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検証④ベイトでショアジギングはありか?

  • ジャンル:日記/一般
fimoへの投稿は最近始めました。
なので、過去のことを遡って書いています。

検証大好きマンです!完全主観、持論中心です。温かい目で見てください笑


今回の検証は「ベイトでショアジギングはありか?」ですが、今回はテーマ自体があまり面白くないですね…
備忘録兼ねてるので書きますが。

だって「あり」以外に結論ありますか。
極論、糸が出せて糸が巻ければショアジギはできますから。
以前Twitterか何かで村越正海さんが「手持ちのタックルをいかに使い回すか」みたいなことをおっしゃってましたが、全くその通りだと思います。専用タックルが自分のフィーリングに合うかどうかもわからないし、1本のタックルでできるんだったらそれでよくないですか?(というタイプのアングラーです、僕は。専用タックルや専用にこだわる人を否定したいわけではないですし、その釣りに特化した専用タックルはもちろん使いやすい場合が多いでしょう。細かいフィーリングの違いに目を向けて、タックルを使い分ける人をリスペクトもしています。ただ、専用タックルを持っていないからその釣りを「やらない」とか「できない」と言っている方に対しては「こんなに面白い釣りだからとりあえず手持ちタックルでやってみればいいのに、もったいない泣」と思っているだけです)

さて、今回のテーマ、ベイトショアジギについてですが、もちろんありです!
…というかベイトだとショアジギがやりやすくてたまりません。
今回の釣行はまさかの小笠原、父島です!笑
ただ、今回の小笠原のメインはダイビング合宿(僕はダイビングもしていて、器材をフルで持っているほど大好きです!!)だったので、釣りをした3日間で計5〜6時間ほどしか釣りをしていません!ナイトに数時間、夕マズメに1〜2時間、朝マズメに1時間ほどです。
ドラマはラスト釣りの朝マズメ1時間で起きました。結論から言うと、50cmほどのホンカンパチを釣りました。カンパチにしてはもちろん小さいですが、人生初のカンパチ。知らない場所で航空写真から、このかけあがりかなと目星を付けた場所でのヒット。ダイビング装備でいっぱいだったので磯装備は無理、堤防オンリーで狙って獲った1匹。足が震えるほど感動しました。そして、このサイズで、約4kgに設定したドラグを、若干とはいえ引き出してくるパワー。カンパチという魚がますます好きになりました。

実はこの釣行、本命はGTを狙っていて、基本はビッグトッププラグに、ジョイントのビッグ〜ジャイアントベイトを持参。ただ、水深の結構あるポイントだったので、もし魚がボトムべったりだったときのために90gのジグを1本だけ持ってきていました。それで釣りました。

…そんな意図だったので、ラインはPE6号にナイロンの100lb、リールはスーパーワイドパワー、ロッドはフィッシュマンのBrist comodo83xxxxhでした。本当に大型GTがヒットしたとき、手持ちで唯一対抗できそうなタックルだったからです。

で、前置きがいつも通りスーパーロングですが、どうも魚がボトムべったりな気がした朝マズメ。
ジグの出番です。
ここで、まさかのベイトでショアジギをやるしかなくなりました。
スーパーワイドパワーはこのスペック(糸巻量6号200m、マックスドラグ14kg)にもかかわらずロープロなので、ハンドレベルワインドをする必要はなし。
フィッシュマンロッドなのと、ベイト遠投は慣れているので、バックラッシュも一切なし。
※フィッシュマンの回し者ではないですが、本当にすごいです、フィッシュマンロッドは。このcomodoも、ロッドバランスは完璧だし、6〜24ozと書いてあるのに、3ozのジグも快適に扱えるし、懐が広いですとにかく。

つまり僕はベイトショアジギの「壁」、ハンドレベルワインドとバックラッシュを既にクリアしています。
ここをクリアすればメリットしかないです。

このカンパチを釣ってわかったベイトショアジギのメリットを書きます。
①糸フケが少ない。
②ジグのフォールスピードを速くしやすい。
③根がかりが少ない。
④ハンドドラグがやりやすい。

①について
ベイトリールの構造上、糸フケが少ないです。
オーバーヘッドで遠投してるので、ルアーの軌道的に多少はフケます。でもスピニングのノーサミングより少ないです。
ただ、まぁスピニングだってフェザーリングすればいいだけなので、微々たるメリットです。

