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▼ 釣りの本質の話
先日書いた年末のロデムの話。
コレを書いていて本当に思うのが、釣りの本質は魚の意識しているゾーンにルアーを流し込む事なのだなとと。
今回はシーバスのルアー釣りを中心に、魚釣りの本質について書いてみたい。
<魚釣りとは>
そもそも魚釣りとは、水の中からお目当ての魚に口を使わせ、針を引っ掛けて水揚げするという一連の作業の事を言う。
次に、上記が成立するための条件を述べていく。
<魚の口に針を掛けるための条件>
1. そこに目当ての魚が居ること(または通過すること)
コレ、絶対条件。
そこに魚が居なければ魚釣りは成立しない。
特に、シーバスや青物などで重要視する「ベイトを探す」という行為は、目当ての魚がいる確率が高い場所を選ぶという事を意味している。
決して実績場所だけを追うことなかれ。
エサの居ない実績場所に魚は居ないし、エサが居れば変なところに魚が着いていたりもする。
2. 魚の意識したゾーンにエサ(or ルアー)を届けられていること
魚がエサとおぼしきものを口にするためには、「魚から離れすぎていない」という条件が必要となる。
例えば、魚の頭から5m離れている場合、ほぼ魚は口を使わないが、これが1.5mまで近付くと対象物を追いかける可能性が出てくる。
30cmまで近付くと、口を使う可能性が出てくる筈だ。
なので、カケアガリ、流れの淀み、明暗、沈み根、サラシなどは魚の場所が分かりやすく、補食ゾーンを通る確率が上がるため、釣りやすいと表現される。
なお、要素としては水平方向もあるが、水深方向も同様。
魚種によって意識しているゾーンが違うと言うことも理解しておく必要がある。
例えばシーバスや根魚などは、自分より上の水深を常に意識していると言える。
ボラとかコイとかは自分より下の水深。
魚が居る場所へ飛距離的に届き、かつ意識しているレンジを通せるルアーと言うのが最低条件となる。
例えば水面下30センチラインを意識している魚にいきなり2mとかのタナを取っても反応する可能性は低いように思う。
魚の数に任せて釣れる事は釣れるのだが、落ち込みの内から追わせている可能性もあるよねと。
3. 食性に合っているか
ここで初めてアクションだとか、色だとかの話になってくる(笑)
しかしながら、ファクターとしては
1>2>>>>>3 位の優先度なので、スズキにネリエサとか、フナに小魚とか、余程ルアーを外しているとか、偏食しているとかでなければ気にすることは無いと思っている。
もちろん、そこを突き詰めるのが楽しみなわけだが。
シーバスのルアーを例に挙げるなら、レンジ別に、例えばガルバ73(透けてる系)とバーティスの97F(透けてる系)、ソルトバイブの72(反射系)、ロデム3インチの14g(ラメ系)。
とりあえず反応を出せって言われるならこの4点だけあれば大体の飛距離とレンジはカバー出来ると思っている。
<幅を広げる、掘り下げる為に>
んじゃ、魚の場所だけ押さえてりゃ釣れるのかと言えば、実績場所が総崩れだったり、魚は入っているが、難解なボイルで食わせられなかったりすることも。
だから色々な場所を探すし、色々なルアーを試してみる。
1. 場所を探す
場所を探す際、まずは魚に反応を貰わないといけないので、良く飛んで、比較的小さく水押しの小さめなルアーを選んだ方が良い。
もちろん、チャレンジングなものがダメではないのだが、基本的にルアーフィッシングは小が大を兼ねるので。
一番非効率なのは場所を探しつつルアーを試すということ。
やはり場所を探すときは前述のような反応を得やすいものか、自分が絶対の自信を持ったルアーを中心にローテーションして見るべきだと。
2つ同時に試さない。
2. ルアーを試す
ルアーを試すときは基本的に魚の居る場所で反応を見たい。
魚が居るか居ないか分からないような場所でルアーをとっかえひっかえしても意味のある行為とは思えない。
あと、意外に多いのが「何を投げても釣れるシチュエーション」でアレコレ試してる人。
例えば、魚がボトムに着いているから狙いづらいが、基本レンジだけ合わせればイージーに釣れると言う場合。
ほら、良く見るシンペンをボトムで流して釣りましたという一文(笑)
本来シンペンのような浮きやすいルアーをボトムで使うのは効率的に良くない筈なのだ。
いや、ブルブルすると釣れない!とかシンペンでしか…というならバイブでなくてソフトルアーとかを使えばいい。
ソフトルアーを使わずシンペンで釣れたという事実は格好良く聞こえるが、シンペンでも(効率的ではないが)釣れると言うのが真実であり、事実と真実はイコールではない。
業界の闇が垣間見える(笑)
重要なのは何を試すのか、目的をはっきりすること。
例1) このルアーで釣れた。でも飛ばないから釣れるエリアをすこししか通せない。飛ばしやすいルアーで他に釣れるモノは無いか?
例2) このレンジは釣りきって反応が無くなったので、もう少し深目が狙いたい。
例3) 飛ぶけど魚のレンジが上。更に浮いて飛距離が同等のモノは無いか?
