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「際」める。

「際」

何とも魅惑の言葉。

足下からピックアップ間際にグワッとバイトしてくるコーフンなシーンが想像できます。


沖堤など護岸された釣り場で、
足元の巨大ストラクチャーである際の攻略が重要な位置を占めるのは周知の事実。

沖堤などでは、釣り場に船が着くと同時に一斉にヨーイドンみたいに、テクトロ隊が列をなします。

ゆったり出来るときは良いのですが、
最近はテクトロしても目指す先までの移動ついでに、程度にしています。


じゃあ際を狙わないのか?

そんなことはありません。

今月の川崎新堤での釣果のほとんどが「際」または「際付近」でのものです。

でも、
「テクトロや岸ジギではありません」

岸ジギもほぼやらないし、
ヘチ師が上陸してきた後の時間は極力際は撃ちません。

では、
いつどこで際から釣っているのか?

詳しい場所や時間については、考えてほしいので書きませんが、

文中にヒントはたくさん出てくると思います。

「際はいつでも釣れる訳ではない」


いつまでも何となくテクトロをしてる人を見かけます。

キャストでも釣れず、
交通事故的に釣れないかな、と言う感じでしょうか。

自分はこれを「黄昏テクトロ」と呼んでます(笑)

そんなテクトロにヒットすることもごく稀。

そもそも、
良く際で釣れない時、
「際にサカナが着いてない」
って言ったりします。

言葉だけ聞いた人は、
「テクトロで釣れるシーバスは際にぴったりくっついてる」
と思うかもしれませんが、

そんなシーバスはほぼいません。

正確には、
「際付近に居る」
「際方向を意識してる」
シーバスです。

クロダイやカサゴなんかと違う点です。

それは何のため?

「エサを追い込んで捕食する」から。

シーバスは、
青物のように長い距離追いかけ回してエサを獲るのは苦手。

エサを探し少しづつクルージングしながら、
常にそのエサと周囲の状況をセットで見ていると考えられます。

「状況」とは、
どこに追い込めば捕食できるか。

追い込むには、「壁」が必要です。

つまり、行き止まり。

行き止まりは、
・水面
・際
・ボトム
・流れの変化
・水中ストラクチャー

シーバス等が常にベイトより下のレンジから見上げてバイトすることは知られていますが、

それは「水面「上下の流れの変化」と言う壁を意識した行動。
(弱って脱落する魚を狙う理由もある)

そこに、他の壁が加わってより確実に捕食しやすい状況を常に狙っていると考えらています。

なので、

際付近のシーバスは際に追い込み、
さらに際付近の流れ、水面を加えた3方向が行き止まりになる状況を狙っています。

それが揃った時、一瞬で捕食行動を完結させようとバイトする訳です。

また、
追い込まなくてもそれらの条件が揃った瞬間を逃さず、
一撃で捕食するのです。


さて、
では実際に際を狙うタイミングは?

自分が常にやっていることは、
「変化の予兆を見る」
です。

変化は、
・海の様子
・気象の様子
両方。

「風が強くなってきそうだ」
「波が出そうだ」
「潮の流れが変わりそうだ」
「濁り(澄み)が注しそうだ」
「陽射しが強くなりそうだ」

等々、
これらが際付近に影響を及ぼすと予感すれば、
際を狙える「心の準備」をしておきます。

と言うのも、
朝イチとか曇りとかでなければ、
際で釣れる条件は短時間で終わることが多いので、
それを逃さないために、

その瞬間に良くなりそうな場所に移動したり、
より条件がアツくなりそうな場所を探したりするからです。

なので、
普通にキャストしながらも、
常に周囲の状況を見渡して、
事前に把握してる情報と擦り合わせながら、
「際にチャンスが来るか」を狙っているのです。

自分が一番期待するのは、
・堤防に向かって風が吹く
・堤防に波が当たり、払いだす箇所が出来る
・濁りと澄みの境目が際に近い
・シェードが濃くなった

何故か?

ベイトを捕食するシーバスにとって、
唯一危険を伴うのは「水面付近に姿を現す時」。

イワシ喰った瞬間、自分が鳥に拐われることを警戒しています。
なので人影にも敏感なのですが、
これらの条件では水面直下で大胆に捕食できるので、
釣りやすくなるからなんです。

なので、狙うのは水面直下。

ですが、これは少しテクニカル。

・際に投げて引いてくる
・際より沖に投げて、際に向かって引いてくる
でも反応が違いますし、

・水面直下を引いてくる
・沈めてから水面直下でバイトさせる

さらに、
・際をずっと引いてくる
・沖から際に向かって引いてくる
・際に向かって引いてきて、最後際から逃がす

これらの組合わせを考える必要があるからですし、
これらにリトリーブスピードと緩急、アクションの有無が加わります。

組合わせによって、全く反応が変わります。

バイトさせるスポットは、
「際付近の水面直下」
なのですが、

どう見せて、気づかせ誘って、どの瞬間にバイトさせるのかが全く違うからです。

なので、
ヒットルアーやヒットパターンを聞かれたら、
釣れたまんまをお話ししてますが、
マネしようにも、場数を践まないと的中させられないので、堂々お話ししています。

ちなみに、
エキスパートののぶさんや佐川さんたちは、
これよりもっと多くのパターンを持ち合わせてます。

ここまで読んでいて、1つ無視している条件があります。

「ベイトの有無は無関係」

いるに越したことはないのですが、
他の条件が揃ってさえいれば、
はぐれたベイトをルアーで演出すれば良いので、あまり気にしません。

というよりも、
「付近にシーバスがいる前提」で釣りをしているので、
「ヤル気になってくれる条件」をひたすら探しているからですね。


今回は「堤防の際」ってことで説明してきましたが、

これ、
「基礎などの水中ストラクチャー」
を狙うときと全く同じ考え方です。

水中にある壁ですから。

上下の流れの変化を「水面」に見立て、
左右の流れの変化、基礎などが複合して「行き止まり」を構成する瞬間にバイトしてくるものと考えています。

ですから、
鉄板やスピンテールを使用しているときでも、

基礎付近にどうルアーを流し込んで、
どんな軌道で見せて誘って、
基礎のどこ(沖、横、上)でバイトさせるのかのイメージを持ちながら、

条件が重なる瞬間を探している、と言うのが自分のキャストに意識していることです。

あまり難しく考えすぎない方が良いとは思いますが、

ここで挙げたような水の中の状態を常に意識しイメージする事は、
どんな釣り方にも共通するので、

まずは際の釣りから取り組んでみてはいかかでしょうか?

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