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岡林 弘樹(オカバ)
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▼ アジアン釣堀放浪記 in ベトナム ①
- ジャンル:日記/一般
- (海外遠征)
仕事でベトナムのハノイに3週間滞在になった時のお話。
日曜日がまるっとお休みになったので、どこか釣りにでも行ってみようと思い色々調べてみた。
ホテルでゴロゴロしながらネットで釣り場を調べてみる。
しかしベトナム語(Google翻訳を活用)で調べても、まともな情報が出てこない。
たまにそれっぽい情報が出てきてGoogle翻訳にかけると、とたんに訳のわからない日本語になるので逆に混乱してしまう始末。
ホテルから出てもないのに道に迷った気分。
これはフィッシングカルチャー不毛の地なのでは??
釣具屋の検索では何軒か信頼性の高い情報が転がってた。
しかし場所を絞れたのは二軒くらい。
ホテルでゴロゴロしててもしょうがないので、早速そのうちの一軒へ向かう事にした。

着いたのは、見落としそうな程に小さな釣具屋。
当然ルアーも無いし、店主はベトナム語しかわからない感じ。
困った。
俺はベトナム語が全然わからない。
シンチャオ(こんにちわ)しかわからない。
とりあえず、こんにちわ!こんにちわ!と言いながら店に入ってみた。
身振り手振りで「釣りがしたい!」「釣り堀とかの場所教えて!」みたいな気持ちを熱く伝えた。
それを見てひらめいたように、店主は練り餌を持ってきて15000ドン(約75円)だと提示した。
んんん〜餌出てきた・・・。
ちょっと違う感じやけどもういっか。
練り餌を15000ドンで購入。
店内にミミズも置いていたが、赤いダニみたいなのがハンパないくらい湧いてたのでやめた。
〜市内観光〜
朝ご飯はベトナムの麺料理「ブンチャー」を食べる事にした。

酸っぱいスープにつくねと春巻を乗せ、さらにニンニクと唐辛子をまぶして食べる。
美味い。
めっちゃ美味い!
ベトナムに来て一番美味しかった食べ物だった。
でもちょっと量が多い。
これで調子に乗ってビールとか頼んでたら道端で無念の嘔吐でしたわ・・・。



市内の湖の様子。
市内には公園の池やら川やらタイ湖というデカイ湖など、水辺が沢山あります。
ほぼ全ての池で現地の方が釣りをしています。
ハノイでは撒き餌を撒き、それ寄って来た魚をギャング針で引っ掛けるという釣り方がメインらしい。
むしろ撒き餌を使わない場合もある。
とにかくずっと引っ掛ける。
竹竿を持って釣りをする。
リールを使っている人は見かけなかったな。
引っ掛かる魚はティラピアやナマズばかりだったが、あちらこちらでコンスタントに水揚げされていた。
そしてこんな風景ですが・・・ほぼ全ての池が釣り禁止のようです。
こんだけ釣り人いるのに!笑
聞くと「釣り禁止ではないのだ!」と言う現地民しかいなかったけどなぁ。
後日、会社の通訳さんに聞くと「コッソリやってる!外国人は騙されるから釣りダメ!」と言っていた。

全然コッソリじゃないよね。笑
ベトナムでも公安による恐喝や賄賂といった話はあるので、変な人たち絡まれるような行動はしない方が良いかもしれません。
〜釣り堀探し〜
一旦ホテルに戻って再びネットサーフィン。
しばらく頑張ってたらベトナム語で釣り堀の情報を載せるサイトが出て来た。
早速Google翻訳開始!
釣り堀は市内を流れる川の東側に多く、特に集中している地域があるようだ。
良さげな釣り堀を数箇所ピックアップして行ってみることにした。
しかしサイトのボンヤリとした地図では正確な場所がわからない。
それっぽい場所を歩き回って探すしかない。

ホテルからタクシーで10万ドン(500円)くらいでそれっぽい場所に到着。
しかし、メーターを不正に改造しているタクシーが多すぎる。
タクシーによって料金の上がり方が違うのだ。
それも結構分かりにくくて、通常より2〜3割高い程度だったりする。
もしくは、最初は1000ドンずつ上がっていたのが突然1万ドンずつ上がり始めたりする。
マイリンタクシーってのは安全なんだけど、それ以外のタクシーは乗ってみないと分からない。
〜ハノイの道路〜