等々。
まあもちろんブリブリ泳がせると反応が出ないから緩めのアクションに替えるとかの普通なローテーションもある。
僕は釣れないときはローテーションするけど、釣れてるときはあまりルアーを変えない。
釣れる限りは不満が無ければサルのように釣り続けるのが気持ちいい気がするのだが…。
<まとめ>
魚釣りの本質は魚の目の前にエサなりルアーなりを持っていって食わせること。
場所を探すときは反応が得やすいルアーで効率的に。
ルアーは目的をもって替えた方が経験の積み上げになりやすい。
コレを書いていて本当に思うのが、釣りの本質は魚の意識しているゾーンにルアーを流し込む事なのだなとと。
今回はシーバスのルアー釣りを中心に、魚釣りの本質について書いてみたい。
<魚釣りとは>
そもそも魚釣りとは、水の中からお目当ての魚に口を使わせ、針を引っ掛けて水揚げするという一連の作業の事を言う。
次に、上記が成立するための条件を述べていく。
<魚の口に針を掛けるための条件>
1. そこに目当ての魚が居ること(または通過すること)
コレ、絶対条件。
そこに魚が居なければ魚釣りは成立しない。
特に、シーバスや青物などで重要視する「ベイトを探す」という行為は、目当ての魚がいる確率が高い場所を選ぶという事を意味している。
決して実績場所だけを追うことなかれ。
エサの居ない実績場所に魚は居ないし、エサが居れば変なところに魚が着いていたりもする。
2. 魚の意識したゾーンにエサ(or ルアー)を届けられていること
魚がエサとおぼしきものを口にするためには、「魚から離れすぎていない」という条件が必要となる。
例えば、魚の頭から5m離れている場合、ほぼ魚は口を使わないが、これが1.5mまで近付くと対象物を追いかける可能性が出てくる。
30cmまで近付くと、口を使う可能性が出てくる筈だ。
なので、カケアガリ、流れの淀み、明暗、沈み根、サラシなどは魚の場所が分かりやすく、補食ゾーンを通る確率が上がるため、釣りやすいと表現される。
なお、要素としては水平方向もあるが、水深方向も同様。
魚種によって意識しているゾーンが違うと言うことも理解しておく必要がある。
例えばシーバスや根魚などは、自分より上の水深を常に意識していると言える。
ボラとかコイとかは自分より下の水深。
魚が居る場所へ飛距離的に届き、かつ意識しているレンジを通せるルアーと言うのが最低条件となる。
例えば水面下30センチラインを意識している魚にいきなり2mとかのタナを取っても反応する可能性は低いように思う。
魚の数に任せて釣れる事は釣れるのだが、落ち込みの内から追わせている可能性もあるよねと。
3. 食性に合っているか
ここで初めてアクションだとか、色だとかの話になってくる(笑)
しかしながら、ファクターとしては
1>2>>>>>3 位の優先度なので、スズキにネリエサとか、フナに小魚とか、余程ルアーを外しているとか、偏食しているとかでなければ気にすることは無いと思っている。
もちろん、そこを突き詰めるのが楽しみなわけだが。
シーバスのルアーを例に挙げるなら、レンジ別に、例えばガルバ73(透けてる系)とバーティスの97F(透けてる系)、ソルトバイブの72(反射系)、ロデム3インチの14g(ラメ系)。
とりあえず反応を出せって言われるならこの4点だけあれば大体の飛距離とレンジはカバー出来ると思っている。
<幅を広げる、掘り下げる為に>
んじゃ、魚の場所だけ押さえてりゃ釣れるのかと言えば、実績場所が総崩れだったり、魚は入っているが、難解なボイルで食わせられなかったりすることも。
だから色々な場所を探すし、色々なルアーを試してみる。
1. 場所を探す
場所を探す際、まずは魚に反応を貰わないといけないので、良く飛んで、比較的小さく水押しの小さめなルアーを選んだ方が良い。
もちろん、チャレンジングなものがダメではないのだが、基本的にルアーフィッシングは小が大を兼ねるので。
一番非効率なのは場所を探しつつルアーを試すということ。
やはり場所を探すときは前述のような反応を得やすいものか、自分が絶対の自信を持ったルアーを中心にローテーションして見るべきだと。
2つ同時に試さない。
2. ルアーを試す
ルアーを試すときは基本的に魚の居る場所で反応を見たい。
魚が居るか居ないか分からないような場所でルアーをとっかえひっかえしても意味のある行為とは思えない。
あと、意外に多いのが「何を投げても釣れるシチュエーション」でアレコレ試してる人。
例えば、魚がボトムに着いているから狙いづらいが、基本レンジだけ合わせればイージーに釣れると言う場合。
ほら、良く見るシンペンをボトムで流して釣りましたという一文(笑)
本来シンペンのような浮きやすいルアーをボトムで使うのは効率的に良くない筈なのだ。
いや、ブルブルすると釣れない!とかシンペンでしか…というならバイブでなくてソフトルアーとかを使えばいい。
ソフトルアーを使わずシンペンで釣れたという事実は格好良く聞こえるが、シンペンでも(効率的ではないが)釣れると言うのが真実であり、事実と真実はイコールではない。
業界の闇が垣間見える(笑)
重要なのは何を試すのか、目的をはっきりすること。
例1) このルアーで釣れた。でも飛ばないから釣れるエリアをすこししか通せない。飛ばしやすいルアーで他に釣れるモノは無いか?
例2) このレンジは釣りきって反応が無くなったので、もう少し深目が狙いたい。
例3) 飛ぶけど魚のレンジが上。更に浮いて飛距離が同等のモノは無いか?
等々。
まあもちろんブリブリ泳がせると反応が出ないから緩めのアクションに替えるとかの普通なローテーションもある。
僕は釣れないときはローテーションするけど、釣れてるときはあまりルアーを変えない。
釣れる限りは不満が無ければサルのように釣り続けるのが気持ちいい気がするのだが…。
<まとめ>
魚釣りの本質は魚の目の前にエサなりルアーなりを持っていって食わせること。
場所を探すときは反応が得やすいルアーで効率的に。
ルアーは目的をもって替えた方が経験の積み上げになりやすい。
- 2021年1月13日
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