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▼ 堤防 GT 2017-4 釣友
- ジャンル:釣行記
- (GT)
今年は港に魚がよっている。
去年は夕マズメのヒットが多かったが、今年は朝。それも夜明け前の30分間にヒットが集中している。
毎朝2時に起きて釣りにいくのは体力的に厳しいが、よっているときに釣らないと冬場のオフシーズンに後悔することになるのは目にみえているので、体力の続く限りフィールドに通っている。
今朝は単独行動。
最近は気温が高いし、昨日皆でいってギンガメとカマスしか釣れなかったので誰も今日も行こうとは言わなかった。
昨今のGTの釣果と比較すると確かにギンガメとカマスでは役不足の感はいなめないが、年間の実績から考えるとボーズであることがごく当たり前のことなので魚の反応があること自体が良い傾向だと思う。
要するに何を基準とするか、考え方1つでその釣行が良い釣行なのか悪い釣行なのかは変わるということだ。
私は最近の海の状況は非常に良いと感じていた。
釣るなら今しかない。
そんなことを考えながら今日も午前3時30分ころ堤防まで降りてきた。
釣りを開始して20分ほど経過したとき、20mほど先を泳がせていた別注ヒラマサ220にドボンと水柱をあげ、魚が食いついてきた。
合わせを2発でファイト開始。
重量感はあるが魚はほとんど走らず、すこしづつ横方向に泳いでゆく。
泳いでゆく先はオープンエリア。
これならじっくりファイトできる。
竿全体で魚の重量を受け止めつつ、ふいにくる魚の脱力した瞬間を逃さず、じわりじわりとラインを回収する。時折暴れそうになるが、そういうときは無理に巻かず魚を落ち着かせてやる。
魚が足下まできた。
予想通りGTしかも良型。
魚は堤防際ですこし粘るが、ここは根比べ。焦ったら負けである。ここでもじっくりとすこしづつ浮かせる。
魚は水面まで出てくると全く動かなくなった。
顎にギャフをかけて堤防上まで引きづりあげようとするが、重い。ウオーと気合いを入れスクワット。ドシンと音をたてて堤防にGTが横たわった。
大きい。40kgに届いているかも。
釣友に連絡すると堤防まできて計測してくれるというので、この魚はキープすることにした。
釣友がくるまで暇なのでキャスト再開。
すぐギンガメがヒット。
足下まで寄せるとギンガメの下に何かついてきているのを発見。良型GTだ。
GTはまだいる。
ギンガメをリリースして、ルアーをキャストすると2投目でヒット。もう入れ食いだ。
今回の魚は勢い良く走って行く。
フックの掛かりどころが悪かったのか暴れまくる。
必死でよせたが、運悪く、魚はテトラ方向へ。
ベールを返し魚がオープンエリア方向に行くのを待つ。
この魚はすごくいやらしい奴で人が寄せようとするとテトラへ行く。そのたびにラインを出したり回収したりするので気持ち悪いくらいファイトに時間がかかり、足下まで来た時には一匹目の倍以上に時間がかかっていた。
銀色の偏平した魚体。先ほどのより2回りくらい小さいがこの魚もGTだ。
こいつはとてもずる賢いやつで足下まできても沈みテトラの上で暴れる。
一瞬魚体が沈みテトラの裏へ消えたので肝を冷やしたが、運良くラインブレイクは回避。
私も残された最後の力でリフトアップし、水面まで浮かせて勝負あり。
ランディング時にタイミング良く釣友が到着したので、釣友に魚をあげてもらった。
この魚は目方で25kgくらい。
写真に収めすぐリリースした。
さて、肝心の一匹目のGTの検量結果だが、残念ながら40kgには届かず、39kgであった。
今年は40台出せると思ったが、なかなか厳しい。
だが、目標達成は難しいほうが面白くもある。
そして魚を追い求めていく過程で、今回のように早朝にも関わらず大型魚を釣れたことを駆けつけて祝ってくれる仲間を得たことこそが、釣果より大切なことなのかもしれない。ふとそんな風に思った。
[追記]
今回使用した別注ヒラマサ220は今年遠征で島にこられ、沖磯に同行させて頂いたN氏から頂いたものでした。このルアーがなければこの魚たちとの出会いはなかったかもしれません。
この場をかりてお礼申し上げます。
[8/6追記]
この釣行でキャッチした39.25kgのロウニンアジは岸からの80lbクラスでJGFA日本記録に認定されました。
このクラスのロウニンアジの記録はもともと空位だったので、1つ下のラインクラスである50lbの現在の記録である42kgを超える魚が釣れたら記録申請をしようとおもっていましたが、この魚は計量したいあまりリリース出来なかったので、記録として残すことで弔ってあげようと考えました。
小笠原の海域にはまだまだ大物のロウニンアジが悠然と泳ぎ回っているので、この記録に満足せず、より大きい大きい魚が釣れるように精進していく所存です。
