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高知遠征 2022-1-2

  • ジャンル:釣行記
10/12
遠征2日目は凪なので沖磯でイシダイを狙う。
私は島ではどちらかというと石物は地磯から狙うほうが好きなのだが、勝手のわからない遠隔地では沖磯で狙うのが手っ取り早い。
石物は地形に付く魚なのでポイントを外すとまず釣れない上、寄せ餌でポイントを作りながら釣りをしていかなくてはならないので一度釣り座を決めたらその日のうちは移動もままならない。
ということなので遠征地でのイシダイ探しは非常に非効率。なので私の流儀には反するが船長にイシダイが確実にいるであろう場所へ案内してもらおうという魂胆だ。

今回利用するのは柏島の井上渡船さん。
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船長は人の好さそうなご老人だが、方言がきつすぎて話している内容が一割くらいしか理解できない(下船時には四割くらいに理解度があがった)。
耳に全神経を集中させ船長の喋っている内容を断片的に拾っていった結果、どうやら柏島エリアでもイシダイの一級ポイントである”ムロバエ”にのせてくれるとのこと。

他にもいろいろな磯名をだしてくれたが、私はそもそもそれらの磯がどこにあり、どのような特徴があるのかまったくわからないので、とりあえず真っ先に名前があがる場所が一番良いポイントだろうと検討をつけてムロバエに渡礁することにした。

出港後20分ほどで現場に到着。
ポイントは4~5畳くらいの広さの岩が50m四方くらいエリアにボコボコと10個ほど海中から頭を出しており、それらの岩の総称をムロバエというらしい。

まず先に渡礁したのはマッチャン。船長の身振りから推察するにどうやらマッチャン一人でここのポイントに乗るようだ。
マッチャンの渡った岩は中央がせりあがり両サイドが急に下がっている馬の背状の形状で釣具を置いておくのもままならない難所。
とんでもないポイントにおろされたマッチャンに同情しつつも、自分がこのポイントにおろされなくて正直ほっとした。
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↑写真右上の岩上の人物がマッチャン

マッチャンの岩のすぐ隣にある私の渡礁場所は平坦で広く、居住性は抜群。さらにチャカ付け場所の真下がイシダイのポイントだそう。遠投の釣りができない私にとってはこのことは実にありがたい。どうやらツキがきているようだ。マッチャンとは普段の行いの良さが違うということなのか・・・・!?


今回の餌は初使用のガンガゼ。
ガンガゼはウニ通しを使用して針にかけるのが一般的なので今回はイシダイ釣りにおいて一般的に使用されているワイヤーハリス仕掛けと結び目が大きくウニ通しを使用できないが普段私が島で使用し、使い慣れているケプラー仕掛けを交互に使うことにした。
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実釣の方は朝一からあたりまくる
まず顔をみせたのはヒブダイ(雄)
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ウェブの魚図鑑によると美味とのことだが色合いが悪すぎて全く食指が動かない。

お次はカンムリベラ。
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ウェブの魚図鑑によるとこれも美味らしいが造形がキモいので食欲はわかない。

そして定番外道のイラ
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ウェブ魚図鑑によると美味らしいが以下略。

あたりは延々と続くが全く本命が食ってこない。
本あたりと同時に根に入っていき、その後も根からの出入を繰り返す魚がきたので”すわ、本命!!”と意気込んだが、上がってがっかりヒブダイ(メス)。
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そのうち潮がうごかなくなるとエサ取りのあたりだけ活発になり、50個もあったガンガゼがあっという間に残り9個に。

磯あがり前一時間が潮替わりのタイミングでよさげだったのでここに残りのガンガゼを突っ込んだが結果はスカ。

本命を見ることができなかったのは残念だったが、今回は面白い発見があった。
それは魚が針掛かりしたのが全部ケプラー仕掛けであったということ。
ウニ通しを使用できないケプラー仕掛けはしっかり餌を掛けられるワイヤー仕掛けに比べてエサ持ちは悪いが、魚がエサを食んだ時に違和感をあたえにくいのかもしれない。
また今回置き竿には本あたりがこず、あたりが来た際手持ちでラインを送り込んでやることで全魚ヒットに至った。
これはやはり置き竿で横着をせず、魚と竿先を通した駆け引きをしながら釣ったほうが釣果がよくなるということだろう。

ちなみに終日ルアーで青物を狙ったマッチャンの釣果はイソゴンベ一匹。
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沖あがり後に、「あわよくば青物」と地磯でルアーをなげたが全くの無反応であった。

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