排気ガスが凄い。
道路に1時間も立てば、喉に違和感を感じてくる。
マスクを着けてバイクに乗る人も多い。
そんで、やたらめったら事故!
1日で2回も遭遇してしまった。
しかも事故った場合、双方が道の真ん中につっ立って口論になりプチ渋滞を起こす。
頼むから端に寄ってくれ!
そして加害者が被害者にガチギレするパターンをよく見かけます。
なんでだろう。
怖いですね。
〜最初の釣り堀〜
最初に目星を付けた釣り堀。
ネットに載ってた写真では、タイのブンサムランみたいなゴージャス感と安定感があり、味見にはちょうど良さそう。
いいじゃん!
休日っぽくていいじゃん!
早速タクシーに乗り、行き先を告げる。
ぐんぐんハノイ郊外に出たタクシーは僕をそれっぽい場所で降ろした。
そのあとテクテク歩いていると小さな池を発見。
この場所で間違いないんだが。
鉄柵で覆われており、池の周りには廃墟のような建物が。
よく見ると、写真で見た釣堀に似ている。
あれ?
本当にここなの?
荒れ狂い、淀んだ水からは今にもナニか飛び出してきそう。
これってアニメとかでよくある「知らない間に違う世界にきてしまった」的な・・・。
それとも、もしかして自分はタイムスリップしてしまったのか?
「今は西暦何年の何月何日だ!」
と通行人に尋ねようとしたが、冷静に考えれば釣り堀が廃業してるだけだよね。
僕の見た情報が古過ぎたんだね。
〜二つ目の釣り堀〜
さっきのタクシーは降りてしまったので、やむなくアイスをペロペロしながら通りをブラブラしてみる。
途中、チワワみたいな何かに襲われたけど間一髪で避けてテクテクと進んだ。

うーん。何もない。
タクシー拾うか。
タクシーに乗って次の池に向かう事にした。
ハノイまで戻る道沿いにある感じ。
ぐんぐんとハノイに戻ったタクシーは割と大きな池の前で止まった。
釣堀だ。
ちゃんと営業してる。

池の横では、街から流れ出た生活排水で野菜を育てるシステムが構築されている。
すごい汚水くさい・・・。
色々と大丈夫か?
しかし、ここで釣りをしない手もない。
管理人っぽいにーちゃんに話しかける。
俺「1日いくらですか?」
にーちゃん「20万ドン!」
日本円で1000円くらい。
釣り人もいっぱい居るしとりあえずココにしてみよう。

この池は餌釣りオンリーの池のようだ。
だいたい、アオウオやら鯉系の魚が入ってるらしい。
釣具屋で買った練り餌を見せると「オーゥ!ベスト!」みたいな反応。
ほんとかよ。
日本から持ってきた針とオモリでブッコミ仕掛けを作って釣り開始。
でも、俺以外の人みんなタニシをエサにしてるんですけど。
オーゥ!ベスト!はタニシなのではないか?
ビールを飲みながらのんびり待つ。
1時間経過。
2時間経過・・・。
おかしい。
釣り堀で練り餌を投入してこんなに反応が無かったのは人生で初めてだ。
周りも釣れてない。
魚の雰囲気もあまり無い。
騙されてる??
この池のオーゥ!ベスト!は存在しないのではないか?
3時間経過!
遂に対岸のオジサンにヒット!
姿を現したのは10kg以上はあろうかというアオウオ。
魚いるんだね!
でも入ってる魚が思ったよりデカイ。
自分のライト過ぎるタックルと、揚がってきた魚を見てなぜかモチベーション↓↓。
50cmくらいのが釣りたかったな。
強めのタックルも持ってくれば良かった。
しばらく苦悩しながら釣りをした後、退散することにした。
なかなか厳しい午前中になってしまった。
帰り道。
畑から流れ出る汚水に片足ハマった上に、またチワワに襲われてしまった!
悔しい!
そんなこんなで未だに魚が釣れていないこの休日ログ。
果たして魚は現れるのか?
②へ続いてしまいます・・・。
終わり
日曜日がまるっとお休みになったので、どこか釣りにでも行ってみようと思い色々調べてみた。
ホテルでゴロゴロしながらネットで釣り場を調べてみる。
しかしベトナム語(Google翻訳を活用)で調べても、まともな情報が出てこない。
たまにそれっぽい情報が出てきてGoogle翻訳にかけると、とたんに訳のわからない日本語になるので逆に混乱してしまう始末。
ホテルから出てもないのに道に迷った気分。
これはフィッシングカルチャー不毛の地なのでは??
釣具屋の検索では何軒か信頼性の高い情報が転がってた。
しかし場所を絞れたのは二軒くらい。
ホテルでゴロゴロしててもしょうがないので、早速そのうちの一軒へ向かう事にした。

