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高知遠征 2022-1-3

  • ジャンル:釣行記
  • (遠征)
10/13
高知遠征3日目。
当日は東からのうねりが入り、朝から夕方まで漸次波が高くなる予報が出ている。具体的には夕方の足摺岬南東部で3.5~4mほどの波予報。
こうなると狙いは本遠征のメインターゲットであるヒラスズキ一本であろう。
しかも、足摺岬東岸エリアはランガンスタイル私の最も得意とするシャローエリアの半磯半ゴロタが延々と続いている。 正に理想的展開。

「これはいい釣りができる!」
そんな期待感からついついローライト時間帯にフライング気味に竿を出し、早速ルアーをロスト。やはり人間はどこまでも感情で行動し、愚かな失敗をする。

朝一で入った釣り場は足摺岬南端近くの港横のゴロタ。
まだ波はそれほど高くないが、それでも約40m沖のブレイクラインから海岸線まではサラシで真っ白になっており、沖に向かって切れ込んだスリットではどこでもヒラスズキが弱ったベイトフィッシュを待ち構えて臨戦態勢に入っていそうだ。
そしてこちらの思惑通り釣り開始後すぐに12cmのFミノーにヒット。30~40cmのセイゴだったからか、掛かりが浅かったようでエラアライ一発でフックオフしてしまった。
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遠征初キャッチを逃したのは残念だが、当日の海況から予想するに、まだまだいくらでも魚は出そうなので、それほど悔しくはない。
「歩みを進めていけばこのポイントでも何匹か出るだろう・・・。」などと考えていたが、その後マッチャンにも私にもヒラスズキからのコンタクトはない。

一か所目から撤収し、昨年の高知遠征でヒラスズキが連発したポイントを二箇所回ってみる。
しかし、ここでも二人して全くの無反応。
お、おかしい・・・。
こんなはずはない!

波の高さだけでいえば昨年より良いはずだし、季節が異なるとはいえ同じところで同じような釣り方をしているのにこうも結果が違ってくるものなのか。
マッチャンはシャローの釣りづらさと三日間蓄積された釣れなさが相まってふてくされ気味だが、私としてはこの不可思議な高知の海に困惑といった感じ。


いくらシャローが高波に強いといえど、流石に限度というものがある。午後から来襲するという4m近い波をまともに受けるようでは釣りにならないだろうと考え、午後はうねりの影響が比較的小さくなる下ノ加江あたりへ北上。
しかしここでもあたりなし。

夕まずめの最終ポイントではもはやマッチャンはやる気を失っているが、わざわざ小笠原くんだりから高知の僻地まできている私としてはこの程度であきらめられるはずもない。

ポイントの入り口付近からうごかないマッチャンを差し置いてどんどん奥地まで侵入していく。
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ポイント入り口付近ではたいした波が来ていなかったが、岬を周り込むと良い波がきている。
ここで遠投で沖の岩周りを攻めている12cmのFミノーにあたり。
魚はいないことはないのだ。きっと夕まずめで食い気があがってきている。
絶好の波高であるこの日で釣れないようならこれ以降のヒラスズキの釣果は絶望的だろう。
どうしても一匹獲りたい!

波がもろにあたる場所まで出ると、高波に進行を阻まれ海岸に近づくことさえ出来なくなった。

帰り際にルアーを9cmのFミノーにサイズダウンし、来た道を折り返しながら特に良さそうだったポイントだけを撃っていく。もう日はだいぶ傾き、空は茜色に染まっている。

先ほどあたりがあった場所でサイズダウンしたミノーを通す。
リトリーブしているとルアーが岩に引っ掛かったような感触が伝わってきた。浅場ではよくあることだ。
竿を軽く煽り、ルアーを外そうとしたところ竿先の無機質な感覚に生命感が宿る。竿先が右、左と振られる。
魚だ!
魚が首を振っているのだ!!

竿をためると魚が走り出し、絞り込まれる。
「最後の最後でやったぞ!」
そう思った刹那、無情にもラインのテンションが失せた。
フックアウトであった。

夜の帳が下り、ライトで足元を照らしながら帰路に就ているとマッチャンと合流できた。既に車まで戻っているかと思っていたが、入り口付近で粘っていたらしい。
マッチャンはショゴを2匹釣ったそうだ。
とりあえず2人で丸坊主でなくて良かった。
 

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