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▼ メッキのはずがヒラセイゴの祭り
秋も深まってまいりました。と言うよりも暦の上ではもう冬なんですね。朝夕の寒さが身に沁みます。
先週半ばから今週初頭にかけて、仕事が立て込んでしまいました。昨日やっと丸ごと一日休みにできたので、早速釣りに出かけたわけです。前日までバタバタしていたので、当然無計画な釣りになりました。なので今回もお気楽に湘南でライトタックルゲームです。今年はどうも海の様子が例年と違っていて、相変わらずサーフでワカシ・イナダが釣れています。知り合いの話によると、相模湾全域がそんな感じらしく、「こんなところで!?」ってなシャローポイントでもイナダクラスが食ってきてしまうそうです。私自身も前回の湘南釣行でイナダクラスを獲りました。なので今回も本命はメッキ、あわよくば青物もターゲットに出かけたわけです。
予報では、朝方は北の風1~2m/s。波の高さ1m。平塚沖の観測機が修復したことを知らずに確認しないで出かけました。この風向きと波の予報なら問題なかろうと高を括って出かけてみれば…
荒れてますorz
現地到着はちょうど6:00頃。いつもスタート地点に決めている護岸には知り合いのアングラーが既に入っていましたが、フラットフィッシュからの反応はないそうで、早々に引き上げて行きました。水の色も…良くはないですね。先月末の台風後みたいな酷い濁りは流石に取れているけど、メッキにはもう一つ好んでもらえそうにない潮の色。
朝マズメのゴールデンタイムです。青物にも大いに期待していたのですが、開始から30分以上サーチするも全く反応がありません。護岸廻りにはハクと思しき極めて小さなベイトの群れが見えるのですが…フィッシュイーターは入っていないようです。セイゴくらいは釣れるだろうと思っていたのに肩透かしを食らいました。どうも釣れる気がしなくなってきたので移動。
今回は折り畳み式の自転車は持って行きませんでした。恐らく定番にしているポイントをいくつか打って行けば釣れるだろうと思い込んでいたわけです。しかしここまで海が荒れていると、本来なら長い距離を移動しながら釣れそうなところをピンポイントで打って行く必要があるのです。自転車を持って来なかったことを大いに後悔。とぼとぼと海岸を歩き、途中のテトラ帯周りをチェックしてみたりしますが、やっぱり釣れる気がしません。なのでひたすら歩いて次の護岸で勝負をかけることに。
ところが到着した護岸の方も大荒れで、まともに波を被っています。必然的に釣りができる箇所が限定されるわけです。普段なら地元の餌釣り師を含めたアングラーが均等に並んでいるこの護岸も、その姿はまばら。先行の青物狙いのルアーマンにお話を伺うと、時折ダツが当たってくるくらいで、全くの不発だとか。これは厳しそう。
まあとにかくここまで歩いてきたのだし、私も釣りが出来そうな個所を探して釣り始めます。時折やってくるセット波が怖いのでかなり引いた位置からの釣りです。非常に釣り辛い。それでも定番にしているSMITH/D-CONTACT50チャートカラーを投入。実はこのルアー、3年くらい前から使っています。何故か無くならないのです。既に塗装は剥げ掛かり、目玉の片方も失っています。でもこいつは購入したばかりの日にホゲ寸前の時間にメッキを連れてきてくれたり、2年前には70㎝オーバーのシーバスを釣ったりと、大活躍なのでした。ちょっと荒れると潮の色が悪くなる湘南では、チャートカラーは視認性が高くて魚にも人にも分かりやすい。なので私は多用するカラーなのです。いつ無くしても良いように、全く同じカラーのD-CONを常備していたのですが、ついに3年近く出番がありませんでした^^;
そのD-CONをカレントとなっている箇所に投入。潮を被るので立ち位置が悪く、カレントと平行にルアーを通すことができません。それでもカウントダウンに合わせてドリフト気味にルアーを送り込み、いつものように振り幅の大きい連続トゥイッチに移行すると、カツン!と明らかな生命反応が出ました。この当たり方は恐らくセイゴ。海が荒れているのでなんとなく予感がありましたが、メッキというよりもシーバス日和のようです。そこでそのセイゴを獲るためにカウントダウン後大きく2回ほどトゥイッチを入れた後、ロングジャークで誘います。トゥイッチでもジャークでもそうですが、必ずラインスラックを出すことを意識してルアーをイレギュラーダートさせる事がキモになります。そしてメッキ狙いの時のような激しい動かし方はせず、食う間を与えることが必要。すると3回目くらいのジャークでガツン!
