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▼ 喰わないライズの攻略法はこれ! ~アミパターン漂わせメソッド~
- ジャンル:日記/一般
- (コラム)
【アミエビとは?】
関東圏、特に湾奥エリアでもぼちぼちと目につき始めるのがアミと呼ばれるエビによく似た動物性プランクトンの群れ。
アミといってもいくつか種類があるようですが、代表的な物としてはイサザアミやヨコアミと呼ばれる種類が代表的です。
正にその”湧き”がピークに達した状況では水面が乳白色に濁るほど密集し、熱した天ぷら油のように水面がピチピチと沸き、その周囲を魚や鳥などの捕食者が群れているといった状況に出くわします。
また、ベイトとして見た場合に、アミもバチ同様に遊泳力が低い生物です。
といってもまったく泳げないわけではなく、走光性(光に集まる性質)もあって水面をライトで照らすとワラワラと集まってきます。 逆に集まったところに刺激(水面を叩くなど)を与えるとそれなりに散ります(ほんの2~30cmですが)。
【アミパターンとは?】
さて・・・
このアミをシーバスが偏食している時。
いわゆるアミパターンと呼ばれる状況は、ルアーシーバスのシーズナブルパターンの中でも難しい部類に入るのではないでしょうか?
というのも
① ベイトとしては小さすぎるためにルアーサイズを合わすことが出来ない(視覚的錯覚は誘えない)。
② ルアーのアクションにサカナがセレクティブになっており、触っては来るけど喰わない(活性は高いが選択している)。
といった事があげられます。
①のサイズを合わせることは、まあ物理的に不可能なのであきらめましょう。
ではどうするか?
エキスパートがよく提唱するメソッドが『アミの群れを一つのベイトとして見よ』です。
【魚の視点からアミパターンを考える】
先ず魚の視点からアミというベイトを食べる事を考えてみましょう。
アミは逃げることもなく漂っているだけで喰うのに苦労しないエサでである事には間違いはないのですが、小さすぎて1匹あたりのカロリーが小さく『自分からは極力身体を動かさず』に『一度に出来るだけたくさんのエサ(アミ)を食べたい』と思う事でしょう。
特にシーバスの場合は、他の魚と比べて身体が大きいので消費カロリー多いためこの傾向が顕著(というより必然)です。
そのため水の流れを読む事に長けた彼ら【シーバス】はアミ(時にはバチ)が集まり易いところで待ち構え、密度が濃くなったところで喰いあげて来ます。
そして、喰った後に密度が薄くなるとまたアミが集まって来るのを待ちます。
ライトなどで照らされた場所では、次から次へとアミが集まってくるので盛んにライズを繰り返す事になります。
モワンモワ~ンと、同時にあちこちでライズによる波紋が出ている時は複数のシーバスがいると見て良いと思います。
【アミパターンの狙い目】
さて、では次に、狙い目となる、アミが集まり易いところとは場所か?
先にも述べたようにライトで照らされた場所をはじめ、反転流の出来るところやストラクチャーに出来たヨレなども手堅いポイントですが、あまり流れが速いとアミもバチもあっという間に流されてしまい、時合いが長く続きません。
むしろ本流筋のから外れたワンド状の内側や風の影響などでかろうじて流れていることが判るような場所にアミが溜まると、比較的魚が滞留し易いようです。
止水エリアなど流れの緩い場所
【アミパターンに適したルアーとアプローチは?】
アミにしろ他のマイクロベイトにしろ、比較的遊泳力のないベイトは『泳ぎが得意でない』からこそ集団を作っています。
※流れを利用して繁殖域を広げる時期もあります。
シーバスからみれば、遊泳力が無く群れになって漂うアミの中をどのような形であれ『まっすく泳ぎ切る』ルアーは、明らかに『いま食べたい餌ではない』、いわば捕食対象外なベイトなわけです。
であるならば、前述のように『アミの群れのように見れて』、『漂うように泳がす』ことが出来る、比較的泳ぎがおとなしいルアーをレンジに合わせて選ぶと良いと思います。
キモはなるべくレンジを変えることなく、ラインテンションを抜かず張らずにただただルアーを漂わすことに集中することです。
この為、使用するルアーとしては、
・フローティングミノー
・軽めのシンキングペンシル
・比較的浮力のあるシンキングミノー
※シンキングミノーの浮力についてはこちら
『シンキングミノーで狙うバチ抜け【漂い系】メソッド~シンキングミノーが持つ浮力の話~』
http://www.fimosw.com/u/editor/k3hfe1yu77u624
などを揃えておくと各レンジに対応出来て良いかも知れません。
カラーについてはお好みですが、ぼんやり透けているタイプのカラーや、つやを消したマットカラーが経験上、お薦めです。
ただ例外的に若干水深を入れて、軽めの10~12gくらいのバイブレーションを小刻みに上下させるようなアクションで喰ってくるときもあるので試してみてください。
この釣りのデメリットとしては、ひたすら『静』を求める類の釣りなので、反応が薄い時には座禅修行の様相を呈します(笑)
喰わないライズ。
その代表格といえるアミパターンを克服出来るようになると、ルアーシーバスのスキルが上がりますので是非、攻略してみてください!
