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▼ エクスセンス∞(インフィニティ)S906ML
- ジャンル:釣り具インプレ
最近手に入れた新たな武器・・
それがこれ。
エクスセンス∞(インフィニティ) S906ML
何度か使って魚も釣り、体にも馴染んできたのでここで使ってみた感想をば。
まず最初に、このロッドを一言で表すならこうなります。
「高品質なスタンダードロッド」
ロッドの調子?アクション?曲がり方?には、これといった特徴はありません。
曲がりはレギュラーファーストで、負荷をかけると曲がりの頂点が手元側に移行してくる普通な感じ。
しかし、その使用感は上質そのもの。
僕は今までインフィニティではないエクスセンスを使ってきたんですが、その使用感の差は体感として感じられるレベルです。
インフィニティではないエクスセンスと比較して、主に変わったと思う点は3つ。
①軽量化
②感度の向上
③粘り
今回はこれらの点について、今まで使ってきたエクスセンスシリーズと比較して僕が感じたことをそのまま書いてみたいと思います。
感覚的な表現も多数入りますがご容赦ください。。
①軽量化
「軽い」
まず、手に取った瞬間の感想がこれでした。
リアグリップがカーボンモノコックに変わったことに加え、ブランクスも軽量化したのでしょうか?
もうあちこちで使い古されて月並みな考察である感がすごいですが、軽いということだけで感度も良くなるし長時間の釣りも疲れること無くできるし・・アドバンテージであることは明白です。
②感度
竿の感度は無くても魚は釣れるので、個人的には今まで竿の感度にこだわりを持っていなかった時期もあったんですが、今はそこそここだわってます。
流れの重さはルアーのリトリーブ抵抗をリールで取るんですが、ルアーの振動・当たったものが魚のバイトなのか体なのかの判別・底質の判別などなど、竿の感度があった方が情報量が増えて釣りが有利になるし楽しくなると感じているからです。
このエクスセンス∞の感度は、エクスセンスよりは明らかに良くなっています。
今までのエクスセンスでも感度に不満は感じていなかったんですが、このエクスセンス∞は伝わってくる情報が増幅されてもっとクリアになった感じ。
感度がよくなった要因は主に2つだと思います。
1つは、ノーマルのエクスセンスのブランクスにかかっているクリアの塗装がかかっていないこと。
全く同じロッドのクリア塗装ありと無しを以前振ったことがあるんですが、体感としての軽量感・そこからくる情報量の差は雲泥の差でした。
もう1つはリアグリップのカーボンモノコック。これも感度の向上に貢献している・・のか?
このグリップエンドの形はベストなどに差し込みやすくてとてもよいです。
感度に関しては、同じブランクスでリアグリップがEVAのモデルとカーボンモノコックのモデルを作って振り比べないと断言はできないでしょう。
しかし、ノーマルのエクスセンスより感度が良くなっているのは明らかに感じます。
カーボンモノコックがそれに貢献しているとすれば、今までリアのEVAに吸収されていた振動を反響させて手に伝えているということなのか・・?
③粘り
個人的に一番大きな進化だと感じたのはここかもしれません。
今までのエクスセンスは比較的ドライな感触のロッドでした。
パリッとした張りがある反面、思い切り曲げ込んだ時の質感?安心感?はインフィニティと比べるとそれなりのものでした。
ここで比較対象にしたいのは、僕が以前メインで使っていたシーバスロッド「ジャンピングジャックZele」。
物理的にはあり得ないと思いますが・・曲げ込むのに要した力より強いとアングラーが錯覚してしまうほどの驚異的なリフティングパワーを持ち、大型を捕るための必須事項である「タメ」が効くロッドでした。
そのタメを作れる驚異的な粘り腰。いくら曲げ込んでも折れそうな感触は無く、安心感さえ覚える不思議なロッド。
それだけの粘りがある竿はダルくなりがちなんですが、ジャンピングジャックZeleにはダルさは一切無く、硬いと錯覚してしまうほどの張りを兼ね備えていました。
しかし東京湾で釣りをするようになってから気になってきたのは、その重さと感度の悪さ。
東京湾は地元の河川より流れが緩いことでロッドのタメや強度に対して求められるレベルが低く、強度を落としてでも感度を上げることの方が重要だと感じるようになり、Zeleから他の竿に乗り換えたという経緯があります。
しかし、自分の中でジャンピングジャックZeleの「驚異的に粘るのに張りがある」感覚は、理想的なものでした。あのブランクスが感度良く軽量化されれば最強なのに・・
ずっとそう思ってきました。
今回のエクスセンス∞のブランクスは、今まで僕が触ってきた市販のシーバスロッドの中でその理想に近づいた1つのカタチであると感じます。
空で振った感じはとても軽く、ちょっと曲げると柔らかいのに、実際のキャストで振ったときのブレの収束はシャープささえ感じさせるレベルで早い。
魚を掛けて曲げ込むと・・何と表現すれば良いのか?・・モッチリした感触とでも言えば良いのか?