こいつは緩めに設定してあったドラグを心地よく鳴かせてボトムに突っ込みました。一瞬メッキか?と勘違いしましたが、上がってきた魚は…
ヒラセイゴでした。25㎝くらい。
ヒラセイゴはマルに比べて引きが強いですね。この日は海が荒れていたので引き波の力も強くて、普段よりも魚の引きが強く感じます。
そんな感じで少しずつ立ち位置を変えながらヒラセイゴを拾っていきます。アベレージサイズは25㎝くらいですが、メッキが釣れない中、遊んでくれる貴重なターゲットです。写真の魚を釣った後、3尾ほど連発し、内2尾をゲットしましたが、皆さん写真を撮ろうと濡れている箇所を探して横たえた途端に暴れだし、フックから外れて海にお帰りになりました。バーブレスフックに変更しているのでこんなことも起こります^^;
ヒラセイゴも群れでスクーリングしているようです。バタバタっと釣れたかと思うと、急に沈黙します。なので私も少しずつ移動しながら群れを探します。
そして護岸に当たる波で小さくサラシが出ている箇所がありました。いかにもヒラスズキが好みそう。その奥の方に先程と同じD-CONを投入します。
こんな感じの風景。
5カウントくらいさせたところでイレギュラーダートさせることを意識して大きくトゥイッチ。その後一瞬の間を与えてジャーク。再びポーズを取ると、ルアーがひったくられました!ヒット!
こいつは今までヒットさせた魚に比べると格段に引きが強いです。ドラグは緩めに設定していたのでズルズルとラインが引っ張り出されてしまいます。少々締め込んで応戦。シモリに突っ込まれると厄介なので、少々強引ですが浮かしにかかります。するとジャンプ。明らかにそれまでの魚に比べてふた回りくらい大きい。フックはバーブレス。ジャンプを繰り返されるとフックアウトしそうなので早く勝負を決めたかったのですが、運悪くセット波が来てしまいました。一旦ドラグを緩め、しかしテンションを抜かないようにラインを張った状態で後ろに下がり、ロッドを高く上げて耐えます。まともに飛沫を被って頭からびしょ濡れ。それでもフックアウトはしませんでした。波が引いたところで一気にラインを巻き取り、そしてリーダーを掴んで抜き上げます。
ファイト中はもっと大きいと思ったけど、ランディングしてみたらそれほどでもなかった。ちょうど40㎝くらい。ギリギリでフッコと呼んで欲しい大きさ^^;
私のタックルセッティングの中で、ラインやリーダーが太すぎるのではないか?と思われる方がいらっしゃると思います。実際、メッキを釣るにはオーバーパワーなんです。しかしこのように、私が釣っているポイントではシーバスやイナダなどの青物も釣れてしまうので、少々太目にしています。それでも釣れる時は問題なく釣れますので。ただしシーズン後半になって、メッキがボトム付近に張り付くようになると、太すぎるPEラインではルアーが浮き上がりやすくなってしまうので、細めが有利になります。
それにしてもナイスファイトでした。大きくジャンプを繰り返すマルのファイトも楽しいけど、トルクフルに突っ込むヒラのファイトスタイルも素晴らしい。ライトタックルだと、これくらいのサイズのシーバスでも十分に楽しめます。
この後ちょっと休憩しつつ、極楽とんぼさんにメールを入れますと、後ほど合流できますとのこと^^
