ロッドは他にあるのかなと疑問に思います。
そんなこんなで今1番好きなのはMMS-992TR。
理由は常に気持ちのいいキャストが可能だからです。リミテッドと比べて優等生タイプで扱いやすく、パワーもちょうどいいです。
贅沢を言えばもう少し繊細なロッドが1本欲しいかなとも思いますが、今はこれがベストです。
性能は明らかにLTDが上だけど本当に自分に合うのはどちらなのか。そこをまずは考えた方がより良い道具選びができるのかなとこのロッドには考えさせられました。
自分がよく行くフィールドの状況で、使用するルアーで、力で常に曲げ込めるロッドなのか?
それがまず大切なのかなと。
高価なロッドは良くも悪くも癖が詰め込まれているように感じているので、購入する際には単純なスペック以外も要注意ですね。
- 2020年3月10日
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