検証13 スプールブランキングをするとどんなメリットがあるのか?前編

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検証大好きマンです。

先日、ベイトリールを買いました。テイルウォークのワイドバサルです。
結構ヘビーなこのリールにした理由は、

・結構な大物に対応させたい
・スプール重量を軽くすればある程度軽量ルアーも投げられるはず
・ベイトなので太糸でも飛距離の影響が出づらい

…という考えから、メインを大物や大型ルアーに合わせて、下の許容範囲も広げよう、と思ったからです。

このリールはPE3号250m、最大ドラグ12kgなので、将来やりたいと思ってるキングサーモンとかにも使えそうです。キャスティング性能はいかに…!?

近所のナイトサーフシーバスで試してみます。
遠心ブレーキシステムで、ブレーキシューが6個付いてます。とりあえず2つオンにします。




バックラッシュの嵐…



カゲロウやスイッチヒッターなど、飛びには申し分ないルアーを投げますが、ダメです。
仕方なくシューを6つオンにします。
なんとかバックラッシュしにくくなりましたが、飛距離が…
それに、「しにくく」なっただけで、たまにバックラッシュします。
完全にバックラッシュさせないためにはサミングが必要です。
飛距離が…
うーーーーん、飛距離が…
スプールが重くて「回り出しにくく、止まりにくい」感覚がします。
このこと感じたときに、1つ、仮説ができました。

ブランキングすれば軽量ルアーを飛ばしやすくなるだけでなく、低慣性化(回りやすく、止まりやすい)すれば、ブレーキが効きやすくなり、少しのブレーキでバックラッシュがしにくくなるのではないか?

この検証のためにも、やはりスプールをぶち抜くしかありません!!!!


ということで、やってみました、スプールブランキング。
軸部分をぶち抜くと強度に影響が出そうなので、サイド部分だけにします。
それに、物理のモーメント的に、中心部から遠い距離の部分を軽量化した方がブランキングの影響が大きく出ます。

まず、スプール重量ですが、31gあります。
どこまで軽くできるか…

穴の大きさと数と位置を決めます。
3.1mm穴だと、40穴いける(写真3)。
π=3.14として、削減面積は301.754㎟。
5.2mm穴×8+3.1mm穴×16のパターン(写真4)
削減面積290.5128㎟
4mm穴×16+3.1mm穴×16(写真5)
削減面積321.6616㎟

うん、4mm穴×16+3.1mm穴×16のパターンで行こう。

中編に続く…









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