ジャンピングジャックZeleとはまた異質ですが、これもまた「粘り」と表現される感覚だと思います。
今までのエクスセンスにあった限界まで曲げたときの張り詰めた感・限界が近いです感が無く、安心感さえ感じます。
変な表現ですが、その辺りはグラスロッドに近い感覚です。
それなのに軽量感・張り・感度はパリパリのいわゆる高弾性カーボン・・感度に関してはそれ以上?の感覚。
これは新しいブランクス構造だというスパイラルXコアのおかげなのか?
それともエクスセンス∞から採用されたナノアロイ?のおかげなのか?
今までのシマノには無かった、しなやかでスムーズに曲がり軽量感があるのに力もあるブランクスです。
ここまではエクスセンス∞そのものに対する感想でしたが、最後にS906MLというモデルについて。
先に述べたように、調子は普通です。みんなが使いやすく、どんな状況でもなんとかなるオールラウンダーな感じ。
飛距離面も、しっかりタメて投げれば柔らかめの竿にしては距離を出せる部類だと思います。
流速が速くもなく遅くもない旧江戸川で使った感じだと40cm台の魚でも曲がってくれて楽しめるし、70cm台だとかなり曲がって楽しいけれども限界に近い感じは全く無く、余裕と安心感さえ感じながらのやり取りでした。
ルアーに関しては、ベストなのは9~12cmのフローティングミノー・15gのバイブレーションだと感じました。
具体的にはサイレントアサシン99F、レスポンダー129F、サスケ裂波120、レンジバイブ70ESあたり。
気持ち良く投げられるのは12cmクラスのミノー・同クラスのシンキングペンシル・28g以下のバイブレーションまでですね。
それ以上も普通に使えるんですが、よりルアーが大きく・重たくなったり、同じルアーでも強風下で使うことが多かったりするならばS906Mにパワーアップさせたほうが良いと感じます。
以上色々感想を述べてきましたが、気に入ってるのでしばらく使い込んでみようと思います。
このブランクスで自分の好みの長さと調子のものが出てきてくれたら・・最強だろうな~笑
それがこれ。
エクスセンス∞(インフィニティ) S906ML
何度か使って魚も釣り、体にも馴染んできたのでここで使ってみた感想をば。
まず最初に、このロッドを一言で表すならこうなります。
「高品質なスタンダードロッド」
ロッドの調子?アクション?曲がり方?には、これといった特徴はありません。
曲がりはレギュラーファーストで、負荷をかけると曲がりの頂点が手元側に移行してくる普通な感じ。
しかし、その使用感は上質そのもの。
僕は今までインフィニティではないエクスセンスを使ってきたんですが、その使用感の差は体感として感じられるレベルです。
インフィニティではないエクスセンスと比較して、主に変わったと思う点は3つ。
①軽量化
②感度の向上
③粘り
今回はこれらの点について、今まで使ってきたエクスセンスシリーズと比較して僕が感じたことをそのまま書いてみたいと思います。
感覚的な表現も多数入りますがご容赦ください。。
①軽量化
「軽い」
まず、手に取った瞬間の感想がこれでした。
リアグリップがカーボンモノコックに変わったことに加え、ブランクスも軽量化したのでしょうか?
もうあちこちで使い古されて月並みな考察である感がすごいですが、軽いということだけで感度も良くなるし長時間の釣りも疲れること無くできるし・・アドバンテージであることは明白です。
②感度
竿の感度は無くても魚は釣れるので、個人的には今まで竿の感度にこだわりを持っていなかった時期もあったんですが、今はそこそここだわってます。
流れの重さはルアーのリトリーブ抵抗をリールで取るんですが、ルアーの振動・当たったものが魚のバイトなのか体なのかの判別・底質の判別などなど、竿の感度があった方が情報量が増えて釣りが有利になるし楽しくなると感じているからです。
このエクスセンス∞の感度は、エクスセンスよりは明らかに良くなっています。
今までのエクスセンスでも感度に不満は感じていなかったんですが、このエクスセンス∞は伝わってくる情報が増幅されてもっとクリアになった感じ。
感度がよくなった要因は主に2つだと思います。
1つは、ノーマルのエクスセンスのブランクスにかかっているクリアの塗装がかかっていないこと。
全く同じロッドのクリア塗装ありと無しを以前振ったことがあるんですが、体感としての軽量感・そこからくる情報量の差は雲泥の差でした。
もう1つはリアグリップのカーボンモノコック。これも感度の向上に貢献している・・のか?
