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【フロウソウとホウオウゴケ】苔の話。

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良い感じに好みの色に揚がったメダカ達。
このシブい感じが好き。







【不老草と鳳凰苔】


















久しぶりの更新となります。



なにか更新したらいいのかもうよくわかりませんが…

とりあえず今年に入り強烈にいや、激烈に興味が沸いているものがありまして…




それが、

「苔」

なんです。





そう、

"コケ"だ。

(以後コケ、苔など「こけ」というワードが多用されており、「こけ」という文字がゲシュタルト崩壊的なコケってなんだろう??あれ?こけであってるよな??などのような状況になります。
脳内でコケコケよく分からなくなりますがコケで正解ですのでご安心下さいこけ。)









まず、苔とは何を想像するか?というとかなり様々なものが思い浮かぶと思う。


簡単な所だと、
飼育している魚の水槽の壁に現れる茶色とか緑とかのヌルヌルしているやつ。
川で滑って転ばせて来るやつ。
アユのご飯。
山の中の影の方にある謎の植物のような物。
道路や道端のコンクリートの継ぎ目、マンホールの穴などにあるモコモコしたやつ。
街中の裏路地の壁の茶色いの。



などなど…
色々と思い出して見てほしい。苔は意外と見ているはず、だ。

ちなみに、風呂場のヌルヌルはおそらくカビである。








とまぁ総合して言うと、

『汚い、いらない物、陰キャラ』

そう思われていないだろうか。
汚い場所にくっついてるヤツ。
そんなふうに思われていないだろうか。






いや、違うんです…違うんだ…!!!


よーく見ると違うんだ。
ひとつひとつ全然違うんですよ。









苔ってどうしても平面的に見えていないだろうか?
色が付いてるだけ…汚れ…んー、なんだろう…


"フラット"

な感じ。





岩のヌルヌルやら張り付いてるやつ、壁にくっついてるヤツ。
なんか緑になってる…やつ。

改めて想像してみても「立体感」がないと思う。
「コケ」=汚れている。そんなふうに。



でも実際はしっかりと植物のような容姿であり、美しい形と色をしている。





そのいままで平面的にしか目に入らなかった物をほんの少しだけ良く見てみると世界が一新するのだ。


こんな素晴らしいものを、こんなしっかりした自然の形をフラットにしか見ていなかったなんて…

いままでの自分の洞察力、観察力の無さに絶望してしまった。






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どうだろう、良くある清流域の写真なのだが…
『コケ』の存在を気にし始めたら写真中央下の緑色が輝いてみえてこないか?





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コケ=フラットな物だと脳内で決めつけてしまっている物を『横から見る』と世界が変わる。

上から見れば平面的だが横から見るとどうだろうか?
脳内で勝手に見ようともしなかった物を見るというのは物凄く楽しいものだ。




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いままで目にも止めなかったコケ…
これは『タマゴケ』という種類。
見てのとおり可愛らしい玉を付けている。
平面的に見えていたコケだけど、植物でいう葉も思ったりよりしっかりしているのでは無いだろうか。








森の中の木の橋…

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そうそう、苔ってこんな感じ。





こんなのも見たことがあるだろう。

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コケ、生えてますよね。
これはハイゴケという種類のコケでした。











そんな感じで苔の種類や名前を少しだけでも覚えると、いままで気にしていなかった部分をみるのが面白くなります。


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苔はめちゃくちゃ多くの種類があるので自分もほとんどまだ覚えられてないし、不確実な感じになってしまいますが少し紹介していきます。
ハイキングや釣りの道中で撮り溜めました。

自信が無いものには??や、○○の一種などの書き方をしていきます。
そして、このブログのコメントは「ネット上誰でも許可」に設定しておきました。
間違っているもの、詳しい名前が分かるものなどありましたらコメント頂ければ嬉しいです。







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タマゴケ
「玉苔」
上でも紹介した可愛らしい玉を付けることで人気な苔。
色合いも実物は美しい。







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スギゴケ(?)
「杉苔」
植物のようだけど…これもコケ!杉のようで面白い。テラリウムなどで杉林のような表現ができる。






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ジャゴケの一種達
「蛇苔」
圧倒的に不気味なコケ。平べったく蛇のように伸びていく。






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シノブゴケ(?)
「忍苔」
岩や木に広がりながら這うように伸びていくコケ。





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ホソバオキナゴケ(?)
「細葉翁苔」
テラリウムで人気で肌触りのいい苔。
上手く写真撮れてなかったけど、色合いも美しく猫の毛並みみたいな肌触り。






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コスギゴケ
「小杉苔」
何故か良くみるコスギゴケの写真が見当たらない…
後日ちゃんとした写真を追加予定。

そういえばスナゴケも良くみる機会が多すぎて写真がありませんでした…












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こんな感じで良く見かけるコケ達をほんの少し紹介してみました。

ここからは少し『レア』な苔。

見つけられたらちょっと凄いかも???










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ヒメホウオウゴケ
「姫鳳凰苔」
鳥の羽のように広がる美しい苔。
生き物好きなら分かると思いますが"ヒメ"と付くことで"小さい"という意味になることが多いですよね。
本種も小さな鳳凰苔という意味になります。

『ホウオウ』と名の付く理由としては鳳凰鳥の羽、イメージすると尾羽のことかな??と思います。

探すのに苦労しました。











そして、ヒメではない鳳凰苔





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ホウオウゴケ
「鳳凰苔」
実物を見つけたときは思ったよりデカイ!
これ、苔なのか?植物じゃないのか??と思うほどでした。
写真じゃ伝わらないけど透明感があってとても美しい。
生息地はほとんど陽の当たらない小規模な沢。川の飛沫水がかかるような場所に群生していた。




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たしかに鳳凰の羽のように見える美しくカッコいいオーラのある苔でした。













さて、あともう一種。
苔に興味を持ってから二種類ほど宮城県内で見つけたいと目標に決めていて、ホウオウゴケとそのもうひとつは



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フロウソウ
「不老草」
山林奥地の湿地帯にて遭遇できました。
"不老"と名の付く理由を調べてみましたが、よく分からず…長い期間枯れないのか、まさか不老不死の薬となるのか??不思議ですね。
同じような種にコウヤノマンネングサ
「高野ノ万年草」という苔もあります。こちらの種類も"万年"と不老を意味するような言葉が入ってます。

とにかく見つけたときの嬉しさは忘れない。








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生息状況はこんな感じ。


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少し抜かせて頂き観察させてもらった。
特徴であるのがこの木のように幹が伸びること。
本来はもっと木の形そっくりな容姿をしていて、全く苔感がない。
ちなみにコウヤノマンネングサは先端が湾曲し、ヤシの木のような形になる。


ちなみにコウヤノも見つけてみたいのですがやはり難しい…
あまり東北での情報もなく、宮城県に生息しているのかも不明なんですね。












さて、こんな感じです。
今回は無駄にアツくコケの話をさせて頂きました。
苔を少し覚えると釣り場までの道中が面白くてたまらないです。

もしかしたら皆さんの釣り場にもちょっとレアな苔があるかも??しれませんよ!


どうです??苔に少し興味を持って頂けたでしょうか!?
是非探してみてくださいね!!
















で、最近の釣りはというと…


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まぁとりあえずスルーでいいよね…

新しいコケの目標もあと二種追加しました。
なんとか見つけたいなー



【コケ探しの探検】
続く…




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