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▼ これからのトーマンの釣り方
アジアのゲームフィッシュの中でスーパースターといえば、
ジャイアントスネークヘッド(レッドスネークヘッド)で間違いないだろう。
タイではチャドー(シャドー)。マレーシアインドネシアではトーマンと呼ばれる。

ここ2、3年、海外の釣りがクローズアップされはじめ、その存在を知っている人たちも増えてきたんではないだろうか。
この魚の釣り方として有名なのはバズベイトのペラがついた発砲のフローティングルアー、通称ペラルアーを超高速で巻いて釣るというもの。

カエルをモチーフとしたボディが特徴で、前にバズベイトのペラがつき、フックの部分にはラバーがついているものが多い。
この釣りは超高速のただ巻きだけで釣れるため、いいところにさえ投げられれば特別な操作は要らず、それでいてバイトは超ド派手というまさにchillな釣りなのだ。
おそらくトーマンを釣りたくてこのページを覗いていらっしゃる皆様は上記のようなトーマン釣りのイメージが強いのではないだろうか。
もちろんこの釣りは今でも健在で僕も大好きな釣りである。
超高速でのペラルアーゲームはリズムも良くて気持ちいい。
ただ近年、せっかく遠征をし、フィールドでいざトーマンを狙ってみたものの水面が一度も爆発せずに一日が終わるという事が多々ある。
フィッシングプレッシャーが急激に高まっているのが原因だ。
現地に住んでいる人たちの中でルアーフィッシングのブームが起こっている。それも特にここ2、3年、アジアでの熱の入り方は計り知れないものがある。
ローカルアングラーにはコミュニティが生まれ、フィッシングチームも沢山存在している。
その中で海外でのトーマンゲームを120%楽しむためには水面の高速多々引きだけではなくテクニックやアイディアが今後重要になってくると僕は考えている。
例えば日本人アングラーにも有名なタイのカオレムダム。マレーシアのケニール湖やテメンゴール湖。台湾の鳥山水庫などはペラルアーだけでの攻略はかなり難しい。
現地のアングラーもトップウォーターだけでなく、アンダーを攻めるミノーなどが主流にはなってきているが、良い釣果を出すためにはさらに工夫が必要になってきている。
もちろんフィッシングプレッシャーがそこまで高くない地域もあって、いい釣果を出すために秘境を探すという方法もある。例えば僕の通っているカリマンタンなんかはまだイージーに魚を手にすることが出来る。
そんなフィッシングプレッシャーが格段に低いフィールドでも時に雨や気温の低下などでトップに一切出ないことだってある。
パラダイス。というイメージが先行しそのギャップに打ちひしがれることもあるのが海外釣りの現実だ。
沢山釣れたほうが楽しいし、せっかくの遠征なんだから最高の釣果を味わいたいという気持ちがある。
ただ、難しい状況というのは、それはそれでゲームとして面白いという捉え方も出来る。
僕たちアングラーというのはドMな気質も持ち合わせており、困難な状況を打破したときには何にも代え難いカタルシスがもたらされると思っている。
そんなカタルシスを得るため、タフコンディションを攻略すべく現地で沢山の釣りを僕は試している。
例えばこれ

10gのスプーンにカルティバのST66という一見アンバランスなセッティング。
アジア圏のトーマン釣りにおいてある状況下ではなくてはならない僕の武器である。
もちろん一般的ではないが海外でトーマンを釣りつづけた結果辿り着いた一つの答えだ。
ルアーの傷は全てトーマンによるもので実質2日間で新品のスプーンがここまでボロボロにされた。

このトーマンは昨年の夏、ドピーカンのかなり厳しい一日の中で、スプーンにより絞り出した一匹である。
ブッシュの奥にいるトーマンに対し、後ろ方向のフォールでアピールしリトリーブの2巻き目で食わせた。
この魚は恐らくトップのただ巻きでは出会えなかったであろう。
国内の釣りと同じで海外の釣りにおいても引き出しは多い方が楽しい。
今後これからはじめて海外でトーマンを釣りに行く人や、
一度行ったけどもタフコンディションのより、思う存分トーマン釣りを楽しむことができなかった。
そんな人たちのために僕のトーマン釣りの引き出しをこのブログで公開していこうと考えている。
少しでも皆さんの良き思い出のために出来ることがあれば嬉しい。
そしてもちろん僕自身、今年もトーマンに会いに行く。
トーマンの聖地カリマンタンでまたたくさんの魚と出会いたい。
そこではChillな楽しみ方はは勿論の事、今までの常識を覆すような新しい釣り方も試していきたいと思っている。
fin
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非常に奥の深いトーマンゲーム。
ChillTripカリマンタンツアーは高田も同行する予定なので、現地でエキサイティングな釣りを一緒に体験しませんか。
驚くような釣りをきっと楽しんでいただけるはずです

Chill Trip HP
チルトリップカリマンタンフィッシングツアー
上記のHPではツアーにご参加されない皆様におきましても、
ご相談やご質問にお答えすることが出来ます。
トーマンをはじめ、世界各国海外の釣りでわからないこと、不安なことがありましたらお気軽にお問合せください。
皆様のChillなアウトドアライフをお手伝いするのが僕らの使命です。
- 2017年6月1日
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