プロフィール
工藤
その他
プロフィール詳細
カレンダー
検索
アーカイブ
アクセスカウンター
- 今日のアクセス:295
- 昨日のアクセス:331
- 総アクセス数:4615116
▼ 当たり針
- ジャンル:釣り具インプレ
冬はシーバスもハイシーズンですが、仕事もハイシーズンです(涙)
プラスチックの射出成型と金型を作る会社の営業部に所属しておりますが、なぜかw大型連休前は毎年忙しくなります。
それに加え、12月は忘年会も重なって来るので、しょうじき思いっきり釣りに行くことができません。
魚が南下して埼玉から遠いいフィールドでランカーが出るこの時期、できれば金曜夜出の日曜夕方帰りでスケジュールを組みたいのですが・・・
金曜夜に金型を取りに行くとか、土曜とかに忘年会入ったり・・・
まぁ、釣り人でありますが、それ以前に社会人なので仕方ありません。
我慢してワンナイト往復勝負で、房総方面とかに行ってます。
金曜夜出の土曜早朝帰り。
帰りの環状2号線の「一見緩そうで実は長く続くコーナー」がほんと危ないね(笑)
そんな土曜の午前中は死んだように眠り、午後からは子供たちとあっちこっちへ。

MTBを車に積んで、崖のある場所 近くの公園へ行きます(笑)

まぁ、ケガしない程度に、ほどほどに。
さて、冬にハイシーズンを迎えるのは、フィールドだけではありません。

この時期は空気が乾燥するので、ハンドメイドルアーを作るのにも適して、釣りに行けない土曜の夜は、作業部屋にこもってコツコツとルアーを作ってます。
スコッチを飲みながら♪
ハンドメイドルアーをこさえるスタンスは、ビルダーによってかなり大きく変わります。
もともとクラフトと言うものはそういう「扱い」で良いのですが、幸いにも私の周りには仕事としてルアー作りに携わる人が何人もいて、色々なことを参考程度に教えてくれます。
先日、そんなハンドメイドルアー談義をタケさん(Rマジック)とチャリ君(RINクラフト)としましたが、その中でもどうも私の作りかたがかけ離れているという事が判明しました。
わたしは、基本的に「同じものを複数個作る事、そして短時間で作るための工夫」を、ものすごく頑張るのです。
そう、まさに工数精査をやり、道具立てや重複作業のムダ取りに、かなり喜びを感じながらやっているのです。
ミノーならば、実釣できるクオリティー製品の最短リードタイムは4日(というか、2回の夜と4回の10分)で、それも同時進行で10本ぐらい行けます(笑)
まぁ、やり方は色々あるのですが、ナイフを一切使わないとか(爆)
で、そのやり方の話をワイワイとしていて、本物ルアービルダーのお二方の、笑いの泉から失笑を滾々と湧き出させてもらいました。
でも、さすがだな~と思ったのは、二人とも「まじか!ww」と言いますが、否定は絶対にしないのです。
彼らの求めるハンドメイドとは真逆に居るのに、「ハンドメイドはこうあるべき論」を一切押し付けることなく、「おそらく職業柄や生き方だ」と言う部分に話が落ち着き、彼らの作り方を本当に惜しげもなく教えてくれました。
その話の中で、タケさんが言った一言が、大きなインパクトを与えてくれました。