着いたのは、見落としそうな程に小さな釣具屋。
当然ルアーも無いし、店主はベトナム語しかわからない感じ。
困った。
俺はベトナム語が全然わからない。
シンチャオ(こんにちわ)しかわからない。
とりあえず、こんにちわ!こんにちわ!と言いながら店に入ってみた。
身振り手振りで「釣りがしたい!」「釣り堀とかの場所教えて!」みたいな気持ちを熱く伝えた。
それを見てひらめいたように、店主は練り餌を持ってきて15000ドン(約75円)だと提示した。
んんん〜餌出てきた・・・。
ちょっと違う感じやけどもういっか。
練り餌を15000ドンで購入。
店内にミミズも置いていたが、赤いダニみたいなのがハンパないくらい湧いてたのでやめた。
〜市内観光〜
朝ご飯はベトナムの麺料理「ブンチャー」を食べる事にした。

酸っぱいスープにつくねと春巻を乗せ、さらにニンニクと唐辛子をまぶして食べる。
美味い。
めっちゃ美味い!
ベトナムに来て一番美味しかった食べ物だった。
でもちょっと量が多い。
これで調子に乗ってビールとか頼んでたら道端で無念の嘔吐でしたわ・・・。



市内の湖の様子。
市内には公園の池やら川やらタイ湖というデカイ湖など、水辺が沢山あります。
ほぼ全ての池で現地の方が釣りをしています。
ハノイでは撒き餌を撒き、それ寄って来た魚をギャング針で引っ掛けるという釣り方がメインらしい。
むしろ撒き餌を使わない場合もある。
とにかくずっと引っ掛ける。
竹竿を持って釣りをする。
リールを使っている人は見かけなかったな。
引っ掛かる魚はティラピアやナマズばかりだったが、あちらこちらでコンスタントに水揚げされていた。
そしてこんな風景ですが・・・ほぼ全ての池が釣り禁止のようです。
こんだけ釣り人いるのに!笑
聞くと「釣り禁止ではないのだ!」と言う現地民しかいなかったけどなぁ。
後日、会社の通訳さんに聞くと「コッソリやってる!外国人は騙されるから釣りダメ!」と言っていた。

全然コッソリじゃないよね。笑
ベトナムでも公安による恐喝や賄賂といった話はあるので、変な人たち絡まれるような行動はしない方が良いかもしれません。
〜釣り堀探し〜
一旦ホテルに戻って再びネットサーフィン。
しばらく頑張ってたらベトナム語で釣り堀の情報を載せるサイトが出て来た。
早速Google翻訳開始!
釣り堀は市内を流れる川の東側に多く、特に集中している地域があるようだ。
良さげな釣り堀を数箇所ピックアップして行ってみることにした。
しかしサイトのボンヤリとした地図では正確な場所がわからない。
それっぽい場所を歩き回って探すしかない。

ホテルからタクシーで10万ドン(500円)くらいでそれっぽい場所に到着。
しかし、メーターを不正に改造しているタクシーが多すぎる。
タクシーによって料金の上がり方が違うのだ。
それも結構分かりにくくて、通常より2〜3割高い程度だったりする。
もしくは、最初は1000ドンずつ上がっていたのが突然1万ドンずつ上がり始めたりする。
マイリンタクシーってのは安全なんだけど、それ以外のタクシーは乗ってみないと分からない。
〜ハノイの道路〜


