こんにちは、清水です。

さすがに寒くて厳しいシーズンですが、春の本格的シーズンインに向けてNEWタックルを検討し始めるタイミングではないでしょうか。

フィッシングショーでは各メーカー新製品が発表され、雑誌にも新製品スクープなどで紹介されますよね。これを踏まえた上で自分に合った商品を吟味して新製品の購入を考えると思います。

ピュア・フィッシングもこの春に多くの新製品を投入する予定です。

例えばSWロッド。
３月にトリプルコンセプト第２弾
同じく３月にKR-Xのシーバスとクロダイとエギシスの追加モデルが発売予定。



特にオススメしたいモデルが、このトリプルコンセプト！
第１弾は、一つテンヤと一つスッテ、そしてティップランが１本のロッドで可能なモデルでした。
第２弾は、シーバス、エギング、ライトショアジギング、ワインドが可能なモデルです♪
第３弾は、来年の2015年に発売予定ですが、どんなトリプルなのか予測してみて下さい（笑）



最新のFuji　KRコンセプトガイドを搭載し、バット部はXカーボンテープで補強。
機能は一切妥協することなく、専用ロッドに負けないスペックを目指しました。

本当にハマったジャンル、もしくは極めてみたいジャンルなどは、専用ロッドの方がもちろん良いと思います。また今までメーカー側も専用ロッドの必要性を謳い、細分化を図ってきた経緯があります。
これは素晴らしい事で、アジングロッド、さらにエギングロッドなど専用ロッドが無い時代では、その釣り自体がマイナーで、専用ロッドが確立された事で誰しもがエントリーしやすく、釣果もUP、メジャーな釣りになっていきました。

一方でエギングロッドは万能ロッドで、これでシーバス、ワインド、クロダイやキスゲームも流用されているアングラーも増えたのは確かです。
一般サラリーマンのお小遣いからみても、全部釣りスタイルに合わせて専用ロッドを揃えるのも現実は困難。釣行回数が多い釣り、または自分が好きな釣りだけに高価な専用タックルを揃えるのが一般的ではないでしょうか。
でもソルトは、例えば夏はシーバス、冬はメバルといった具合にシーズンに合わせて釣行するアングラーが多いと思います。さすがにシーバスロッドでメバルは厳しいですが、シーバスとエギング、ライトショアジギ、ワインドは１本のロッドで可能です。
どれも専用ロッドに負けないように、テーパーはパラボリックテーパーを採用しています。使うルアーの重量に応じて必要分ブランクスが曲がる設計です。この設計ですと軽いものから重いものまで投げられます。さらにクセのない綺麗なベンディングカーブを描きますので、誰もが扱いやすいロッドになっています。

アイテムは絞って２モデル用意いたしました。

・STCS-862MLT-KR
・STCS-902MT-KR

エギングや湾奥シーバスをメインとするならミディアムライトアクションの86。
河川、サーフシーバス、ライトショアジギをメインとするならミディアムアクションの90が合っています。



グリップはセパレート、EVA仕様になっています。
どんなリールにもマッチングする、黒を基調としたシンプルなデザイン。

どちらもイメージとしては、シーバスとエギングの中間的味付け。
エギングほど張りが強いとシーバスだとバレやすい。
またシーバスロッドみたいにトルクフルでロッドが重いと、エギングで一日シャクるのに疲れてしまいます。
ブランクスやロッドバランスも、両方快適に使用出来る中間点を見つけ出しました。
ガイドも中間のティップガイド径φ５を採用しています。
エギングはφ3.5か4が多く、シーバスはφ6、7を採用する事が多いので、その中間のφ5を採用しています。
そのサイズではPE1.5号にフロロリーダー12ｌｂを組んでも問題ありません。コブの小さいFGノットですともっと太いリーダーが組めます。
２０ｌｂ以上の太いリーダーを使用したい場合はガイドにノットを巻き込まないショートリーダーをお奨め致します。
 

Lure wt			Lure wt			Wind lure
			＃EGI
（g）			（号）			(ｏｚ）
5	～	24	2.5	～	3.5	1/4～3/4
7	～	35	2.5	～	3.5	1/4～1

こちらがスペック表になります。
（上が86、下が90）

１本どのジャンルにも使い倒す事によって、ブランクスのクセやアクション、グリップ長さなど体に馴染んで一部と化し、本来ロッドが持っているポテンシャルをフルに引き出すことが可能となるのです。
ショアジギロッドから急に繊細なメバルロッドに持ち変えると中々対応できるまでタイムラグが発生しますよね。これは極端な例ですが、１本愛用ロッドができれば、すぐに快適に釣りが始められます。
それはトラブルやストレスなく、ルアーの飛距離が伸びる事にも繋がり、非常に大きなメリットを実はもたらせてくれるのです。



しかし開発は大変でした。３つ以上のジャンルの釣りをテストしなければなりません。実際に堤防、沖堤防、河川、サーフとあらゆるシチュエーションでテストしてきました。使うルアーもあれやこれやローテーションしながら交換して、使用フィーリングを確かめていきました。
その甲斐あって、非常にバーサタイルなどんなルアー、エギ、ワインドリグも使い易いロッドに仕上がったと思います。

特に年に数回しかしない釣りに関しては、このようなモデルから初めてみるのはいかがでしょうか？だんだん面白くなってハマってから専用ロッドを購入するという順番もアリだと思います。

発売は今年の３月ですので、春イカ、シーバスからご使用して頂ければと思います。夏以降はライトショアジギ、ワインド、秋アオリにも使ってみて下さい。その頃には自分の愛用ロッドとして体に馴染んでいると思いますよ♪



今月発売されたばかりの、SALTWATERさん、ルアマガソルトさんにもこの新製品が紹介されていますので要チェック！
他にも今年の新製品がたくさん紹介されていますよ～

SALTWATERさんの表紙には、前回紹介させて頂いた限定ロッドも載っていますよ♪

イチオシ新製品のご紹介でした～
トモ清水