しばらくの間はこの護岸で粘ってみましたが、やっぱり釣れるのは…
ヒラセイゴ^^;
カメラも潮を被ってレンズに水が付いていたみたいですね。ちょっとピンぼけしています。防水付きカメラじゃなければ先ほど被った波でイチコロだったかも。
その後も移動しつつサーチしますが、本命はメッキなのです。なんとかメッキが釣れるポイントはないものかと再び移動。この護岸から離れ、サーフを攻めて見ることに。
ところがサーフも波が高かったorz
歩きで移動できる範囲なので海域は全く同じ。なので当然といえば当然なのですが。今回はサーフィン日和ですね。サーファー達は楽しそうに波に乗っていました。
海は荒れていますが、風は相変わらずフォローです。キャストはしやすい。荒れていても魚が回遊してくれさえすれば釣れるはずなので、ここでもランガンスタイルでサーチします。するとキャスト後のフォール中にカツン!とバイト。合わせを入れるとヒット!こいつは重みがあって、結構引きます。でもメッキではなさそう。一体何を掛けたのか?波打ち際まで寄せてみると、なんだか丸っこいシルエット。メッキか?…
クサフグだったorz
こんなに引くクサフグは初めて。こいつも波に乗ると結構引くんですね。それにしても驚きは、しっかりルアーを食いに来ていること。相当な悪食ですね。
結局サーフでも不発でした。潮止まりの時間を迎えたため。もう一度先ほどの護岸まで移動して朝飯のサンドイッチを食べます。のんびり海の状態を観察しながら休憩。相変わらずセット波が定期的に押し寄せて護岸の上で砕けます。
その迫力ある風景を写真に収めたかったのですが、カメラを構えながら大きな波がやってくるのを待つのって怖い!へっぴり腰で撮っているので、今ひとつその凄さが伝わる写真になっていませんね^^;
しばらくすると極楽とんぼさんも合流しました。二人で護岸をサーチしますが、やはりメッキからの反応はありません。その代わり再びセイゴの群れが回ってきたようで、バイトが頻発します。大きなトゥイッチでアピールし、ジャークで見せて間合いで食わす。このパターンがはまります。
Jackson/Pin tail tune 6で20㎝くらいのチビちゃんを皮切りに…
30㎝くらいのヒラセイゴ。
そして続けざまに…
やはり30㎝くらいのヒラセイゴ。銀ピカで実に美しい!
本当はメッキと青物を狙いに来たのだけれど、いつしかヒラセイゴ祭りになってしまいました^^;
このひと時は入れ掛りになりましたが、そうなると釣り方が雑になってバラシが頻発します。ヒットさせた魚の半分もピックアップできていませんでした。反省。
こんな状態が30分以上続きましたが、ぴたりとバイトが止まりました。群れが移動したようです。私たちもこまめに移動してキャストを繰り返しますが、全く釣れませんorz
午後に入り、気温も急上昇。ウエーダーにレインウエアーの私は暑くてたまりません。
相変わらず海は荒れています。
困るのはキャストした直後に、セット波が立ち上がった時。ルアーを回収する間もなく後ろに下がらなければなりません。ロッドを高く持ち上げて根掛りしないようにかわそうとするのですが、手前側のシモリに巻かれてしまいました。波が引いたタイミングで前へ出てなんとか回収しようとしましたが、PEラインが護岸に張り付いた貝に絡まって、それを外そうとした途端にプツリ!
