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東北のロックフィッシュで勝ち抜くために Vol.3/3

今回が3回目となるTP開発記。前回まではコンセプトやテストの模様など解説させていただきましたが、全3回のまとめということでTPだからこそ可能になる釣り方や、既存モデルとの守備範囲の違いなどを解説します。Vol.1、2を読んでいただくとより伝わるかと思います。

 

IMG_1638.jpg

 

現状ですが、4本目のプロトが到着し、さっそく投げ込み感触を確認。これまでのモデルと投げ比べ、最終調整に入っています。4本目ともなるとかなりブラッシュアップされ、77、92ともに目指していたゴールにかなり近いところまで来ています。特に、77は盛り込みたかった性能が反映され、バランスまでとれた状態です。92は使用上での問題はなく、イメージした釣りができるロッドに仕上がっていますが、なんだこれは!という手にした時の感動がまだ足らず、さらなる高みへ向けた贅沢な難儀を味わっております。“最高の第一印象、そして使うとさらに良い”手にした時の感動がなくては、ゴールできません。そのため持った時の感覚と最初の2、3投の感触も大事にして、その上で性能を確かめる投げ込みのテストを行ってきました。イメージ通りにあがってくれば…次のプロトが最終局面になるでしょう。現場発信のAPIA製品は妥協なくテストが重ねられてリリースされますが、今回の2本はトーナメントスペック、レーシングモデルですので今まで以上に最後まで突き詰めて行きます。

 

IMG_1709.jpg

それでは実践編として、既存モデルとの使い分けについて解説します。

一番ライトなものを扱えるのがTP77MLX。5g以下のジグヘッド、ライトテキサスも扱えて、テストでは1.5gのリグもストレスなく使用できています。HARBOR VERSATILE 77MX(以下ハババ)よりも若干短くなったエンドグリップがライトリグのキャスト精度をさらに上げて、ティップからベリーにかけた撓り、曲がりはリフト&フォール、スイミング、その最中のトゥイッチ等のアクションが気持ち良く行えるバランスに仕上がっています。テスト中に試みたダウンショットのミドストの操作性は、自分でリグを動かしながら、半笑いになってしまうくらいに最高のパフォーマンスでした。この繊細な一面と、しっかり受け止めるバットの安定感が共存しています。まさにこれがライトゲームロッドではなく、ロックフィッシュロッドであるTP77MLXの真骨頂です。7gを超えるリグになれば、遠投性、瞬時のアワセなどでハババの良さが活きる場面が増えますので、単純にリグウエイトやラインの細さによる使い分けはもちろんですが、フォールスピードの緩急、ラインスラックを活かすなどのアプローチの質の違いでそれぞれの強みを引き出すことも可能です。守備範囲の違いを自分の釣りのスタイルに当てはめて、この2本を駆使し、漁港を攻略することで、いままで出すことができなかった1本を捻り出すことができるはずです。

上記の2本よりも広範囲に探る釣りで、主に20g前後を中心にした遠投で活躍してきた既存モデルのLONG EXPRESS 90MH(以下ロンプレ)。実はこの設定のロッドは当初のロックフィッシュシーンには少なく、個人的には良いところを突いたなと思い入れのあるロッドです。今回のTP92Hはロンプレにはできなかったヘヴィーウエイトの大遠投を可能にしたロッドです。違いは明確ですので、前回までにブログで紹介したおおよそ想像できる性能面の説明は割愛しますが、飛距離の大幅な向上だけでなく、ロンプレでは心許なかった磯でのパワーゲームに対応しているため、大場所での一発狙いのロッドとしての懐の深さもトーナメント中のアドバンテージとなります。また、ロンプレとTP92Hのグリップの長さは一緒ですので、同じ感覚で握れて振れます。そしてロッドの硬度は異なるものの、自重も同じくらいなので、違和感なく両方の釣りを行ったり来たりできます。これってすごく大事なことで、目に見えない部分ではありますが、ワンデイ開催が多いロックフィッシュトーナメントでの集中力維持にプラスに働きます。テスト中はこんなところまで考えながら振り続けました。ロッドの持つポテンシャルを信じて釣りに集中できることもトーナメントロッドとしての役目なのです。

ハババとロンプレの2本ですでに漁港からサーフといった陸ッパリのメインフィールドの釣りを幅広くカバーしてきた訳ですが、そこにさらに繊細なアプローチのできる77MLXと豪快な攻めの釣りを展開する92Hが加わることで、アングラーに新たな攻めのレンジと、タクティクスのイマジネーションが生まれることでしょう。

IMG_1654.jpg

東北、北海道を中心に行われているロックフィッシュトーナメントで勝ち抜く、ロックフィッシュトーナメンターにアドバンテージを与える、より研ぎ澄ましたレーシングモデルとするべく開発が進められたのがBrute'TPシリーズです。先日開催された仙台フィッシングショーでは、4本目のプロトを多くのロックフィッシュアングラーに触っていただきました。みなさん軽さと振り抜きの良さに驚かれていましたが、実際にラインを通してキャスト、アクションした時の感動も味わっていただきたい。制限のある状況の釣りで確実に1匹獲るロッド、もう少しでオッケー出せそうです。ご期待以上のモノをお届けいたします。秋頃かな?楽しみにお待ちくださいませ。


アピア公式ブログより転載

そして.......告知です!

Zstage_A2_0418-thumb-autox705-1672.jpg 


5月10日(金)の『Z staga 関西』を皮切りに、全国にまたがる1DAYバトル企画も開始。従来の試投会も同時開催する新たなイベントとなります。

詳しくはこちらから
■【Z stage(ゼータステージ)2019】presented by APIA開催!!】
https://www.apiajapan.com/news/event/2019/04/z-stage2019-presented-by-apia.html


■【Z stage(ゼータスタージ)2019関西シーバス/チヌBattle】
   【APIA試投会大阪】開催!
https://www.apiajapan.com/news/event/2019/04/z-stage-2019-battle.html


奮ってのご参加、お待ちしております!


アピア公式ブログより転載


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