文 ナカヤマ
編 コウノス
こちらの記事もおすすめです
貴重なバイトを確実にモノにする下準備
〜フックメンテナンスのススメ〜
http://www.fimosw.com/u/editor/k3hfe1y8tfo727
関東圏、特に湾奥エリアでもぼちぼちと目につき始めるのがアミと呼ばれるエビによく似た動物性プランクトンの群れ。
アミといってもいくつか種類があるようですが、代表的な物としてはイサザアミやヨコアミと呼ばれる種類が代表的です。
正にその”湧き”がピークに達した状況では水面が乳白色に濁るほど密集し、熱した天ぷら油のように水面がピチピチと沸き、その周囲を魚や鳥などの捕食者が群れているといった状況に出くわします。
また、ベイトとして見た場合に、アミもバチ同様に遊泳力が低い生物です。
といってもまったく泳げないわけではなく、走光性(光に集まる性質)もあって水面をライトで照らすとワラワラと集まってきます。 逆に集まったところに刺激(水面を叩くなど)を与えるとそれなりに散ります(ほんの2~30cmですが)。
【アミパターンとは?】
さて・・・
このアミをシーバスが偏食している時。
いわゆるアミパターンと呼ばれる状況は、ルアーシーバスのシーズナブルパターンの中でも難しい部類に入るのではないでしょうか?
というのも
① ベイトとしては小さすぎるためにルアーサイズを合わすことが出来ない(視覚的錯覚は誘えない)。
② ルアーのアクションにサカナがセレクティブになっており、触っては来るけど喰わない(活性は高いが選択している)。
といった事があげられます。
①のサイズを合わせることは、まあ物理的に不可能なのであきらめましょう。
ではどうするか?
エキスパートがよく提唱するメソッドが『アミの群れを一つのベイトとして見よ』です。
【魚の視点からアミパターンを考える】
先ず魚の視点からアミというベイトを食べる事を考えてみましょう。
アミは逃げることもなく漂っているだけで喰うのに苦労しないエサでである事には間違いはないのですが、小さすぎて1匹あたりのカロリーが小さく『自分からは極力身体を動かさず』に『一度に出来るだけたくさんのエサ(アミ)を食べたい』と思う事でしょう。
特にシーバスの場合は、他の魚と比べて身体が大きいので消費カロリー多いためこの傾向が顕著(というより必然)です。
そのため水の流れを読む事に長けた彼ら【シーバス】はアミ(時にはバチ)が集まり易いところで待ち構え、密度が濃くなったところで喰いあげて来ます。
そして、喰った後に密度が薄くなるとまたアミが集まって来るのを待ちます。
ライトなどで照らされた場所では、次から次へとアミが集まってくるので盛んにライズを繰り返す事になります。
モワンモワ~ンと、同時にあちこちでライズによる波紋が出ている時は複数のシーバスがいると見て良いと思います。
【アミパターンの狙い目】
さて、では次に、狙い目となる、アミが集まり易いところとは場所か?
先にも述べたようにライトで照らされた場所をはじめ、反転流の出来るところやストラクチャーに出来たヨレなども手堅いポイントですが、あまり流れが速いとアミもバチもあっという間に流されてしまい、時合いが長く続きません。
むしろ本流筋のから外れたワンド状の内側や風の影響などでかろうじて流れていることが判るような場所にアミが溜まると、比較的魚が滞留し易いようです。
止水エリアなど流れの緩い場所
【アミパターンに適したルアーとアプローチは?】
アミにしろ他のマイクロベイトにしろ、比較的遊泳力のないベイトは『泳ぎが得意でない』からこそ集団を作っています。
※流れを利用して繁殖域を広げる時期もあります。
シーバスからみれば、遊泳力が無く群れになって漂うアミの中をどのような形であれ『まっすく泳ぎ切る』ルアーは、明らかに『いま食べたい餌ではない』、いわば捕食対象外なベイトなわけです。
であるならば、前述のように『アミの群れのように見れて』、『漂うように泳がす』ことが出来る、比較的泳ぎがおとなしいルアーをレンジに合わせて選ぶと良いと思います。
キモはなるべくレンジを変えることなく、ラインテンションを抜かず張らずにただただルアーを漂わすことに集中することです。
この為、使用するルアーとしては、
・フローティングミノー
・軽めのシンキングペンシル
・比較的浮力のあるシンキングミノー
※シンキングミノーの浮力についてはこちら
『シンキングミノーで狙うバチ抜け【漂い系】メソッド~シンキングミノーが持つ浮力の話~』
http://www.fimosw.com/u/editor/k3hfe1yu77u624
などを揃えておくと各レンジに対応出来て良いかも知れません。
カラーについてはお好みですが、ぼんやり透けているタイプのカラーや、つやを消したマットカラーが経験上、お薦めです。
ただ例外的に若干水深を入れて、軽めの10~12gくらいのバイブレーションを小刻みに上下させるようなアクションで喰ってくるときもあるので試してみてください。
この釣りのデメリットとしては、ひたすら『静』を求める類の釣りなので、反応が薄い時には座禅修行の様相を呈します(笑)
喰わないライズ。
その代表格といえるアミパターンを克服出来るようになると、ルアーシーバスのスキルが上がりますので是非、攻略してみてください!
文 ナカヤマ
編 コウノス
こちらの記事もおすすめです
貴重なバイトを確実にモノにする下準備
〜フックメンテナンスのススメ〜
http://www.fimosw.com/u/editor/k3hfe1y8tfo727
- 2018年3月6日
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