○| ̄|_
ついに3年間も使い続けたD-CON殉職です。調子の良いルアーに限ってロストしますよorz
こんな状況なので“ここ!”というポイントには必ず餌釣り師を含めたアングラーが入っていて、朝一番で入った護岸には驚いたことに4人ものアングラーが入っていました。到底釣りになりそうにありません。結局大きくポイントを変えて、今シーズンはまだほとんど釣りをしていない護岸に出向いてみましたが、案の定不発。
結局午後はまともな釣りにならないまま、14:00頃撤収することに。
今回は予想以上に海が荒れていて、非常に苦労しました。結局メッキは釣ることができないまま終了となりました。まだメッキは所定の箇所に固まっているわけではなさそうです。海の状況に応じて回遊しているのでしょう。
今後どのようになっていくかは全く想像できませんが、少なくとも昨年や一昨年よりは状況は良いのではないかと感じています。安定して数が釣れるようになるには、とにかく海が穏やかになってくれさえすれば…というところでしょうか。
【Tackle Data】
Rod :Angler's Republic/PALMS ELUA SFGS-69UL-TW
Reel :Shimano/Vanquish 2000S
Line :PE#0.6
Leader:Nylon 12LB
Lure :SMITH/D-CONTACT50
SMITH/D-CONTACTⅡ50
SMITH/AKM48
Jackson/Pin tail tune 6
Jackson/Trout Tune HW
Water Land/JEAK SONIC 55
さて、早めに切り上げたのでラーメンを食って帰ることにしました。湘南で釣りをする時にはよく利用している寒川の『大正麺業』です。
「焼メン 並(750円)」
この店の一番人気は『味噌ラーメン』で、私もよく食べています。その味噌ラーメンの麺をミンチ肉と一緒に濃口のソースで炒め、大量のキャベツみじん切りを載せ、ケチャップとマヨネーズをぶっ掛けるという何ともジャンクな一品。コテコテのソース焼きそばだと思って頂ければ間違いありません。
あまりの凄さに極楽とんぼさんは引いていましたが、一度食べるとクセになる味です。中華スープを付けてくれるところがありがたい。以前にも日記で紹介しました。その頃はこいつの大盛を普通に食べていたんだよな…今は並で十分です^^;
【店データ】
『大正麺業』
住所:神奈川県高座郡寒川町一之宮3-15-12
電話:0467-75-4041
定休:無休
時間:11:00-15:00 18:00-23:00
さて、金曜日の夜は釣友のMさんが、アジングに連れて行ってくださることになりました。今から楽しみです。
先週半ばから今週初頭にかけて、仕事が立て込んでしまいました。昨日やっと丸ごと一日休みにできたので、早速釣りに出かけたわけです。前日までバタバタしていたので、当然無計画な釣りになりました。なので今回もお気楽に湘南でライトタックルゲームです。今年はどうも海の様子が例年と違っていて、相変わらずサーフでワカシ・イナダが釣れています。知り合いの話によると、相模湾全域がそんな感じらしく、「こんなところで!?」ってなシャローポイントでもイナダクラスが食ってきてしまうそうです。私自身も前回の湘南釣行でイナダクラスを獲りました。なので今回も本命はメッキ、あわよくば青物もターゲットに出かけたわけです。
予報では、朝方は北の風1~2m/s。波の高さ1m。平塚沖の観測機が修復したことを知らずに確認しないで出かけました。この風向きと波の予報なら問題なかろうと高を括って出かけてみれば…
荒れてますorz
現地到着はちょうど6:00頃。いつもスタート地点に決めている護岸には知り合いのアングラーが既に入っていましたが、フラットフィッシュからの反応はないそうで、早々に引き上げて行きました。水の色も…良くはないですね。先月末の台風後みたいな酷い濁りは流石に取れているけど、メッキにはもう一つ好んでもらえそうにない潮の色。
朝マズメのゴールデンタイムです。青物にも大いに期待していたのですが、開始から30分以上サーチするも全く反応がありません。護岸廻りにはハクと思しき極めて小さなベイトの群れが見えるのですが…フィッシュイーターは入っていないようです。セイゴくらいは釣れるだろうと思っていたのに肩透かしを食らいました。どうも釣れる気がしなくなってきたので移動。
