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▼ Tulala スタッカート11fがリリースされました
- ジャンル:釣り具インプレ
Tulalaハーモニクス スタッカート11fが、リリースとなりました。
大変長らくお待たせしました♪

目指したのは、磯でのミノーイングロッドとして求める部分の、基礎レベルを上げていくロッドです。

ロッドの観点から突き詰めていくと、磯のスズキ釣りは矛盾の塊でした。
波の打ち付ける磯と言うフィールドの状況から考えれば、「長く固ければいいのでは・・・」と思われがちですが、それだけのロッドはルアーを適切にプレゼンテーションすることも出来ません。
かといって、スタッカート89のように、しなやかにイレギュラーをすべて吸収するようなアブソーバーだけでは、いとも簡単にファーストランで根に入られてしまいます。
必要なのは、魚の口を簡単に切らず、引き波に適応できるティップの入りと、掛けた後の強引なファイトに追従できるベリーからバットのトルクです。
ただ一つ、確定事項がありました。
ヒラスズキに使うミノーの多く、その重量は30g以下です。
これはキャストに求める最大負荷数の確定ともいえ、ロッドに必要なのは、正面からの強風と真後ろからの強風の幅に対しての許容値ともいえます。
30g以下のルアーで、常にタメを作れるか・・・です。
硬ければ硬いほど、適正なロッドの曲がりを生むためには、重たいルアーを必要としていきます。
もしくは、高精度なキャストフォームやパワーでカバーをするか。
ただ、磯において理想とするキャストフォームを維持することは、ほぼ不可能に近くなることを多くのアングラーは知っています。
そうすると、タメを作ることができるロッドの方が、最終的に幅広い条件で釣りが成立することに気が付きます。
正直、投げようと思えばどんな重さも投げられますが、距離・精度・安定感の要素をすべて揃えることは、現在の「ロッドの形」では叶えることはできません。
今回、磯のミノーイングロッドと言う理由は、実はこの問題をクリアすることができないと思ったからです。
ジグを使う釣りに合わせると、間違いなくミノーの釣りが破たんします。
その結果、どっちつかずになるぐらいなら、ミノーの釣りに合わせることにしました。
もちろんジグも40g程度までならば、重量と言う部分は問題なくキャストできますが、その後の「ジグを細かく動かしていく釣り」にはあまり向きません。
Rマジックのディアベイトや大型スプーンのように、リトリーブや流す釣りならば、むしろジグロッドよりもいいと思います。
ただ、狙ったのはあくまでもミノーイングです。
30g以下のルアーを快適に使えて、根から引きはがすパワーを備えつつも、引き波やバイトに追従できるティップの「良い塩梅」を探してました。

開発タックルのデータは以下です。
リール シマノ 4000XG
ライン PE1.5~2号
リーダー ナイロン25~40lb(基本30lb)1.5~2ヒロ
上記基準です。
シイラの時は6000番を使ったり。。。

思う事、書きたいことはたくさんあるのですが、なんかうまく言葉にできません。
それぐらい、今回の開発は必死に考えて悩んで、そして道が開けたテストが多かった気がします。
自分で言うのもなんですが、ヒラ竿のベーシック的な味付けだと思いますので、これから磯を始めるつもりのアングラーにも、お勧めできると思います。
安全に十分気を付けながら、素敵な釣りを楽しんでください。
その相棒としてスタッカート11fを選んで頂ければ、開発者として幸いかと思います。
最後になりましたが、外房のタケさんと伊豆のチャリ君。
この二人が居なければ、最後の一押しは出せなかったと思ってます。

房総から常に釣果を届けてくれたタケさん
いろんな意味で極限までロッドを虐めてくれたチャリ君ww
この二人、個人的に無理やりテストしてもらい、たくさんのヒントと自信を戴けました。
本当に感謝です。
ありがとうございました。
お買い求めは、お近くの釣具屋さんにてお願いいたします。
取扱い販売店に関しては、Tulalaへお問い合わせください
http://tulalajp.com
よろしくお願いいたします。
大変長らくお待たせしました♪