「ハンドメイドの楽しみの一つは、当たり針が生まれる事なんだと思うんだよね。同じものなのになぜかよく釣れるルアーってあるじゃん。」
あ、ある。
それ、あるよね!!
ハンドメイドルアーは工業製品ではないのかもしれない。
基本的に私は、「製品がいかにバラつかない様に作れるか」が、正義だと思って仕事をしている。
一つの図面から生み出す製品は、限りなくすべて同じクオリティーであるべきだと。
そう考えると、逆立ちしても何しても、実は絶対に樹脂製のルアーには、ウッドでメイクしたルアーは敵わないのだ。
樹脂屋が言うから間違いないよw
じゃぁ、ハンドメイドのウッドルアーって何なんだろうか・・・という疑問はあった。
味があるとか、所有欲とか、そういうものではなく、釣るための釣りの道具として。
私はそこに、「自分で作る楽しみ」や「魚釣りを最初から最後まで、自己完結できる」とか、「ルアーの勉強」というものを持ち込んできた。
あともう一つ、「ウッドルアーは、腐る」と言うメリットも感じている。
その為に、製品として出きる限り「同じクオリティーを再現すること」の難しさとそれに挑むのが当たり前で、みんな(ビルダー)もそういう所に苦労しているのだと思っていた。
だけどタケさんは言った。
「もちろん、同じように作るし、その努力はしてきた。今でもナイフ一本で全く同じ形状を削り出す技術は自信がある。でも、それでも、絶対に同じものはできないのがハンドメイドルアーだと。たとえ泳ぎが一緒でも、当たり針が生まれるのは事実だね。」
そう、これは実は樹脂ルアーでもあり得るのだ。
理由はいろいろあるが。。。
「なぜか?このルアーが良く釣れるんだよね・・・」と感じたルアーは、この40年で何回か出逢ってきた。
ちなみに私はメモリアルルアーを保管する性格ではないため、そういうルアーは使い倒され手元には残りませんがw
まぁでも、本当に、凄い話を聞いたなと思う。
そうか、当たり針か。。。
プロのビルダーとして長い歴史を持つ彼ゆえの、覚悟というかプライドと言うか、やっぱり作りは生き方が出るんだな~と。
今夜も多くのビルダーが、バルサを削ると思う。
私もスコッチをチビチビとやりながら、粉まみれになる。
作り方も生き方も違うけど、実は絶対的な一つの共通する思いがある。
このルアーで釣れると良いな♪
プラスチックの射出成型と金型を作る会社の営業部に所属しておりますが、なぜかw大型連休前は毎年忙しくなります。
それに加え、12月は忘年会も重なって来るので、しょうじき思いっきり釣りに行くことができません。
魚が南下して埼玉から遠いいフィールドでランカーが出るこの時期、できれば金曜夜出の日曜夕方帰りでスケジュールを組みたいのですが・・・
金曜夜に金型を取りに行くとか、土曜とかに忘年会入ったり・・・
まぁ、釣り人でありますが、それ以前に社会人なので仕方ありません。
我慢してワンナイト往復勝負で、房総方面とかに行ってます。
金曜夜出の土曜早朝帰り。
帰りの環状2号線の「一見緩そうで実は長く続くコーナー」がほんと危ないね(笑)
そんな土曜の午前中は死んだように眠り、午後からは子供たちとあっちこっちへ。

