ブログ https://www.fimosw.com/ 釣果情報・シーバス、メバル、イカ、チヌ、青物、ヒラメ、マゴチ...ソルトアングラー支援サイト、日本最大のWEB釣り大会『凄腕』、釣り動画fimoTVなど(会員登録無料) ja 検証18 ベイトはドラグが弱いのになぜ大物が獲れるのか? https://www.fimosw.com/u/hashibiro/pdfee4dib4s4b9 2025-04-20T19:59:00+09:00 持論絶賛展開中ですが、温かい眼差しでお願いします。
あるときSNSで22kgのヒラマサが釣れた投稿を読みました。写真を見るとベイトタックル。格好良い!!!
ただ、ジギングリールとかではなく、カルコン400。
え、そんなに糸巻けないし、ドラグもスピニングに比べたら弱いはず…
調べてみると、糸巻き量はPE4号260m。
スピニングで言えば6000番以上8000番以下。
マックスドラグは8kg。

…8kg??????
これは機種によっては4000番でも出せる値である。

以前YouTubeでスピニングで20kgオーバーを獲っていた動画では、ドラグ設定は15kgとかだった。
それに比べればなんでこんなロードラグでモンスターヒラマサが捕獲できた???

いろいろ考えると、ある考えが浮かびました。

魚を獲るには
魚が向こうを向いているとき「ランを止める」こと
魚がこっちを向いているとき「寄せる」こと
が必要。
この2つの働きをリールのどういった性能が担っているか?
①ランを止める→ドラグの働き。
②寄せる→ハンドル(巻上げ力)の働き。

もしかして
スピニング→①が得意で②が苦手。
ベイト→②が得意で①が苦手。
ということでは!?
どっちかが得意なら魚は獲れるということなのかな?

…というわけで、ドラグについては数値としてわかっているので、今回は、スピニングとベイトの巻上げ力の違いを検証してみました。

検証方法は、約3kgのバッグを約1m巻き上げる、というものです。

選手のデータです。

スピニング代表
19ステラsw14000XG
糸巻き量PE6号300m
最大ドラグ25kg
ハンドル長80mm

ベイト代表
エランスーパーワイドパワー
糸巻き量PE6号200m
最大ドラグ14kg
ハンドル長75mm

ハンドル長は若干ステラの方が長いです。
てこの原理(モーメント)的にハンドルが長い方が巻上げパワーが大きいです。
スペックだけ見ると、スーパーワイドパワーはスピニングでいう8000番クラスのリールでしょうか。
ドラグはスピニングの8000番の方が全然強いですが。

まずはスーパーワイドパワーから。
さすがに重い…!3kgは重い。
重いですが、2秒くらいで案外スルッと巻上げられました。

次はステラ。
最高の巻きの軽さでなんとか上がるのでは?
やってみます。
…全く上がりません。
ハンドルの持ち方を変えたりしてみても全くダメです。

スピニングとベイトで巻上げ力がこんなに違うことに驚きました。
ましてやスペックだけでいえばステラの方が二回り大きい番手でした。
これは構造上のことなんだと思います。

で、タイトルの件ですが、ベイトはきっとその巻上げ力で、魚の頭を向こうに向かせずに寄せる能力に長けているんでしょう。だからドラグ8kgでモンスターを獲れるんだと思います。

検証結果
・ベイトはドラグが弱くても獲れる。巻上げ力がすごいから。
・ベイトは巻上げ力がすごいので魚に向こうを向かせにくい。つまり走られにくいので、糸巻き量がそんなになくても、まぁ大丈夫。
・スピニングは全てその逆。





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検証大好きマン
検証17 ベイトフィネススプールでもブランキングしたら投げ感の変化があるのか? https://www.fimosw.com/u/hashibiro/pdfee4dwjrddte 2025-04-20T19:32:00+09:00 友人からある知らせを受けました。

「スコーピオンBFS穴開けてみたよ」

スコーピオンBFSって元からかなりスカスカだけど、穴開けられる部分あるんだ!?

友人が送ってくれた画像を見ると、確かに開けられる部分があります。

ただ、スコーピオンBFSの純正スプール重量は8.9g。
ブランキングしても1g軽量化もできない気がする。




そんなわずかな重さでもブランキングすると投げ感の変化があるの???