このグリップエンドの形はベストなどに差し込みやすくてとてもよいです。
感度に関しては、同じブランクスでリアグリップがEVAのモデルとカーボンモノコックのモデルを作って振り比べないと断言はできないでしょう。
しかし、ノーマルのエクスセンスより感度が良くなっているのは明らかに感じます。
カーボンモノコックがそれに貢献しているとすれば、今までリアのEVAに吸収されていた振動を反響させて手に伝えているということなのか・・?
③粘り
個人的に一番大きな進化だと感じたのはここかもしれません。
今までのエクスセンスは比較的ドライな感触のロッドでした。
パリッとした張りがある反面、思い切り曲げ込んだ時の質感?安心感?はインフィニティと比べるとそれなりのものでした。
ここで比較対象にしたいのは、僕が以前メインで使っていたシーバスロッド「ジャンピングジャックZele」。
物理的にはあり得ないと思いますが・・曲げ込むのに要した力より強いとアングラーが錯覚してしまうほどの驚異的なリフティングパワーを持ち、大型を捕るための必須事項である「タメ」が効くロッドでした。
そのタメを作れる驚異的な粘り腰。いくら曲げ込んでも折れそうな感触は無く、安心感さえ覚える不思議なロッド。
それだけの粘りがある竿はダルくなりがちなんですが、ジャンピングジャックZeleにはダルさは一切無く、硬いと錯覚してしまうほどの張りを兼ね備えていました。
しかし東京湾で釣りをするようになってから気になってきたのは、その重さと感度の悪さ。
東京湾は地元の河川より流れが緩いことでロッドのタメや強度に対して求められるレベルが低く、強度を落としてでも感度を上げることの方が重要だと感じるようになり、Zeleから他の竿に乗り換えたという経緯があります。
しかし、自分の中でジャンピングジャックZeleの「驚異的に粘るのに張りがある」感覚は、理想的なものでした。あのブランクスが感度良く軽量化されれば最強なのに・・
ずっとそう思ってきました。
今回のエクスセンス∞のブランクスは、今まで僕が触ってきた市販のシーバスロッドの中でその理想に近づいた1つのカタチであると感じます。
空で振った感じはとても軽く、ちょっと曲げると柔らかいのに、実際のキャストで振ったときのブレの収束はシャープささえ感じさせるレベルで早い。
魚を掛けて曲げ込むと・・何と表現すれば良いのか?・・モッチリした感触とでも言えば良いのか?
ジャンピングジャックZeleとはまた異質ですが、これもまた「粘り」と表現される感覚だと思います。
今までのエクスセンスにあった限界まで曲げたときの張り詰めた感・限界が近いです感が無く、安心感さえ感じます。
変な表現ですが、その辺りはグラスロッドに近い感覚です。
それなのに軽量感・張り・感度はパリパリのいわゆる高弾性カーボン・・感度に関してはそれ以上?の感覚。
これは新しいブランクス構造だというスパイラルXコアのおかげなのか?
それともエクスセンス∞から採用されたナノアロイ?のおかげなのか?
今までのシマノには無かった、しなやかでスムーズに曲がり軽量感があるのに力もあるブランクスです。
ここまではエクスセンス∞そのものに対する感想でしたが、最後にS906MLというモデルについて。
先に述べたように、調子は普通です。みんなが使いやすく、どんな状況でもなんとかなるオールラウンダーな感じ。
飛距離面も、しっかりタメて投げれば柔らかめの竿にしては距離を出せる部類だと思います。
流速が速くもなく遅くもない旧江戸川で使った感じだと40cm台の魚でも曲がってくれて楽しめるし、70cm台だとかなり曲がって楽しいけれども限界に近い感じは全く無く、余裕と安心感さえ感じながらのやり取りでした。
ルアーに関しては、ベストなのは9~12cmのフローティングミノー・15gのバイブレーションだと感じました。
具体的にはサイレントアサシン99F、レスポンダー129F、サスケ裂波120、レンジバイブ70ESあたり。
気持ち良く投げられるのは12cmクラスのミノー・同クラスのシンキングペンシル・28g以下のバイブレーションまでですね。
それ以上も普通に使えるんですが、よりルアーが大きく・重たくなったり、同じルアーでも強風下で使うことが多かったりするならばS906Mにパワーアップさせたほうが良いと感じます。
以上色々感想を述べてきましたが、気に入ってるのでしばらく使い込んでみようと思います。
このブランクスで自分の好みの長さと調子のものが出てきてくれたら・・最強だろうな~笑
- 2018年6月30日
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