②について
これはベイトリールの構造上やりやすいです。
ジグは完全なフリーフォールだとゆらゆら落ちていきます。多少テンションをかけることで頭が引っ張られ垂直向きになり、すとーんと落ちていきます。早く着底させたいときに有効です。スピニングだとスプールを押さえるやり方だとテンションがかかったり抜けたりするのでベイトの方が有利です。
…とか書いてますが、スプールから出てる糸をつまんじゃえば、ベイトと同じように一定テンションかけられるので、これも「ほんのちょこっとだけベイトの方がやりやすい」というだけであって、メリットは微々たるもんです。

③について
これはベイトの方が明らかに有利でした。
ジギングで根がからないコツはジグが着底した瞬間に跳ね上げる、つまりジグを海底に寝かさないこと、と聞きました。ジグが寝るほど時間が経つとフックも着底してしまうからだそうです。フックよりジグの方が若干早くフォールするので、フックが着底するまでのその若干の時間にジグを跳ね上げれば根がかからない、という考えです。
スピニングだと先ほどの糸をつまむやり方だとしても着底を感知してから糸を離してハンドルを掴むまでにジグのテンションが緩んでしまいます。
ベイトならサミングしてる手で着底感知した瞬間にハンドル巻き始めればすぐに誘いに移行できます。
…と思いましたが、スピニングも「糸つまむ→着底感知→一回ロッドを煽ってジグ跳ね上げる→ベール返す→誘い開始」の手順にすればいいですね。
やっぱり大したメリットではなかったです。

④について
これは紛れもなくベイトの圧倒的メリットです。
ドラグが出されたときスプールを押さえてハンドドラグで対抗したままハンドルから手を離さずファイトができます。
スピニングならハンドドラグしているときはハンドルから手が離れます。ハンドドラグと素早いポンピングを両立するのは無理です。
ベイトはできます。
実際今回のカンパチはショートポンピングで反転させず、頭をこちらに向けたまま寄せることができました。ただ、水深が40m近くあったので、堤防際までに浮かせることができず、多少堤防際での対応を余儀なくされました。堤防際まで近づいて、根ずれしないようにロッドの角度と立ち位置を調整しました。
…しているうちに闘牛と言われるカンパチの反撃開始です。
4kgだったと思いますが、ドラグ出されました。
まずい!!!!こんな一瞬で反撃に転じれるんだ、まじですげええええ!!!!
が、ここは指ドラグで対抗。スタードラグも多少締めましたが、指だけでいけました。ベイトならロッドの持ち手でハンドドラグしながら、反対の手でハンドルを巻けます。
これだけはスピニングにはできない芸当です。

今回のベイトショアジギ検証をまとめると、
①糸フケが少ない。
②ジグのフォールスピードを速くしやすい。
③根がかりが少ない。
④ハンドドラグがやりやすい。
①〜③は「ベイトの方がやりやすい」程度で、圧倒的メリットではないです。④だけはベイトの圧倒的メリットです。

あ、あと「巻きが軽い」もメリットとしてありました。⑤にしておきましょう。
ただ、今回のシャクリパターンは、糸フケを作って、シャクリの頂点で糸が張るようにする、「ジグをはじく」イメージでシャクリましたので、巻きは糸フケの回収だけだったので、スピニングでもあまり変わらなかったと思います。シャクリのテンポはスローでした。なので、ジグの動き自体は機敏、フリーフォールの時間は長め、というシャクリ方でのヒットでした。
巻きが多い目のシャクリ方だとベイトの巻きの軽さがメリットとして出てくると思います。

…そう考えると、微々たるものとはいえ、塵も積もれば山となる、総合的に考えるとベイトショアジギメリット多いな。
僕はベイトもスピニングも大好きで、メリットとかデメリットとかは「やればそれに人間が適応してどうにかなる。どっちかじゃないとダメって言えるほどのメリットデメリットはない。糸出て、巻けて、ドラグ機能すればどっちも大して変わらん」と思ってるタイプですが、ショアジギだけはベイトが有利なのでは!?と思いました。

とにかく人生初のカンパチ、感無量です!



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