今回は折り畳み式の自転車は持って行きませんでした。恐らく定番にしているポイントをいくつか打って行けば釣れるだろうと思い込んでいたわけです。しかしここまで海が荒れていると、本来なら長い距離を移動しながら釣れそうなところをピンポイントで打って行く必要があるのです。自転車を持って来なかったことを大いに後悔。とぼとぼと海岸を歩き、途中のテトラ帯周りをチェックしてみたりしますが、やっぱり釣れる気がしません。なのでひたすら歩いて次の護岸で勝負をかけることに。
ところが到着した護岸の方も大荒れで、まともに波を被っています。必然的に釣りができる箇所が限定されるわけです。普段なら地元の餌釣り師を含めたアングラーが均等に並んでいるこの護岸も、その姿はまばら。先行の青物狙いのルアーマンにお話を伺うと、時折ダツが当たってくるくらいで、全くの不発だとか。これは厳しそう。
まあとにかくここまで歩いてきたのだし、私も釣りが出来そうな個所を探して釣り始めます。時折やってくるセット波が怖いのでかなり引いた位置からの釣りです。非常に釣り辛い。それでも定番にしているSMITH/D-CONTACT50チャートカラーを投入。実はこのルアー、3年くらい前から使っています。何故か無くならないのです。既に塗装は剥げ掛かり、目玉の片方も失っています。でもこいつは購入したばかりの日にホゲ寸前の時間にメッキを連れてきてくれたり、2年前には70㎝オーバーのシーバスを釣ったりと、大活躍なのでした。ちょっと荒れると潮の色が悪くなる湘南では、チャートカラーは視認性が高くて魚にも人にも分かりやすい。なので私は多用するカラーなのです。いつ無くしても良いように、全く同じカラーのD-CONを常備していたのですが、ついに3年近く出番がありませんでした^^;
そのD-CONをカレントとなっている箇所に投入。潮を被るので立ち位置が悪く、カレントと平行にルアーを通すことができません。それでもカウントダウンに合わせてドリフト気味にルアーを送り込み、いつものように振り幅の大きい連続トゥイッチに移行すると、カツン!と明らかな生命反応が出ました。この当たり方は恐らくセイゴ。海が荒れているのでなんとなく予感がありましたが、メッキというよりもシーバス日和のようです。そこでそのセイゴを獲るためにカウントダウン後大きく2回ほどトゥイッチを入れた後、ロングジャークで誘います。トゥイッチでもジャークでもそうですが、必ずラインスラックを出すことを意識してルアーをイレギュラーダートさせる事がキモになります。そしてメッキ狙いの時のような激しい動かし方はせず、食う間を与えることが必要。すると3回目くらいのジャークでガツン!
こいつは緩めに設定してあったドラグを心地よく鳴かせてボトムに突っ込みました。一瞬メッキか?と勘違いしましたが、上がってきた魚は…
ヒラセイゴでした。25㎝くらい。
ヒラセイゴはマルに比べて引きが強いですね。この日は海が荒れていたので引き波の力も強くて、普段よりも魚の引きが強く感じます。
そんな感じで少しずつ立ち位置を変えながらヒラセイゴを拾っていきます。アベレージサイズは25㎝くらいですが、メッキが釣れない中、遊んでくれる貴重なターゲットです。写真の魚を釣った後、3尾ほど連発し、内2尾をゲットしましたが、皆さん写真を撮ろうと濡れている箇所を探して横たえた途端に暴れだし、フックから外れて海にお帰りになりました。バーブレスフックに変更しているのでこんなことも起こります^^;
ヒラセイゴも群れでスクーリングしているようです。バタバタっと釣れたかと思うと、急に沈黙します。なので私も少しずつ移動しながら群れを探します。
そして護岸に当たる波で小さくサラシが出ている箇所がありました。いかにもヒラスズキが好みそう。その奥の方に先程と同じD-CONを投入します。
こんな感じの風景。
5カウントくらいさせたところでイレギュラーダートさせることを意識して大きくトゥイッチ。その後一瞬の間を与えてジャーク。再びポーズを取ると、ルアーがひったくられました!ヒット!
