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▼ イラストでわかる磯ヒラとウェーダーの危険性
- ジャンル:日記/一般
先日、ヒラ師さんの事故を耳に致しました。
ウェーダー着用での事故だそうです。
所謂、装備がちゃんとしていれば生き残れたかもしれない事例でもあります。
もちろん、波が高すぎると完全装備でも成す術はありませんが・・・。
では、ウェーダーが何故危険なのか?
それは水の逃げ場が一切なく、空気を多く含むからです。
ネオプレンのウェットスーツはそれ自体が伸縮性があり
肌に密着したスーツになってますので
一箇所に浮力が溜まることはありません。
全体に適度な浮力となるため体の自由が効きます。
ところがウェーダーとは長靴の親玉みたいなものです。
ストレッチ性が無いので余白を多く設けて動きやすくします。
この構造が仇となり、ライフジャケット(浮力体タイプ)未装着にて
落水しますと空気を含み・・・
足が上向きとなり犬神家状態になります。
もしくは股ベルト未装着であればすっぽ抜けますので
同じようになります。

こうなると冷静にベルトとサスペンダーを外して
ウェーダーを脱ぐなど不可能に近くなります。
では、ライフジャケットをつければいい良いのか?
下記の絵を見ると分かりますが
落水した瞬間、浮力体入りライフジャケット+股ベルトの役割によって
すっぽ抜けずに、逆さまになることは避けられます。
が、大量の浮力を得たウェーダーでは
足を動かすことは不可能でして自由になるのは両手だけです。
仰向けになり岸に泳ぐ。なんてことも出来ないくらい自由を奪われることがあります。
これでは、サラシが出ているような波の状況では岩肌に容赦なく叩きつけられます。

浮力により自由を奪われた状態から
次に待っているのは大量の浸水による超重量です。
ウエストベルトをきっちり閉めていれば、時間を稼げるので穏やかな海では有効です。
試しにウェーダーを着てください。
そしてスキマからシャワーで水を注いで水をタプタプにしてください。

歩けますか?
階段昇れますか?
自分はまともに歩くことすら出来ませんでした。
数10kgの水の塊となった足は自由がまったくききません。
大体、膝下くらいまで水が入った時点で、まともに動けなくなります。
海の中では水圧で陸地ほと浸水はしませんが、這い上がる時が厄介です。
一度こうなると高さのある磯では這い上がることは不可能に近くなります。
逆に沖に向かう方が得策です。
沖に向かうにしても通報出来る方が居ることが前提になりますし
ウェーダーでは脱ぐか裂くなりしないと自由が効かないのが厄介ですし
何より荒れ過ぎていれば何しても一緒です・・・・
ウェットスーツであれば構造上こうなることはまずありえません。
チェストウェーダーのベルトを締めて浸水を防いでも。
空気によってひっくりかえりますし、水が入っても動けません。
高低差や水深のある場所での落水がいかに恐ろしいかが解るかと思います。
自由を奪われた体で波に翻弄されたらどうなるか.....
想像に容易いでしょう。
岩にぶつかり続け
波に揉まれつづけ
這い上がる事も
沖に避難も出来ずに・・・・となります。
テトラの下に吸い込まれた状態と殆ど同じです。
ベルトを締めて猶予を稼ぐというのは常に意識が必要ですが
有効なのは波が穏やかで
手や足がつく浅い場所が殆どです。
波が無く、非常に浅く、トゲトゲしていない岩肌で
浜のような、ゆるやかな小磯。
さらに2人以上行動
これは、ウェーダ+ライフジャケットでギリギリどうにかなります。
しかしヒラは違います。
もちろん少しでも荒れていたらヒラだろうが関係なくウェーダーは危険です。
ライフジャケットは必ず浮力体タイプにしてください。
破れたら終わるものは使い物になりません。
だからこその「ウェットスーツ」+浮力体ライフジャケット+出来ればヘルメットなんです。
磯に下りる場合の落石だってヘルメットは防いでくれます。
ウェットスーツは全身を衝突から保護してくれる上に
一定個所に浮力が集まることもありません。
膨れることもないので落水してもある程度の自由が効きます。
浮力体入りライフジャケットも同様で
例え磯歩き中に転んでもクッションとなり大怪我を防いでくれます。
どこかにぶつかって破れたとしても、萎むことはありません。
波に翻弄されて頭をぶつけてもヘルメットがあれば
幾分、生存率が高まります。
グローブがあれば岩に捕まったりしても指がボロボロになることもないでしょう。
それでもダメならどうしようもありませんが
生き残れる確率の高い装備で赴いてください。
それが無ければやらない。
必要以上に荒れた場合も絶対近寄らない。
これに限ります。
地元でも荒れた磯を見に行って大波にさらわれ死亡した事故が去年だか一昨年に発生してます。
また、落水を見かけても、装備不十分な状態で
飛び込んで助けないようにしてください。
まだ、クーラーボックスにロープをつけて投げたり
状況が許せば、タモの柄を掴ませるほうが安全です。
パニックになった人の力は非常に強力です。
本当に、一気に海中に引きずりこまれます。
なので出来れば、すみやかに海上保安庁へ通報し、指示を仰いでください。
「118」番 です。
そして、万一のために必ず複数で行動してください。
それでは、少しでも安全で楽しい釣りライフを。
ウェーダー着用での事故だそうです。
所謂、装備がちゃんとしていれば生き残れたかもしれない事例でもあります。
もちろん、波が高すぎると完全装備でも成す術はありませんが・・・。
では、ウェーダーが何故危険なのか?
それは水の逃げ場が一切なく、空気を多く含むからです。
ネオプレンのウェットスーツはそれ自体が伸縮性があり
肌に密着したスーツになってますので
一箇所に浮力が溜まることはありません。
全体に適度な浮力となるため体の自由が効きます。
ところがウェーダーとは長靴の親玉みたいなものです。
ストレッチ性が無いので余白を多く設けて動きやすくします。
この構造が仇となり、ライフジャケット(浮力体タイプ)未装着にて
落水しますと空気を含み・・・
足が上向きとなり犬神家状態になります。
もしくは股ベルト未装着であればすっぽ抜けますので
同じようになります。

