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▼ FPR-57解体新書
先日 FPR57についてメールで問い合わせした所
家邊社長から直接電話がありまして
FPR-57が75gと重たい構成の疑問をぶつけて見た。
恐らく購入した方で結構疑問を持っている方が居られるはず。
当然、購入した自分も含めて。
まずブランクの重量を聞いて見たら
社長「ブランク自体はアレ10g位なんですよ。」
軽っ!?
ブランクは40t→35t→30tコンポジット
薄手の低レジンの特注品のようです。
※ブランクの全重量というわけでは無さそうだ。
週明け、教えていただく予定。
しかし社長曰く
「アーバーをかなり試行錯誤して
わざと響きが良い重い素材を使ったんです。」との事。
厚紙とかコルクなんかの一般的な素材は使って無いそうです
予想通りアーバーに重たい物を使用していた。
となるとあの重厚な重みで響きが良いとなるとアルミかな?
そこは企業秘密らしい。
確かセパレートのメッシュカーボンが50tか60tカーボンだったはずなんで
それをリールシート内まで通してさらにアルミを詰めてブランク全体から伝わる振動を響かせている?
もしくは50~60tカーボンのアーバーでも使っているのだろうか
中空にした方が良いとか
詰めたほうが良いとか各所で主張が違うのでこんがらがってくる(´Д`;)
いや、確かに57のリールシートは壁に当てたり叩けば自分で作ったロッドより
明らかにリールシートを通して金属的にビンビン伝わるのは確か。
薄手の40tカーボンっていうのが大きそうではありますが
ブランクを握るとそうでもないのでリールシートはやはり重要な要素みたいだ。
ビンビン言うても実際使うとかなりマイルドな感度にはなりますがね。
うーん、しかしどうなんだろうなー
もっと軽くて硬いアーバーで同じ感度出せなかったのかなという疑問は残る。
自分で同じようなブランクの物を作って検証してみたいが
低レジン超極薄ALL40tブランクってありましたっけ?
近いのはライトゲームLimited5918でっしゃろか?
それで作るかFPR-57をリメイクするかってとこっすな。
ブランクが軽いならリメイクしても良い気はするが。
それと、社長さんにチタンティップの件お話ししましたよ
「興味はありますけどダイワさんにそこら辺ありとあらゆる特許抑えられて出せないんですよ(苦笑」
カーボンシート巻いてテーパー調整とガイドの固定関連はダイワが抑えてるからメーカーとしては絶望的。
ただ、それ以外にも金属ティップ関連の特許はほぼ抑えられているとの事でマジで手出せないそうな。
とは言え
「でもALLソリッドブランクに繋いだら面白そう(笑」
と、興味津々です。はい
しかし、この発言でダイワ以外がチタンティップ出すという選択肢は完全に途絶えたわけです。
個人で楽しんでくださいとの事です。
羽響買えって?ダイワはバランスという概念が無いメーカーなので却下(ーー;)
もうちょいそこら辺考えてくれるメーカーが先に特許取ってくれりゃ良かったんだが
鮎用や磯用から始まったメタルトップはだいぶ前からダイワが抑えてるから無理やったんでしょう。
というわけでFPR57が重いのアーバー材を試行錯誤した結果わざとやった事でブランク含めて基本は軽い素材で出来ている
という事だけが分かった今日この頃です
これで納得できたかっちゅうと、微妙な所ですが(ーー;)
いや、良いロッドだと思いますよ。
ショートロッド目的で既製品を買うなら今の所ベストな選択肢です。
ただ豆アジングロッドとして売るのはマイナスな気がする。
あのロッド、豆以外の場面の方がむしろ活躍出来る。
豆専用みたいな売り方は色々勿体無いと思うんですよ。
余談ですがショートロッド、もっと短いの出さないんですか?と聞いてみたら
「5.0フィートでも良いんで本当なら出したいんですよ」と言ってました
面白そうなので出してください。
個人的に4.5fでも歓迎デスよ。グランダーロッドのように!(´Д`)b
------3月21日追記--------
FPR-57のブランクについてですが社長に再び詳しく教えていただきました。
40tのみという話は聞き間違いでしたごめんなさい。
そりゃスローテーパーのあのベンティングカーブなんで当然と言えば当然でしたね。
採用は40tの低レジンのカーボンと30tから35tのコンポジットだそうです。
ブランク全体の重量も改めて教えてくださるとの事。
確かにFPR57のベリ~バットにかけて
ピーコック5917も金属的で感度は高く感じますもんね。
35t+40tの7320の方も益々使って見たくなりましたよ!!
また40tのみの構成で実験をされたそうですが
理由はわからないもののコンポジットのほうが感度が上がったとの事です。
これは素材の減衰率に起因する所かもですね
カーボンはレジンの量や質、その弾性によって固有振動周波数、減衰率が変わりますし。
これはロードレーサーも同様でGIANTのエントリーである30t3k
フラグシップモデルの46t12k
ピナレロ等のフラグシップに使われる50t1.5kフレーム
(※〇〇kはカーボンの束の本数です。1.5k=1500本 3k=3000本 12k(12000本)
これらフレームの違いで路面を走る時のロードノイズが全て変化します。
前にプロショップで各種ロードを試乗した時その差に驚いたことがあります。
もちろんアルミフレームのようにダイレクトな振動は来ず全てマイルドになります。
自分のロードはアルミフレームだったんで福岡の道の場合、所によって腕とケツが痺れたりするほど振動がきます(笑
チタンも同様に相当ノイズ拾います。
これは振動減衰率がチタンとアルミが金属の中でも特に低いから起きる現象だと思っております。
- 2014年3月20日
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