去年は夕マズメのヒットが多かったが、今年は朝。それも夜明け前の30分間にヒットが集中している。
毎朝2時に起きて釣りにいくのは体力的に厳しいが、よっているときに釣らないと冬場のオフシーズンに後悔することになるのは目にみえているので、体力の続く限りフィールドに通っている。
今朝は単独行動。
最近は気温が高いし、昨日皆でいってギンガメとカマスしか釣れなかったので誰も今日も行こうとは言わなかった。
昨今のGTの釣果と比較すると確かにギンガメとカマスでは役不足の感はいなめないが、年間の実績から考えるとボーズであることがごく当たり前のことなので魚の反応があること自体が良い傾向だと思う。
要するに何を基準とするか、考え方1つでその釣行が良い釣行なのか悪い釣行なのかは変わるということだ。
私は最近の海の状況は非常に良いと感じていた。
釣るなら今しかない。
そんなことを考えながら今日も午前3時30分ころ堤防まで降りてきた。
釣りを開始して20分ほど経過したとき、20mほど先を泳がせていた別注ヒラマサ220にドボンと水柱をあげ、魚が食いついてきた。
合わせを2発でファイト開始。
重量感はあるが魚はほとんど走らず、すこしづつ横方向に泳いでゆく。
泳いでゆく先はオープンエリア。
これならじっくりファイトできる。
竿全体で魚の重量を受け止めつつ、ふいにくる魚の脱力した瞬間を逃さず、じわりじわりとラインを回収する。時折暴れそうになるが、そういうときは無理に巻かず魚を落ち着かせてやる。
魚が足下まできた。
予想通りGTしかも良型。
魚は堤防際ですこし粘るが、ここは根比べ。焦ったら負けである。ここでもじっくりとすこしづつ浮かせる。
魚は水面まで出てくると全く動かなくなった。
顎にギャフをかけて堤防上まで引きづりあげようとするが、重い。ウオーと気合いを入れスクワット。ドシンと音をたてて堤防にGTが横たわった。
大きい。40kgに届いているかも。
釣友に連絡すると堤防まできて計測してくれるというので、この魚はキープすることにした。
釣友がくるまで暇なのでキャスト再開。
すぐギンガメがヒット。
足下まで寄せるとギンガメの下に何かついてきているのを発見。良型GTだ。
GTはまだいる。
ギンガメをリリースして、ルアーをキャストすると2投目でヒット。もう入れ食いだ。
今回の魚は勢い良く走って行く。
フックの掛かりどころが悪かったのか暴れまくる。
必死でよせたが、運悪く、魚はテトラ方向へ。
ベールを返し魚がオープンエリア方向に行くのを待つ。
この魚はすごくいやらしい奴で人が寄せようとするとテトラへ行く。そのたびにラインを出したり回収したりするので気持ち悪いくらいファイトに時間がかかり、足下まで来た時には一匹目の倍以上に時間がかかっていた。
銀色の偏平した魚体。先ほどのより2回りくらい小さいがこの魚もGTだ。
こいつはとてもずる賢いやつで足下まできても沈みテトラの上で暴れる。
一瞬魚体が沈みテトラの裏へ消えたので肝を冷やしたが、運良くラインブレイクは回避。
私も残された最後の力でリフトアップし、水面まで浮かせて勝負あり。
ランディング時にタイミング良く釣友が到着したので、釣友に魚をあげてもらった。
この魚は目方で25kgくらい。
写真に収めすぐリリースした。
さて、肝心の一匹目のGTの検量結果だが、残念ながら40kgには届かず、39kgであった。
今年は40台出せると思ったが、なかなか厳しい。
だが、目標達成は難しいほうが面白くもある。
そして魚を追い求めていく過程で、今回のように早朝にも関わらず大型魚を釣れたことを駆けつけて祝ってくれる仲間を得たことこそが、釣果より大切なことなのかもしれない。ふとそんな風に思った。
[追記]
今回使用した別注ヒラマサ220は今年遠征で島にこられ、沖磯に同行させて頂いたN氏から頂いたものでした。このルアーがなければこの魚たちとの出会いはなかったかもしれません。
この場をかりてお礼申し上げます。
[8/6追記]
この釣行でキャッチした39.25kgのロウニンアジは岸からの80lbクラスでJGFA日本記録に認定されました。
このクラスのロウニンアジの記録はもともと空位だったので、1つ下のラインクラスである50lbの現在の記録である42kgを超える魚が釣れたら記録申請をしようとおもっていましたが、この魚は計量したいあまりリリース出来なかったので、記録として残すことで弔ってあげようと考えました。
小笠原の海域にはまだまだ大物のロウニンアジが悠然と泳ぎ回っているので、この記録に満足せず、より大きい大きい魚が釣れるように精進していく所存です。
- 2017年7月9日
- コメント(6)
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