検証してみます。


スプールぶち抜き企画は、以前、オシアジガーとワイドバサルで経験済み。
経験値と経験知があるので、ぶち抜き作業はだいぶ慣れました。
ぶち抜くところはマグネットブレーキのマグネットがある部分ですが、ここをぶち抜いてもしっかりブレーキがかかることはオシアジガーで経験済み。
容赦なく躊躇なくぶち抜きます。

ぶち抜き前→「9g」
ぶち抜き後→「9g」



あ…0.1g表示のデジタル秤、持ってなかった…
でもデジタル秤買うの、待てない…

まぁいいか。8.9gを9g表示だから、多分四捨五入なんだろう。
それでぶち抜き後も9g表示だから、最低8.5g。
軽量化はせいぜい0.4g以内ってことでしょう。

やってはみたけど、これはさすがに変わらないか…

4ftちょいの渓流竿に0.8gのジグヘッドをワームなしで結んで投げてみます。
ぶち抜き前は7m飛びました。

ぶち抜き後は…?

8mとかにはなってほしいな。


投げます。




…ブランキングってすごいな。
めちゃくちゃ投げやすくなった。

距離を測ると約11m。
かなり伸びました。


もちろん0.8gジグヘッドを扱いやすいタックルでも糸でもありませんが、それはさておき、ブランキングの効果の大きさに驚きです…

こんな僅かな軽量化でこんなに変わるのか…

もしかしたらスプールの形状も関係しているかもしれません。
今回ぶち抜いたのはスプールサイドではなく、糸巻き部分。というか超浅溝なのでサイド部分がほぼありません。
ブランキングは中心軸から遠ければ遠いほど、効果が大きくなります(モーメント、てこの原理)。
BFSスプールは最初から糸巻き部が中心軸から遠い形状なので、効果が大きかったのかもしれません。


検証結果
・BFSスプールでも、ブランキングすれば僅かな軽量化でもさらに投げやすくなる。
・「投げやすい」=飛距離アップ、少ブレーキで効きやすくなる(=バックラッシュ軽減)


というわけで、ぶち抜けるものは、どんどんぶち抜こう!!(強度に影響しない範囲で)





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検証大好きマン
検証16 ステラは安い? https://www.fimosw.com/u/hashibiro/pdfee4ddxhk8zh 2025-04-20T19:00:00+09:00 今回は「検証」とか書いてますが、何をしたわけではなく、持論を展開するだけです。

結論から言うと、ステラはコスパ最高の、安いリールという考えになりました。

先日も磯のヒラマサチャレンジに行きましたが、リールが殉職しました…
16BG5000Hです。
頑丈で安くて使いやすいスーパーコスパリールで、超絶お気に入りだったのですが、ワンウェイクラッチがイカれ、リーリングができなくなってしまいました。
ここでは割愛しますが、1つわかることは、もう交換するしかないということ。
前回はなんとか自分で直せましたが、今回ばかりは無理です。
交換パーツを探すと、なんと、売っていません…
他のパーツはまだまだ現役ですが、ワンウェイクラッチが故障するともう使い物になりません。
リールとしては引退させよう…
これからはガレージのインテリアに。
自分のヒラマサチャレンジはBGがなかったらここまでくることは絶対にありませんでした。
今までの働きに感謝を込めて、BGを殿堂入りしました。

さて、新しいリールどうするか…

コスパ重視で行こう。

あれこれ探します。



悩みます。


いっそハイクラスに手、出しちゃう?
憧れのステラsw買っちゃう???

でも個人的に
「釣りの上手さはロッドやリールの値段じゃない。
釣りの上手さは釣りの経験値×思考量×糸と鈎」
だと思っているのでリールにそんなにお金をかけたくない。

と考えていると、ある考えが浮かぶ。
「長期的に考えて」一番安いリールにしよう

BG→購入額2万円弱+交換したパーツ等1万円強=約3万円(4年間)
ステラsw→購入額8万円強(中古)+メンテナンス諸々2万円ほど?(酷使してもメンテナンスしっかりやれば20年間はもつ気がする…)

つまり、
BG→20年15万円
ステラsw→20年10万円

ステラの方が安いじゃん。
※「ステラ欲しさ」が最初に頭にあり、その理由付けとして「長期的に考えて、一番安いリールにしよう」と考えたことは否めない。



とにかく一番安いのはステラだと、財務大臣(妻)に説明すると、、、






いいんじゃない?
長い目で見るの大事だよ。良いお金の使い方だね。







ポチッ







ステラ着弾!!!!!!!!!!!!!!



検証結果
ステラは安い。



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検証大好きマン