目指したのは、磯でのミノーイングロッドとして求める部分の、基礎レベルを上げていくロッドです。

ロッドの観点から突き詰めていくと、磯のスズキ釣りは矛盾の塊でした。
波の打ち付ける磯と言うフィールドの状況から考えれば、「長く固ければいいのでは・・・」と思われがちですが、それだけのロッドはルアーを適切にプレゼンテーションすることも出来ません。
かといって、スタッカート89のように、しなやかにイレギュラーをすべて吸収するようなアブソーバーだけでは、いとも簡単にファーストランで根に入られてしまいます。
必要なのは、魚の口を簡単に切らず、引き波に適応できるティップの入りと、掛けた後の強引なファイトに追従できるベリーからバットのトルクです。
ただ一つ、確定事項がありました。
ヒラスズキに使うミノーの多く、その重量は30g以下です。
これはキャストに求める最大負荷数の確定ともいえ、ロッドに必要なのは、正面からの強風と真後ろからの強風の幅に対しての許容値ともいえます。
30g以下のルアーで、常にタメを作れるか・・・です。
硬ければ硬いほど、適正なロッドの曲がりを生むためには、重たいルアーを必要としていきます。
もしくは、高精度なキャストフォームやパワーでカバーをするか。
ただ、磯において理想とするキャストフォームを維持することは、ほぼ不可能に近くなることを多くのアングラーは知っています。
そうすると、タメを作ることができるロッドの方が、最終的に幅広い条件で釣りが成立することに気が付きます。
正直、投げようと思えばどんな重さも投げられますが、距離・精度・安定感の要素をすべて揃えることは、現在の「ロッドの形」では叶えることはできません。
今回、磯のミノーイングロッドと言う理由は、実はこの問題をクリアすることができないと思ったからです。
ジグを使う釣りに合わせると、間違いなくミノーの釣りが破たんします。
その結果、どっちつかずになるぐらいなら、ミノーの釣りに合わせることにしました。
もちろんジグも40g程度までならば、重量と言う部分は問題なくキャストできますが、その後の「ジグを細かく動かしていく釣り」にはあまり向きません。
Rマジックのディアベイトや大型スプーンのように、リトリーブや流す釣りならば、むしろジグロッドよりもいいと思います。
ただ、狙ったのはあくまでもミノーイングです。
30g以下のルアーを快適に使えて、根から引きはがすパワーを備えつつも、引き波やバイトに追従できるティップの「良い塩梅」を探してました。

開発タックルのデータは以下です。
リール シマノ 4000XG
ライン PE1.5~2号
リーダー ナイロン25~40lb(基本30lb)1.5~2ヒロ
上記基準です。
シイラの時は6000番を使ったり。。。

思う事、書きたいことはたくさんあるのですが、なんかうまく言葉にできません。
それぐらい、今回の開発は必死に考えて悩んで、そして道が開けたテストが多かった気がします。
自分で言うのもなんですが、ヒラ竿のベーシック的な味付けだと思いますので、これから磯を始めるつもりのアングラーにも、お勧めできると思います。
安全に十分気を付けながら、素敵な釣りを楽しんでください。
その相棒としてスタッカート11fを選んで頂ければ、開発者として幸いかと思います。
最後になりましたが、外房のタケさんと伊豆のチャリ君。
この二人が居なければ、最後の一押しは出せなかったと思ってます。

房総から常に釣果を届けてくれたタケさん

この二人、個人的に無理やりテストしてもらい、たくさんのヒントと自信を戴けました。
本当に感謝です。
ありがとうございました。
お買い求めは、お近くの釣具屋さんにてお願いいたします。
取扱い販売店に関しては、Tulalaへお問い合わせください
http://tulalajp.com
よろしくお願いいたします。
- 2016年12月13日
- コメント(3)
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- kamikaze
完成おめでとうございます!
再来週やっちゃんに触らせてもらうんで楽しみにしています^_^
内部真也
島根県