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岡林 弘樹(オカバ)

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ルーツシリーズの最近、など。

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昨年末の話。
僕が手掛けたツララのパックロッドシリーズ「ルーツ」
そのスピニングモデル「Routes S68ML」を含む2本がリリースされた。

告知から発売までの間で予約いっぱいとなり、発売後も早い段階でアングラーの手に渡ってくれた印象だ。しかも、現場でしっかり使ってインプレッションを上げてくれるアングラーも多く、SNSなんかでそれを目にすることもあり、こちらとしては嬉しい限りである。

長らくテストしてきた大事な一本なので、手にした人は僕以上に大事にしてくれるともっともっと嬉しい。

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「Routes S68ML」はライトプラッキングを軸に置きながらも、ボトム操作も可能な範囲に仕上げた。どちらかに性能を偏らせることは十分に可能だったが、敢えてそれはやってない。なぜなら、これはあくまでも道具を多く持ち込めない旅先で使う竿であり、予告なしで訪れる大なり小なりの魚との出会いを成就させられる、超万能な存在でなければならないからだ。

だから、全くの未踏の地でも、是非連れて行ってあげてほしい。そんな場面こそ最高に頼りになるロッドだ。


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旅用として産声を上げた「ルーツシリーズ」は、生産体制の再検討や諸々アレヤコレヤ、まぁ色々とあって初期構想から発売まで3年ほどかかった。
そうやって何年も一つの製品と向き合ってくると、その時々にある釣り的トレンドに製品仕様が引っ張られる、といった事も良くある話なのだが、このシリーズは産声を上げた瞬間から、構想も仕様も一貫してきた。
まぁジャンル的にもトレンドが無いってのもあるがw

結局、僕も前野も自分が楽しいと思った事を周りの目も忠告すら気にせずやり続けてしまう、いわばダメな部類の人間なのかもしれない。





 
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ルーツにおける今後の展開を少し書くと、上手くいけば販売予定が立ちそうなプロトが1本。そして、生まれたばかりのプロトは数本。全部4~5ピースのパックロッドで構成されている。

僕は「S68ML」の次のモデルとして、更に長い、強いモデルを考案させてもらっている。こちらは国内ユースでも更に活躍できるレングスとパワー帯に仕上がる…予定である。

ロッドを触りながら思う事は、「作り手がその製品を愛せるか」はとっても大事ということ。否、釣りに限らずだ。

作り手の本位でなく出来上がった「それっぽいもの」には宿らない、粘り強さというか底力というか、そんなものが生まれる気がしている。







愛着の話をすれば、プロモーション自体もそうかもしれない。
製品広告はYoutubeが主流になり、あらゆる工業製品がYoutubeに広告動画を置く時代になった。新しい製品を検討するとき、確かに僕もYoutubeで検索を掛ける。

動画を見るのは何より楽だ。そして最適でもある。
例えばルアーであっても、アクションなどをしっかり把握出来るのは動画を見るのが手っ取り早い。実際、プロモーションの最適解としてこれからも主流になるのは間違いないと思う。

反面、雑誌や文字の時代は終わった。と言われるようなった。
そこに関しては、どうだろうなぁと思ってしまう。

情景や情熱をイメージしてしまう熱い文章を読んだ時、受ける感動、衝動は計り知れない。少なくとも僕は、心に風穴を開けられた文章や誌面を、今まで何度も目にしてきた。

それは、広告の形が変わりつつある今でも、変わらない部分であってほしい。

作り手が語る愛のある話や、好きなモノを好きだと言う時、そこで生まれる想いのこもった文章は、きっと商業的に作られた動画より人の心に突き刺さるものがあってほしいな、と思う。

逆に、心に深く刺さる動画との出会いも、この先増えるかもしれない。
まぁ、人生も有限だし、生きてるうちに好きなモノを好きって言っとこうぜ、ってことで。
なんのこっちゃ。そんな独り言でした。

ではまた。





 

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