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息子よ、死なないでくれ!

  • ジャンル:日記/一般

息子よ!死なないでほしい。
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いま、僕の家族は、
カミさん一人、息子が一人の3人家族だ。



今から9年前になるのか、、、、
小僧が生まれたときは、うれしくて泣けた。

本当は、
女の子が欲しかった。



生まれてきた子供にちんこがついてた時は、つまみ取っちゃおーかとも思ったが、

やっぱりジワジワと嬉しかった。



一緒に男の遊びができる。

そう思うとワクワクした。



早く成長してくれ!

一緒に遊んで、一緒に呑もうぜ!



小僧は、残念な感じと落ち着きの無さが遺伝して、
幼稚園にすら行く前から
コケて眉間を切り緊急外来で手術とか、救急オペ系は過去2回

そーでなくとも生傷が絶えない奴ではある

それも男として恥ずべきことではないと、僕は思っている。

むしろ誇らしいとさえ思っていた。
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そう、
心配すればキリがねぇ、
男は、箱の中では育てられねぇ、

僕はそう考えている。
つもりだ。


生きていて出くわす様々な“ヤバい”の境界線、
それを超えちゃいけないライン。


僕が言葉にしても絶対に教えることができない
それは自分の体験で、ゾクっとした、ヒヤッとした体験で身に着けなければ、

いざというときに踏みとどまれない。

と 思う。





弟は、一声も聞かせてくれずに天国に行ってしまった。

兄ちゃんには、長生きしてもらいたいと思っている。
危ない目には会わせたくないと、本気で思う。

僕が側にて、降り注ぐ火の粉を払い、守り続けてやりたいと思ったこともある。


でも、そんな現実はあり得ない。

自分の身は自分で守って、生きてもらわないとどうしようもない。
俺がいない時に、
トーフにぶつけて死んじまってはどうしょうもない。




だから、自分の身を守る為の最低限の教育と躾は子供を想う親としての義務なのだと


思った。







3輪車がほしいと言った時から、同時にヘルメットを買い与えた。

ハンドルを握る=メット被るを習慣づけたかった。
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自転車がほしいと言われたとき、

実は自転車大好きな僕はうれしかった。
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最初の自転車はイチから汲み上げ、ブレーキの引き代、レスポンス、効き具合、各部のフリクションロスを最小にするべくシビアにセッティングし‟操作”に対する‟レスポンス”の‟感”を身に着けさせるようにするとともに、

ヘルメットを被ることを絶対の条件にした。
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それは、僕と鮭太郎の約束ごと



新しい自転車に買い替えた時も、
それを約束した。
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小学校になってから、特に3学年になってから、

『放課後のサッカー仲間はヘルメットなんて被っていない!』
『かっこわるい!』
『面倒くさい!』
云々、、、

あの手この手で抵抗を見せたが、そこは僕との約束事として、彼の主張を頑として受け入れなかった。

もちろん僕自らも、自転車はチョイノリでもメットを被って見せた。

そして彼はそのルールに従った。



















昨日も、3年生最後の学校が終わると、

いつものようにサッカーボールをもって出かけて行った。そうだ

カミさんが見知らぬおじさんから電話をもらったのが14:30頃、

小僧がバス通りで事故ったと!



慌てて現場に行くと、事故っちゃぁ事故だが、

単独、っつか、ま、ひとりゴケでした。

しかも、
その原因が残念で、
‟足ブラブラさせて乗ってたら、前輪に靴が突っ込み、
ジャックナイフかましてアスファルトに叩きつけられたと!”

その件に関してはアホ過ぎて何も云えんが、現場はいい感じの下り坂で気持ちよくスピードも出るところ。
そして幸いなことに車がいなかった。


鮭太郎は、
オデコから眉間、鼻を腫らし、兎に角手首足首が痛いと大泣き。

骨でも折れてちゃいかんと、カミさんは、整形外科に連れて行ったそうだ。

そこでは特に問題なく、ホッとしたのもつかの間、

今度は眩暈と頭痛を訴える。

慌てて脳外科のある総合病院に行き、CTを撮って改めてくまなく検査してもらったそうだ。



幸い、いまんところ問題は見つからなかったが、とりあえずしばらく安静とゆーことで帰ってきたそうだ。



その知らせを聞いた僕は、とりあえずほっとしながらも、

奴の顔を見るまでは安心できず、急いで家に帰った。




ら、

顔を腫らして、“オトコの顔”をしていた(笑)
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うん、男子である以上‟通る道”だよね、

なんて話をしながらはやりその事故のダメージが気になるところ、



車庫に行き、回収してきた自転車を見る、、、スポークが2本モゲてハンドルステム
が曲がっていた。
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(カメラ操作ミスって無駄にキラキラ)
かなりの力が掛かったことがわかる。

ふーん、と、思いながらヘルメットの異変に気付く



ゲ!
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この状態

フロントホイールがロックして頭からアスファルトに叩きつけられたようで、

メットの前部分が大きく破損、シェルがゆがんでいるのが良く分かる。


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更に詳しく見てみると全体的に縦にクラックが入り、
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後頭部にも打撃痕、
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そして大き
く破損されていた。



げげげげ!



ちょっとコレ
シャレになっとらん

もしノーヘルだったら、、、想像することすら恐ろしい状態だったことがわかる。

マジか!

鼻を腫らした顔を見たときはむしろホッとしたが、、
このメットを見た瞬間、
膝ががガクガクと震え、背筋が凍った。



ヘルメットの約束をしていて良かった。

そして、友達に何を言われようと、オヤジとの約束を守ってくれて本当に良かった。

もう使えなくなった大破したヘルメットをまじまじと見るうちに、

恐ろしくて、怖くて、でもホッとして、安堵して、何とも抑えられない衝動がこみ上
げ涙が出た。





男である以上、箱の中では育てられねぇ、
だけど、外には魅力的な事の倍以上危険もたくさんなんだ。


自分の身は自分で守ってくんないと、どうしてみようもないよ。


頼む。

息子よ、死なないでくれ!




そして改めてセルフレスキューの大切さを再確認した。



ヘルメットもそうだけど、

釣りの時のライジャケね、シートベルトもそう。



セーフティグッズをしてりゃぁいい!という安易な免罪符ではないことは重々承知しているが、

そこ最低限のルールであり、マナーであり、

それを守ってくれないことには助けたくても助けられない。
そこを守らせるところまでは、親の責任として、
義務として、
しっかり身につけさせようと思う。


そして、自分にも、
愛する家族のいる僕も、僕の身を守る努力は怠らないでいこうと



改めて、
本気で考えた。

これを読んでくれた皆様の心のどこかに引っかかってくれたら
そう思って、書きました。















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