【Fishman】香港･中国釣旅④　漁港＆川

①はこちら

トンガンで豪華な中華をいただき、深夜ハイヤーで深セン入り。

浦安の新興住宅地を思わせるような町並みの中にあるホテルに。

朝ホテル前の広場ではTVでよく見るこんな光景が。

初日にお会いした村田さんアテンドで、この日はいよいよ釣り。

鬼のような湿度の中、タクシーで深センの漁港へ向かう。

狙うはレディーフィッシュ。

前の週はボイルの嵐で入れ食いだったようなので、期待は高まる。

トップを投げれば何でも釣れるとのこと。

メーター近いのもいるようなので、ロッドはナナテン

リールはREVO ALT

FEEDポッパーをセット

ベイトは沢山いる

さぁ、沸き立て！

しかし海は沈黙。。。

時間がもったいないのでダメな日に粘らず、次はナマズ釣り場へ移動

その前に腹ごしらえ

九州にあるらしい、ラーメンチェーン店の山小屋へ

ラーメンの味付けやメニューに書いてある日本語にえらく感動

釣り竿、タックルが入ったバッグを背負って香港に向けて歩きます？？

そしてなんと、

歩いて国境越え。

こんなスタイルでイミグレ（笑
（出入国審査）

香港に入り、今度は電車に乗る。

いよいよ空が泣き出してしまった。

雷混じりの豪雨。。。。

午後はとっくに回っていた。

釣り出来る時間が少ししかないのに。。。

到着した香港にあるとある駅では、みんな雨宿り。

お店は軒並み混んでいた。

夕方小降りになってきたタイミングを見計らって、タクシーで釣り場へ。

クララの生息する川とはこういう川。

タイドの影響を受け水量が激しく変化する。

潮位が低い方がポイントを絞り込みやすいとのことで、夕方その時合のワンチャンスに賭ける。

潮位のおかげで浅いところは４０ｃｍほどの水深。

水が檄濁りなので、ボトムは見ずらい（笑

豪雨のあとなのでゴミ祭りｗ

釣り行く前の情報では、「広いドブです」って言われてたｗ

「臭うんですか」と聞くと

「臭いです」って。

でも現場はそれほど匂わず釣りに集中できた。

メーターオーバーもいるとのことで、タックルはナナテン

朝のタックルのまま。

コイやらテラピアやらフナみたいなのからいろんな魚がいるようで、頻繁に水面でもじっている。

生命感は常に感じれる。

でもターゲットのクララは、いるのだろうか

すると村田さんが「今のがクララです！」

ライギョのように空気を吸いに水面からカパッと一瞬顔を出した。

あれがクララか。

一瞬だったけど、日本のナマズよりヒゲがえらく立派な印象

でもあれは見間違えない。

また居たぞ♪

リップルポッパーをキャスト。

すぐ釣れそうな気持ちは、あっという間に消えた。

バイトが出そうな気がしない。

村田さん曰く、ずっと通っているけどカエルやベイトフィッシュの捕食すら見たことがないそうだ。

じゃあ何食べてるの？

デッドしたねずみや魚なんじゃないかと推測しているようだ。

でもときどき何の前触れもなくスイッチが入るらしい。

なんというか呼吸があったところへ投げても投げても食う気配は一つも無い。

どうすれば良いんだ？

そこで僕がとった方法は・・・・・・・

呼吸のタイミングに、素早く撃ち口の中へルアーを投げ込む事（笑

超ピン撃ちの釣りでしょ？

しかもロッドはナナテン。

7L持ってくれば良かった・・・。

でもナナマルやナナロクであんな大きいの釣り上げれるんだろうか。

こういう釣りならもう飽きることはない。

脳内は真っ白で、ハンターと化す。

もう無駄撃ちはしない。

構えてシュート体勢のまま、呼吸を待つ。

モワっと水面が盛りがる。

クララかコイか？

確認してからでは遅い。

シュートだ！

クララだ！！

しかもなんというデカイ口だ！！

ルアーはすでに空中をシューーーーーーーっと飛行中

そしてなんと・・・ルアーは・・・・・・

プハーーとなっている状態の・・・・

口に入った（笑

（自分でもビックリｗ）

クララが呼吸を終え水中に入るまで約1秒くらい。

水中に顔が入ったときにアワせる！

すっぽ抜けたｗ

でもこんな釣り方？？ｗ

たぶん2度とできない（笑
（2度と入らないｗ）

でも最高に楽しくなってきたぞ

僕がおかしな釣りをしているころ、ゲンキマンが1匹掛けた

2匹のクララが戯れているところを狙い撃ってのヒットとのこと

ある意味リアクションか

これがクララ

ヒゲが立派です

彼自身５度目の挑戦で初ヒットだという

なんと難しい魚なんだろう

普通のナマズ釣りだと思ったらえらい目に会う

7時過ぎには暗くなり終了。

香港からバス、電車を乗り継ぎ、徒歩イミグレで中国入りし
今日も足の裏が痛すぎるのでマッサージを受けて即落ち。

明日が最終日。

今回の遠征で、魚の顔を見ることができるんだろか。

⑤へ続く