排気ガスが凄い。
道路に1時間も立てば、喉に違和感を感じてくる。
マスクを着けてバイクに乗る人も多い。
そんで、やたらめったら事故!
1日で2回も遭遇してしまった。
しかも事故った場合、双方が道の真ん中につっ立って口論になりプチ渋滞を起こす。
頼むから端に寄ってくれ!
そして加害者が被害者にガチギレするパターンをよく見かけます。
なんでだろう。
怖いですね。
〜最初の釣り堀〜
最初に目星を付けた釣り堀。
ネットに載ってた写真では、タイのブンサムランみたいなゴージャス感と安定感があり、味見にはちょうど良さそう。
いいじゃん!
休日っぽくていいじゃん!
早速タクシーに乗り、行き先を告げる。
ぐんぐんハノイ郊外に出たタクシーは僕をそれっぽい場所で降ろした。
そのあとテクテク歩いていると小さな池を発見。
この場所で間違いないんだが。
鉄柵で覆われており、池の周りには廃墟のような建物が。
よく見ると、写真で見た釣堀に似ている。
あれ?
本当にここなの?
荒れ狂い、淀んだ水からは今にもナニか飛び出してきそう。
これってアニメとかでよくある「知らない間に違う世界にきてしまった」的な・・・。
それとも、もしかして自分はタイムスリップしてしまったのか?
「今は西暦何年の何月何日だ!」
と通行人に尋ねようとしたが、冷静に考えれば釣り堀が廃業してるだけだよね。
僕の見た情報が古過ぎたんだね。
〜二つ目の釣り堀〜
さっきのタクシーは降りてしまったので、やむなくアイスをペロペロしながら通りをブラブラしてみる。
途中、チワワみたいな何かに襲われたけど間一髪で避けてテクテクと進んだ。

うーん。何もない。
タクシー拾うか。
タクシーに乗って次の池に向かう事にした。
ハノイまで戻る道沿いにある感じ。
ぐんぐんとハノイに戻ったタクシーは割と大きな池の前で止まった。
釣堀だ。
ちゃんと営業してる。

池の横では、街から流れ出た生活排水で野菜を育てるシステムが構築されている。
すごい汚水くさい・・・。
色々と大丈夫か?
しかし、ここで釣りをしない手もない。
管理人っぽいにーちゃんに話しかける。
俺「1日いくらですか?」
にーちゃん「20万ドン!」
日本円で1000円くらい。
釣り人もいっぱい居るしとりあえずココにしてみよう。

この池は餌釣りオンリーの池のようだ。
だいたい、アオウオやら鯉系の魚が入ってるらしい。
釣具屋で買った練り餌を見せると「オーゥ!ベスト!」みたいな反応。
ほんとかよ。
日本から持ってきた針とオモリでブッコミ仕掛けを作って釣り開始。
でも、俺以外の人みんなタニシをエサにしてるんですけど。
オーゥ!ベスト!はタニシなのではないか?
ビールを飲みながらのんびり待つ。
1時間経過。
2時間経過・・・。
おかしい。
釣り堀で練り餌を投入してこんなに反応が無かったのは人生で初めてだ。
周りも釣れてない。
魚の雰囲気もあまり無い。
騙されてる??
この池のオーゥ!ベスト!は存在しないのではないか?
3時間経過!
遂に対岸のオジサンにヒット!
姿を現したのは10kg以上はあろうかというアオウオ。
魚いるんだね!
でも入ってる魚が思ったよりデカイ。
自分のライト過ぎるタックルと、揚がってきた魚を見てなぜかモチベーション↓↓。
50cmくらいのが釣りたかったな。
強めのタックルも持ってくれば良かった。
しばらく苦悩しながら釣りをした後、退散することにした。
なかなか厳しい午前中になってしまった。
帰り道。
畑から流れ出る汚水に片足ハマった上に、またチワワに襲われてしまった!
悔しい!
そんなこんなで未だに魚が釣れていないこの休日ログ。
果たして魚は現れるのか?
②へ続いてしまいます・・・。
終わり
- 2017年7月26日
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