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シーバスにローギアは要らない⁉ シマノ・エクスセンスに見る糸の巻取り量

毎週月曜21時に60分の釣り話ラジオ、今週のSWルアーニュースライブで話題になったテーマを記事で紹介するSWLNログ。


今回は『22イグジストの感想とローギヤリールとダイワとシマノ』という記事を取り上げた120回放送からプレイバック。

紹介した記事
https://www.fimosw.com/u/wnwny/iu5t31mgfdz8hk


120回SWルアーニュース・アーカイブ

 

記事では22イグジストを使った使用感や感想とあわせ、購入した番手が初めてのノーマルギア(ローギア)であった事からハイギアとの比較が書かれていた。



https://www.daiwa.com/jp/product/olqf9k0


内容を要約すると…

・購入したのは2500、4000
・干潟シーバス、サーフ&河川シーバスで使用
・ローギアなら水圧の変化が分かった
・人間の巻き速度調整には限界がある
・シマノとダイワ機では回転の惰性に差がある
・1台で何でもやるならハイギア

~だから、全くできない分からないとはならないのではないか、という点も触れている。





■ シマノ・エクスセンスに見る巻取り量


さて、その後のトークではギア比が釣りにもたらす感触から発展し、最近のシマノ機ではロー(ノーマル)の基準が上がってきていないかという方向に発展。

特にシマノにおけるシーバスゲームを対象とするブランド、エクスセンスシリーズのスピニングリールでは『ローギアは必要ない』という方向に向かっているのではないだろうか。



https://fish.shimano.com/ja-JP/product/reel/hanyouspinning/a075f00003vfeikqa5.html



エクスセンスシリーズが登場したのは2009年まで遡る。そしてその後に2010年エクスセンスCi4、2011年にエクスセンスBBと今と若干名称が異なるが毎年新型が発売され3ラインナップとなった。

2024年段階における現行モデルは価格順に21エクスセンス、23エクスセンスXR、24エクスセンスBBとなっている。(LBは割愛)

その約15年に及ぶ変化の中で、Ci4は2016年からCi4⁺にモデルチェンジし、今はCi4⁺の表記は消え、XRとBBがCi4⁺採用モデルとなっている。




■ ノーマルギアの基準が上がり、ローギアは消えた?

3000と4000のみが発売されてきたのがエクスセンスシリーズの特徴だが、その中で最も巻取り量が少ないのがC3000Mだった。

このC3000Mにおいて09、10、11モデルではひと巻き68㎝、今となっては2000サイズでしか見ない巻取り量が採用されている。



私の所有する10エクスセンスC3000M、某スポーツブランドの様な3本線がトレードマーク。多数の傷ではなく、ボディにはラメがちりばめられている(謎)


その後、モデルチェンジを繰り返していくのだが、Ci4⁺(プラス)モデルが登場した2016年まではひと巻き68㎝だった。

ところが、2017年のエクスセンス(最上位モデル)では77㎝、2018年のエクスセンスCi4⁺では73㎝と、シマノの中でも仕様決定に迷いが見られ始める。

そして現行モデルでは21エクスセンスが17を踏襲する78㎝、XRがCi4⁺から名前も変わり迷いを断ち切ったか、同じく統一の78㎝に。


そもそもこれまでギア比について、ハイギアに対するモデルをローギアと呼ぶか、ノーマルギアと呼ぶか、人それぞれ感があったが、機種名にはハイギアと異なりローギア等の記載はなく、ハイギアが89㎝程度となる中、それに対するノーマルとして78㎝程度とされたのかもしれない。





が!!


なんと2024年発売のエクスセンスBBモデルではノーマルギアすら廃止

C3000MHGは89㎝、3000MHGが86㎝とノーマルギアは用意すらされないラインナップに驚き。

シマノの中において、もうシーバスゲームにはノーマルギアすら要らない…ということ?


これがどうなるのか、今後、特に21モデルから3年が経ち、今年秋以降にモデルチェンジが期待されるシリーズ最上位のエクスセンスでは気になる所。

HGが89㎝に対し、ノーマルが78㎝となる中で、あえて68㎝のローギアモデル(3000LG)作ったらそれはそれで売れるんじゃない…と思うが。




さて、今週121回は凄いランカーキャッチの報告をピックアップ
真冬に釣る人が見ている注目点は?




話題のコラボ動画内でも、小沼氏と久保田氏によるローギア論がある
2人でローの基準が異なる下りも面白い

 

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