MTBを車に積んで、

まぁ、ケガしない程度に、ほどほどに。
さて、冬にハイシーズンを迎えるのは、フィールドだけではありません。

この時期は空気が乾燥するので、ハンドメイドルアーを作るのにも適して、釣りに行けない土曜の夜は、作業部屋にこもってコツコツとルアーを作ってます。
スコッチを飲みながら♪
ハンドメイドルアーをこさえるスタンスは、ビルダーによってかなり大きく変わります。
もともとクラフトと言うものはそういう「扱い」で良いのですが、幸いにも私の周りには仕事としてルアー作りに携わる人が何人もいて、色々なことを参考程度に教えてくれます。
先日、そんなハンドメイドルアー談義をタケさん(Rマジック)とチャリ君(RINクラフト)としましたが、その中でもどうも私の作りかたがかけ離れているという事が判明しました。
わたしは、基本的に「同じものを複数個作る事、そして短時間で作るための工夫」を、ものすごく頑張るのです。
そう、まさに工数精査をやり、道具立てや重複作業のムダ取りに、かなり喜びを感じながらやっているのです。
ミノーならば、実釣できるクオリティー製品の最短リードタイムは4日(というか、2回の夜と4回の10分)で、それも同時進行で10本ぐらい行けます(笑)
まぁ、やり方は色々あるのですが、ナイフを一切使わないとか(爆)
で、そのやり方の話をワイワイとしていて、本物ルアービルダーのお二方の、笑いの泉から失笑を滾々と湧き出させてもらいました。
でも、さすがだな~と思ったのは、二人とも「まじか!ww」と言いますが、否定は絶対にしないのです。
彼らの求めるハンドメイドとは真逆に居るのに、「ハンドメイドはこうあるべき論」を一切押し付けることなく、「おそらく職業柄や生き方だ」と言う部分に話が落ち着き、彼らの作り方を本当に惜しげもなく教えてくれました。
その話の中で、タケさんが言った一言が、大きなインパクトを与えてくれました。
「ハンドメイドの楽しみの一つは、当たり針が生まれる事なんだと思うんだよね。同じものなのになぜかよく釣れるルアーってあるじゃん。」
あ、ある。
それ、あるよね!!
ハンドメイドルアーは工業製品ではないのかもしれない。
基本的に私は、「製品がいかにバラつかない様に作れるか」が、正義だと思って仕事をしている。
一つの図面から生み出す製品は、限りなくすべて同じクオリティーであるべきだと。
そう考えると、逆立ちしても何しても、実は絶対に樹脂製のルアーには、ウッドでメイクしたルアーは敵わないのだ。
樹脂屋が言うから間違いないよw
じゃぁ、ハンドメイドのウッドルアーって何なんだろうか・・・という疑問はあった。
味があるとか、所有欲とか、そういうものではなく、釣るための釣りの道具として。
私はそこに、「自分で作る楽しみ」や「魚釣りを最初から最後まで、自己完結できる」とか、「ルアーの勉強」というものを持ち込んできた。
あともう一つ、「ウッドルアーは、腐る」と言うメリットも感じている。
その為に、製品として出きる限り「同じクオリティーを再現すること」の難しさとそれに挑むのが当たり前で、みんな(ビルダー)もそういう所に苦労しているのだと思っていた。
だけどタケさんは言った。
「もちろん、同じように作るし、その努力はしてきた。今でもナイフ一本で全く同じ形状を削り出す技術は自信がある。でも、それでも、絶対に同じものはできないのがハンドメイドルアーだと。たとえ泳ぎが一緒でも、当たり針が生まれるのは事実だね。」
そう、これは実は樹脂ルアーでもあり得るのだ。
理由はいろいろあるが。。。
「なぜか?このルアーが良く釣れるんだよね・・・」と感じたルアーは、この40年で何回か出逢ってきた。
ちなみに私はメモリアルルアーを保管する性格ではないため、そういうルアーは使い倒され手元には残りませんがw
まぁでも、本当に、凄い話を聞いたなと思う。
そうか、当たり針か。。。
プロのビルダーとして長い歴史を持つ彼ゆえの、覚悟というかプライドと言うか、やっぱり作りは生き方が出るんだな~と。
今夜も多くのビルダーが、バルサを削ると思う。
私もスコッチをチビチビとやりながら、粉まみれになる。
作り方も生き方も違うけど、実は絶対的な一つの共通する思いがある。
このルアーで釣れると良いな♪
- 2016年12月9日
- コメント(5)
コメントを見る
シマノ(SHIMANO) リール メンテナンス スプレー 2本セット(オイル&グリース) SP-003H 890078
posted with amazlet at 17.11.29
SHIMANO(シマノ)
fimoニュース
登録ライター
- バチ戦線異常アリ
- 10 時間前
- rattleheadさん
- たけのこのこのこ2025 #2
- 3 日前
- はしおさん
- 『マイクロベイト』 2025/4/25…
- 6 日前
- hikaruさん
- ラッキークラフト:ワンダー50
- 7 日前
- ichi-goさん
- 釣りを辞めることと釣りのゲー…
- 19 日前
- BlueTrainさん
本日のGoodGame
シーバス
-
- 貴重なバイトをモノにできるか⁉︎
- JUMPMAN
-
- ラッキー!
- kamikaze
自分は建設業で施工の管理業務をする現場監督ですがビルやマンション、木造からコンクリートまで駆使して建物を作りますが品質は工業製品クオリティーの均一性を目指し仕上げやディティール等の納まりはまた多種多様で別問題。
でもカテゴリーは違えどモノ作りの中では同じような気がします(^o^ゞ
エイジ
神奈川県