こいつは今までヒットさせた魚に比べると格段に引きが強いです。ドラグは緩めに設定していたのでズルズルとラインが引っ張り出されてしまいます。少々締め込んで応戦。シモリに突っ込まれると厄介なので、少々強引ですが浮かしにかかります。するとジャンプ。明らかにそれまでの魚に比べてふた回りくらい大きい。フックはバーブレス。ジャンプを繰り返されるとフックアウトしそうなので早く勝負を決めたかったのですが、運悪くセット波が来てしまいました。一旦ドラグを緩め、しかしテンションを抜かないようにラインを張った状態で後ろに下がり、ロッドを高く上げて耐えます。まともに飛沫を被って頭からびしょ濡れ。それでもフックアウトはしませんでした。波が引いたところで一気にラインを巻き取り、そしてリーダーを掴んで抜き上げます。
ファイト中はもっと大きいと思ったけど、ランディングしてみたらそれほどでもなかった。ちょうど40㎝くらい。ギリギリでフッコと呼んで欲しい大きさ^^;
私のタックルセッティングの中で、ラインやリーダーが太すぎるのではないか?と思われる方がいらっしゃると思います。実際、メッキを釣るにはオーバーパワーなんです。しかしこのように、私が釣っているポイントではシーバスやイナダなどの青物も釣れてしまうので、少々太目にしています。それでも釣れる時は問題なく釣れますので。ただしシーズン後半になって、メッキがボトム付近に張り付くようになると、太すぎるPEラインではルアーが浮き上がりやすくなってしまうので、細めが有利になります。
それにしてもナイスファイトでした。大きくジャンプを繰り返すマルのファイトも楽しいけど、トルクフルに突っ込むヒラのファイトスタイルも素晴らしい。ライトタックルだと、これくらいのサイズのシーバスでも十分に楽しめます。
この後ちょっと休憩しつつ、極楽とんぼさんにメールを入れますと、後ほど合流できますとのこと^^
しばらくの間はこの護岸で粘ってみましたが、やっぱり釣れるのは…
ヒラセイゴ^^;
カメラも潮を被ってレンズに水が付いていたみたいですね。ちょっとピンぼけしています。防水付きカメラじゃなければ先ほど被った波でイチコロだったかも。
その後も移動しつつサーチしますが、本命はメッキなのです。なんとかメッキが釣れるポイントはないものかと再び移動。この護岸から離れ、サーフを攻めて見ることに。
ところがサーフも波が高かったorz
歩きで移動できる範囲なので海域は全く同じ。なので当然といえば当然なのですが。今回はサーフィン日和ですね。サーファー達は楽しそうに波に乗っていました。
海は荒れていますが、風は相変わらずフォローです。キャストはしやすい。荒れていても魚が回遊してくれさえすれば釣れるはずなので、ここでもランガンスタイルでサーチします。するとキャスト後のフォール中にカツン!とバイト。合わせを入れるとヒット!こいつは重みがあって、結構引きます。でもメッキではなさそう。一体何を掛けたのか?波打ち際まで寄せてみると、なんだか丸っこいシルエット。メッキか?…
クサフグだったorz
こんなに引くクサフグは初めて。こいつも波に乗ると結構引くんですね。それにしても驚きは、しっかりルアーを食いに来ていること。相当な悪食ですね。
結局サーフでも不発でした。潮止まりの時間を迎えたため。もう一度先ほどの護岸まで移動して朝飯のサンドイッチを食べます。のんびり海の状態を観察しながら休憩。相変わらずセット波が定期的に押し寄せて護岸の上で砕けます。
その迫力ある風景を写真に収めたかったのですが、カメラを構えながら大きな波がやってくるのを待つのって怖い!へっぴり腰で撮っているので、今ひとつその凄さが伝わる写真になっていませんね^^;
しばらくすると極楽とんぼさんも合流しました。二人で護岸をサーチしますが、やはりメッキからの反応はありません。その代わり再びセイゴの群れが回ってきたようで、バイトが頻発します。大きなトゥイッチでアピールし、ジャークで見せて間合いで食わす。このパターンがはまります。
Jackson/Pin tail tune 6で20㎝くらいのチビちゃんを皮切りに…
30㎝くらいのヒラセイゴ。
そして続けざまに…
やはり30㎝くらいのヒラセイゴ。銀ピカで実に美しい!
