〇〇パターンという固定概念

ことシーバスを釣るにあたって、必ず出てくる言葉が「〇〇パターン」。

バチパターンの様に明らかに偏食傾向がある場合から、時折メディアで見かける「これで釣れたから○○パターンでした」みたいな無理矢理なこじつけまでw

当然それを否定するつもりも、反論するつもりもありません。

シーズナブルパターンというのは事実存在しており、それに則して狙っていけば高確率で魚と触れ合える事でしょう。


ただ


それに縛られて、狙える魚を逃してないかな? というのが今回の話。


私のホーム(小場所)での話なのだが、ここは夏場は「死の川」となります。

有害物質が流れてくるというのではなく、本当に生命感が無くなる。

何年前だったか、1ヶ月に渡りほぼ毎日様子を見てたのだが、見たベイトと言えば蟹とフナムシと鯊位。

水の流れが弱すぎて、水温が上がり過ぎるのが原因かは不明。

それこそ、先日書いた「貧酸素水」になってるのかも知れない。(メタンガスは湧いてるから)

本流筋であれば狙えるのだが、夕涼みの人が多くて投げる気にならず。

んなもんで デイに逃げた 壁際や底を狙っていたが、それ程良い釣りが出来る訳でもなく。

効率の悪さから、4㎞以上離れたエリア(イナッコが大量に集まる場所)をメインに動いていた。

が、今年はコロナ禍という事もあり、基本近場以外は動かないようにしている為、夜釣りで行ける場所といえばそこ位。

って事で、久し振りにそのポイントへ。


到着すると、予想通り生命感ゼロ(泣)

蟹とフナムシは居るが鯊は見当たらず、ただひたすらにのっぺりとした水面が広がる。

そこでセオリー通りにいくなら、ベイスラで中層~底を飛ばしていくか、ローリングベイトやワームでネチネチ攻めていく。

が、余りの水面のなだらかさに、手に取ったのはトップ(←馬鹿)

ただ、自棄になって手に取った訳ではなく、多少の勝算を見越しての選択。

というのも、「とある条件が重なる」と、そんな場所でもトップに反応してくれる事がある。

丁度その日で到着したのが、そのタイミングだった。


って事で、コースを計算しながら通していくと



「ドッパーン」



うん、やっぱり出るわ(笑)

が、秋と違って食いつくコース・スピード・振り幅がかなりシビア。

って事で、4発位の誤爆を食らった後に、やっと乗った魚が



うん、このサイズなら大満足♪

他にも



余裕の50オーバー。

やっぱ、トップは楽しい。

その後は上に出なかったので、セオリー通りで数匹釣ったが、全て45cm以下。
(それをやってる際、すっげームカつく事があったので写真も撮らずにリリース)


メディア等で出てくる〇〇パターンに当てはめるなら、今回は中~底エリアの方が反応が良かったので「鯊パターン」と言われるだろう。

が、それを無視してトップでやった方が、遥かにサイズが良いという事実。


って事で、初めから固定概念で始めるよりも、自分の好きなようにやった方が良い結果が出る「かも」よ、という話でした。

コメントを見る

rattleheadさんのあわせて読みたい関連釣りログ

登録ライター

用語説明ページへ

ヤリエ:グリーブと万博
5 日前
ichi-goさん

乗っ込み戦線異状アリ
10 日前
rattleheadさん

私のシーバス(?)ロッドの偏…
20 日前
ねこヒゲさん

雨後の秋らしさ
25 日前
はしおさん

一覧へ