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上宮則幸

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▼ 第34回　いいこと

アベフトシは死んじゃったが、未だに彼のギターに感涙する者が大勢いるんだろ。
おれがそうだから。
1分18秒のタイマーを消しては点けてを繰り返すおれの仕事が終わって、肝属へ向かうクルマの中で久しぶりにミッシェルのアルバムを聴いた。
死んじゃったヤツの事を惜しむような事をめったにしないおれだが、未だに残念でならない。
それでも、アベフトシのギターは生前同様、心を震わせ続ける。
何度も生の爆音を聴きに、それを奏でるアベフトシの姿を観に行った。
自分と他人の汗の中で何度も感涙したっけかなぁ…
すげーエネルギーのある人だった。





凄腕期間中。
おれはもっとエナジーを燃やしたいのだが、仕事も勝負所。
どちらをとるって？勿論仕事だろ。

それでも、ギリギリまで釣りはする。
ギリギリって、身体がもつ限界付近までってこと。
果てちゃダメだからな(笑)
遊びで果てるやつは馬鹿だ。
馬鹿ギリギリでやる。

せっかくの休みなんだからゆっくりしたいのは山々なんだが、無駄に休んでも精神衛生上おれにはよろしくないようで、何かしら用事をこさえて休まないようにしてしまう。
長生きなんかしたくないからそれでいいや(笑)


空気はしっとりと冷たい。
昨日まで降った雨がそうさせている。
昨夜の水温は21℃で、多少降っても乱高下しない時期になってきた。

こんな朝は朝焼けが激烈に美しい。
直江政弘が曲中表現した『戦火のような朝焼けを僕らは胸に染み込ませて』みたいな気分になる。
それが釣りの最中ならなおさら。

たが今朝はゴミ拾いに向かう車中、この朝焼けを見た。
そんで、最近の釣りを振り返ったり、仕事や家庭の事を取り留めなく思いを巡らせた。
もう明日にも届くBlueBlueのプロトルアーの事なんかも。



現着

この場所のゴミは拾った側からまた増える(笑)
いや、笑い事にしちゃいけないんだが、次々増えてもう笑うしかない心境になる。

だって、こんなのが漂着すんだぜ！
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違った(笑)
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これも違ったが、中身が気になる(笑)

これ
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覚えてる？
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1998年製造とかだぜ！
いったい何年プカプカやってたんだよ…

そんな感じで独りで拾った
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今から家族サービス。
相方とみなも連れて何とか高原ってところにコスモスを見に行く。



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