こうなると冷静にベルトとサスペンダーを外して
ウェーダーを脱ぐなど不可能に近くなります。
では、ライフジャケットをつければいい良いのか?
下記の絵を見ると分かりますが
落水した瞬間、浮力体入りライフジャケット+股ベルトの役割によって
すっぽ抜けずに、逆さまになることは避けられます。
が、大量の浮力を得たウェーダーでは
足を動かすことは不可能でして自由になるのは両手だけです。
仰向けになり岸に泳ぐ。なんてことも出来ないくらい自由を奪われることがあります。
これでは、サラシが出ているような波の状況では岩肌に容赦なく叩きつけられます。

浮力により自由を奪われた状態から
次に待っているのは大量の浸水による超重量です。
ウエストベルトをきっちり閉めていれば、時間を稼げるので穏やかな海では有効です。
試しにウェーダーを着てください。
そしてスキマからシャワーで水を注いで水をタプタプにしてください。

歩けますか?
階段昇れますか?
自分はまともに歩くことすら出来ませんでした。
数10kgの水の塊となった足は自由がまったくききません。
大体、膝下くらいまで水が入った時点で、まともに動けなくなります。
海の中では水圧で陸地ほと浸水はしませんが、這い上がる時が厄介です。
一度こうなると高さのある磯では這い上がることは不可能に近くなります。
逆に沖に向かう方が得策です。
沖に向かうにしても通報出来る方が居ることが前提になりますし
ウェーダーでは脱ぐか裂くなりしないと自由が効かないのが厄介ですし
何より荒れ過ぎていれば何しても一緒です・・・・
ウェットスーツであれば構造上こうなることはまずありえません。
チェストウェーダーのベルトを締めて浸水を防いでも。
空気によってひっくりかえりますし、水が入っても動けません。
高低差や水深のある場所での落水がいかに恐ろしいかが解るかと思います。
自由を奪われた体で波に翻弄されたらどうなるか.....
想像に容易いでしょう。
岩にぶつかり続け
波に揉まれつづけ
這い上がる事も
沖に避難も出来ずに・・・・となります。
テトラの下に吸い込まれた状態と殆ど同じです。
ベルトを締めて猶予を稼ぐというのは常に意識が必要ですが
有効なのは波が穏やかで
手や足がつく浅い場所が殆どです。
波が無く、非常に浅く、トゲトゲしていない岩肌で
浜のような、ゆるやかな小磯。
さらに2人以上行動
これは、ウェーダ+ライフジャケットでギリギリどうにかなります。
しかしヒラは違います。
もちろん少しでも荒れていたらヒラだろうが関係なくウェーダーは危険です。
ライフジャケットは必ず浮力体タイプにしてください。
破れたら終わるものは使い物になりません。
だからこその「ウェットスーツ」+浮力体ライフジャケット+出来ればヘルメットなんです。
磯に下りる場合の落石だってヘルメットは防いでくれます。
ウェットスーツは全身を衝突から保護してくれる上に
一定個所に浮力が集まることもありません。
膨れることもないので落水してもある程度の自由が効きます。
浮力体入りライフジャケットも同様で
例え磯歩き中に転んでもクッションとなり大怪我を防いでくれます。
どこかにぶつかって破れたとしても、萎むことはありません。
波に翻弄されて頭をぶつけてもヘルメットがあれば
幾分、生存率が高まります。
グローブがあれば岩に捕まったりしても指がボロボロになることもないでしょう。
それでもダメならどうしようもありませんが
生き残れる確率の高い装備で赴いてください。
それが無ければやらない。
必要以上に荒れた場合も絶対近寄らない。
これに限ります。
地元でも荒れた磯を見に行って大波にさらわれ死亡した事故が去年だか一昨年に発生してます。
また、落水を見かけても、装備不十分な状態で
飛び込んで助けないようにしてください。
まだ、クーラーボックスにロープをつけて投げたり
状況が許せば、タモの柄を掴ませるほうが安全です。
パニックになった人の力は非常に強力です。
本当に、一気に海中に引きずりこまれます。
なので出来れば、すみやかに海上保安庁へ通報し、指示を仰いでください。
「118」番 です。
そして、万一のために必ず複数で行動してください。
それでは、少しでも安全で楽しい釣りライフを。
- 2016年7月1日
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fimoニュース
登録ライター
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