※このログは、きっとパイプを買っただろうゆなじろう氏に捧げますw



さて、一言言い忘れてました。


パイプはメチャ甘い


大切な事なんで、もう一度言います


パイプはメチャ甘い


という事で、甘いのが苦手な方へは、一切お勧め出来ません。

というより、本来煙草は甘い物です。

普通の紙巻煙草は、その巻紙への添加物や吸い方で辛い・苦いと感じるだけです。

香料や糖分添加によって甘味を出してる紙巻もありますが、それは所詮舌先だけで感じる甘さ。

パイプだと、香料の入ってない物でも、口いっぱいに甘味が広がります。

例えるならば、蜂蜜や砂糖を舐めたような感じ。

そこにアクセントをつけるのが、香りと思って下さい。


それでは本題。


煙草屋でパイプ煙草を探すと、かなりの種類があります。

その中で缶入りとパウチ（袋）入りがあり、缶入りの方がお高いです。

理由としては、やはり原料の葉が良いというのがありますが、中身が一緒という噂の物もあります。

ただ、缶入りは経験者向けに作られているので、美味しく吸うのに多少テクが必要になる事もあります。
（その代わり、上手く吸えればクソ旨いらしい）

しかしながら、あくまでコスパ重視かつ練習用という意味で、パウチ物から選びましょう。


先ず、パイプ煙草には、着香系と非着香系があります。

パッケージにもろ「バニラ」とか書かれてる物は分かりやすいですが、「ロイヤルブレンド」とか「ファイン＆エレガント」とか書かれてる物もあります。

判らん時は、素直に煙草屋に聞きましょう。

ただ、結構知らない煙草屋も多いので、そういう時はネットで調べればOK。

大手通販煙草サイトならば、大体のデータは出ています。

なので、先ずは店に何が置いてあるかを下調べしておいて、次に買う位でいいかと思います。

着香もあっさりした物から、どぎつい物まで多種多様です。

こればかりは、吸ってみなきゃ解らないw

判断基準としては、袋の外から香りを嗅いでみて、香りが漏れてくるようならキツいです（笑）

それと、これは何種類か試して判った事ですが、甘い香りが強い＝煙草自体はそれ程甘くない、というのがあります。

これは葉の種類のせいかと思われますが、煙草葉には

・バージニア
・バーレー
・オリエント
・その他

という種類があり、

・バージニアは甘いけど香りが定着しにくい。
・バーレーは葉に気孔が多いので、香料を取り込みやすい。

という特性があります。

その為、バージニアは特殊な方法で着香します（これで出来上がった葉を「キャベンディッシュ」という）が、単価が高くなる。

その辺りが関係してくるのかな？　と。

その他にも「ペリック」とか「ラタキア」といった熟成方法をとり、味のアクセントにしたりもしますが、初心者には絶対にお勧めしません。
（ラタキアは、もろ正露丸の香りwww)

なので、先ずは非ラタキアからの方が良いかと思います。

葉巻きや黒煙草に慣れてる人ならば大丈夫でしょうが、普通の人はねぇ・・・


パイプ葉は、その香りが強い事もあり、公共の場では心苦しい事もしばしば。

そんな場所でも吸いたい方は、非着香系を選びましょう。


それに加え、燃焼性の良し悪しもあります。

燃焼性が良すぎれば燃えすぎて味が損なわれ、喫煙時間も短くなります。

燃焼性の悪いのは、多少ラフに吸っても旨いですが再着火が頻繁に必要になります。

その辺も調べれば出てくるでしょう。


因みに、私が追加で買ったのはこの4種類。




写真下左が、バニラ着香。

初めて買った葉がバニラで、自分には相性が良かったので買ったが、これは方向性が別物だった。

燃焼性が良くて軽く、バニラの香りは弱いけど甘味が上品。

初めてのヤツ（マックバレン・ロイヤルブレンド）は、香りも甘味も判りやすい（ある意味下品w)部類だったので、同じバニラでも偉い違い。


真ん中は、行きつけの煙草屋のイチ押し。

燃焼性は良く、香りは穏やか。甘味も優しく柑橘系の香りが結構ある。

ただ、美味しいレンジがかなり狭いので、ある程度慣れてからの方が良いかも。


右は非着香。

煙草の甘味を存分に感じられ、かつ若干の酸味もあるので飽きずに吸える。

ただ、余りにシンプル故、面白みには欠けるかな。


最後に上の缶。

これ、何も考えずにパケ買いしてしまった物。



良くない？（笑）


特に今回は「釣り人の為の～」なので、タイムリーかと。

ちとお高い（1800円/50g）ですが、連動企画が完遂した時のご褒美用に。

まあ、コレくらいの価格なら、それでも手巻きより安く上がりますからね。


という事で、簡単ですがパイプ葉についての説明を。

これで、事前購入するべき物の説明は終わりました。


次からは、いよいよ実践編です♪