本当はメッキと青物を狙いに来たのだけれど、いつしかヒラセイゴ祭りになってしまいました^^;
このひと時は入れ掛りになりましたが、そうなると釣り方が雑になってバラシが頻発します。ヒットさせた魚の半分もピックアップできていませんでした。反省。
こんな状態が30分以上続きましたが、ぴたりとバイトが止まりました。群れが移動したようです。私たちもこまめに移動してキャストを繰り返しますが、全く釣れませんorz
午後に入り、気温も急上昇。ウエーダーにレインウエアーの私は暑くてたまりません。
相変わらず海は荒れています。
困るのはキャストした直後に、セット波が立ち上がった時。ルアーを回収する間もなく後ろに下がらなければなりません。ロッドを高く持ち上げて根掛りしないようにかわそうとするのですが、手前側のシモリに巻かれてしまいました。波が引いたタイミングで前へ出てなんとか回収しようとしましたが、PEラインが護岸に張り付いた貝に絡まって、それを外そうとした途端にプツリ!
○| ̄|_
ついに3年間も使い続けたD-CON殉職です。調子の良いルアーに限ってロストしますよorz
こんな状況なので“ここ!”というポイントには必ず餌釣り師を含めたアングラーが入っていて、朝一番で入った護岸には驚いたことに4人ものアングラーが入っていました。到底釣りになりそうにありません。結局大きくポイントを変えて、今シーズンはまだほとんど釣りをしていない護岸に出向いてみましたが、案の定不発。
結局午後はまともな釣りにならないまま、14:00頃撤収することに。
今回は予想以上に海が荒れていて、非常に苦労しました。結局メッキは釣ることができないまま終了となりました。まだメッキは所定の箇所に固まっているわけではなさそうです。海の状況に応じて回遊しているのでしょう。
今後どのようになっていくかは全く想像できませんが、少なくとも昨年や一昨年よりは状況は良いのではないかと感じています。安定して数が釣れるようになるには、とにかく海が穏やかになってくれさえすれば…というところでしょうか。
【Tackle Data】
Rod :Angler's Republic/PALMS ELUA SFGS-69UL-TW
Reel :Shimano/Vanquish 2000S
Line :PE#0.6
Leader:Nylon 12LB
Lure :SMITH/D-CONTACT50
SMITH/D-CONTACTⅡ50
SMITH/AKM48
Jackson/Pin tail tune 6
Jackson/Trout Tune HW
Water Land/JEAK SONIC 55
さて、早めに切り上げたのでラーメンを食って帰ることにしました。湘南で釣りをする時にはよく利用している寒川の『大正麺業』です。
「焼メン 並(750円)」
この店の一番人気は『味噌ラーメン』で、私もよく食べています。その味噌ラーメンの麺をミンチ肉と一緒に濃口のソースで炒め、大量のキャベツみじん切りを載せ、ケチャップとマヨネーズをぶっ掛けるという何ともジャンクな一品。コテコテのソース焼きそばだと思って頂ければ間違いありません。
あまりの凄さに極楽とんぼさんは引いていましたが、一度食べるとクセになる味です。中華スープを付けてくれるところがありがたい。以前にも日記で紹介しました。その頃はこいつの大盛を普通に食べていたんだよな…今は並で十分です^^;
【店データ】
『大正麺業』
住所:神奈川県高座郡寒川町一之宮3-15-12
電話:0467-75-4041
定休:無休
時間:11:00-15:00 18:00-23:00
さて、金曜日の夜は釣友のMさんが、アジングに連れて行ってくださることになりました。今から楽しみです。
- 2017年11月16日
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