8年振りの恩返し

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2011年、このfimoの有志(?)が集まり、とあるイベントが行われた。

「ガチンコキング選手権」というそのイベント。

知らない方に簡単に説明すると、3人が1つのボートに乗り釣果を競い、トーナメント方式で勝ち上がっていくもの。

私もそれに参加しておりました。


船酔いが酷い為、「船釣りはやらん」と常々言っている私が何故…という話は今回は割愛。

ヘロヘロになりながらも、何故か勝ち残り…

準々決勝で、とある方と同船となった。

その方は、その時既にメーカー各社との契約を持っていた強者。

折角の機会なので、勉強させて貰うつもりでいた。


ところが


私は色々とやっちまいました…

そこで勝っちゃったってのそうなんですが、問題は実際に釣りをしていた時。

お約束の様に船酔いでフラフラになっていて、ふとした弾みに体ごと竿立に激突。

事もあろうか、そこに立っていた竿は、その「強者」の竿。

その時は意識が若干朦朧(っつーか「気持ち悪い」のリフレイン)としており、「やっちまった…」という罪の意識も併せて「申し訳ない…」と言うのが精いっぱいだった。

大切な竿にぶつかられたら、私ならば間違いなく激怒する。

ところがその強者は、なんと


「平気平気。俺の竿、それ位じゃ折れないから。それより大丈夫?」


と笑顔で返してくれた。

自分の竿より初顔合わせな加害者を心配してくれる、この心の広さ。

その瞬間、ふと気が軽くなり、何故か酔いも緩んだ。

そしてその後は、生まれて初めて「酔いを感じずに」ボート釣りを楽しむ事が出来た。
(その代わり、陸に上がった後は陸酔い地獄だったけど(爆))


で、先日、その強者からメッセージが入る。

どうやら仕事に関わる事で困っているようで、私に助けを求めてくれた。

少しメッセージでやり取りすると、確かに厄介な案件だが、偶然自分からすれば得意分野。

その時以来会ってない為、やっと巡って来た恩返しのチャンス。

当然の事ながら快諾し、そして…




覇王襲来!(笑)



態々茅ヶ崎から、仕事休みの日にも関わらず我が家まで来てくれた。

それだけ逼迫してたんだろうな…

出来たらこちらのホームで一緒に竿並べたかったけど、流石にこのご時世なので…との事。

残念だけど、こればかりは仕方ない。

折角の機会なので、少しばかり話をさせて貰った。

そこで感じたのは、お世辞抜きでやっぱり素晴らしい人柄だな、と。

真剣に業界の事を考えて、やれるべき最大限の事をやっている姿勢。

仕事もそうだし、趣味もそう。

逆に言えば、こういう人だからこそ業界に認められるんだろうな、と。



しかも



お土産まで♪


確かに、今日本で一番入手し辛い案件っつー事もあるけど、こちらも商売だから気を遣う必要無いのに…

しかも、自分のスタイルに合ったセレクトをしてくれている。

そういう気遣いが出来るから、人望もあるんだろうな…と。

絶対に真似出来ないけど(爆)、見習いたいものだ。


まあ、これでウチの場所も判った事だし、このコロナ禍が落ち着いたら今度こそ俺のホームで(←ここ重要w)竿並べたいと思った1日でした。

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