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▼ 近年急増化中なクロダイの寿命は何年?
毎週月曜に60分の釣り話ラジオ、今週のSWルアーニュースライブで話題になったテーマを記事で紹介するSWLNログ。
今回は近年話題となっているチヌの増加について、多くの釣り人が興味深い記事だったのでシェアしたい。
クロダイがなぜ増加しているのか?
145回 SWルアーニュース アーカイブ
村岡昌憲氏のX投稿
”この1週間、東京湾奥でチヌトップばかりをガッツリやって思うのは湾奥のシーバスは本当に減ったなぁということ。10年前は早朝ボートシーバスをやってるとたまにチヌがヒットすることがある、みたいな感じだったのが完全に逆転した。チヌはボコボコ、シーバスはごくたまにという状況。どうしてなんだろ”
https://x.com/masa_chi/status/1819548001188340065
シーバスの減少とクロダイの増加、近年に東京湾でルアーをやっている人であれば明確に感じる傾向。
よく言われる漁獲圧を受けるという点で見ると、網で大量捕獲されてしまうシーバスと対象になっていないクロダイという背景があるとしても、クロダイが増える理由までは説明が出来ないのではないだろうか。
この点において、水温上昇の影響などもあるだろうが、もう一つ見逃せないテーマの情報がある。
年無しのクロダイは何歳?
年無し、50㎝級のクロダイに対する呼び名として釣り人が用いる言葉。
シーバスでいうならばランカーサイズとして、それでは一体、クロダイは何年で50㎝クラスまで成長するのだろうか。
クロダイ研究の第一人者として知られる、広島大学の海野教授によるフィールドワークによって判明した50㎝級クロダイの平均年齢とは
釣り具新聞記事より引用
https://tsurigu-np.jp/news/3542/
”50㎝クラスのクロダイは平均17歳だったそうだ。ただ、40㎝クラスでも20歳代の個体もいれば、60㎝でも10歳代の個体もおり、必ずしもサイズと年齢は比例しないそうだ。
今までの調査では30歳のクロダイが最高齢だったそうだ。”
なんと!?
平均で17歳、40㎝クラスでも20歳以上でありながら60㎝でも10歳代とバラバラで、更には30歳の個体も発見されているのだから驚きだ。
そして、これはもしや…と、昔から釣りをしている東京湾の釣り人ならピンとくる話である。
クロダイの放流
各地で様々な釣り方で楽しまれるクロダイ釣りであるが、東京湾では昔から東京湾スタイルと呼ばれる太鼓リールを使うヘチ釣りの文化があり、クロダイを放流し続けてきた。
2000年代頃に放流していたクロダイは正に今、50㎝クラスになっているだろうし、下手をすると90年代後半の生き残りもそれなりに生存している可能性がある。
その結果、2024年という時代は長年に渡る放流によって解き放たれた全世代が揃ったタイミングなのかもしれない。
全部同じサイズに見えても、10歳台の50㎝と30歳の50㎝が混ざっている可能性がある。
何年生きるのか分からない。
漁業の為ならいざ知らず、釣りの為だけに増えればいいと、無計画に放流するにはちょっとリスクのある対象魚かもしれない。
過去において、それは全て善意だった事は否定しないが、何でも食べる上に、何年生きるのかすら分かってない、天敵がほぼ居ない中型魚を無暗に放流するのはもう止めた方がいいのではないだろうか。
生存空間の争奪戦である自然界において、隣接し同居するシーバスや、更に近年釣れなくなったと言われるハゼへの影響は出ていないだろうか。
カキやノリの養殖でクロダイによる食害のニュースを見たことがあると思うが、釣り人も対岸の火事ではないかもしれない。
SWルアーニュースでは素朴な疑問からマニアックな質問まで常時、視聴者からのお便りを募集中です。
お便りフォームはこちら
https://forms.gle/zNjENQuZadeNZU617
今回は近年話題となっているチヌの増加について、多くの釣り人が興味深い記事だったのでシェアしたい。
クロダイがなぜ増加しているのか?
145回 SWルアーニュース アーカイブ
村岡昌憲氏のX投稿
”この1週間、東京湾奥でチヌトップばかりをガッツリやって思うのは湾奥のシーバスは本当に減ったなぁということ。10年前は早朝ボートシーバスをやってるとたまにチヌがヒットすることがある、みたいな感じだったのが完全に逆転した。チヌはボコボコ、シーバスはごくたまにという状況。どうしてなんだろ”
https://x.com/masa_chi/status/1819548001188340065
シーバスの減少とクロダイの増加、近年に東京湾でルアーをやっている人であれば明確に感じる傾向。
よく言われる漁獲圧を受けるという点で見ると、網で大量捕獲されてしまうシーバスと対象になっていないクロダイという背景があるとしても、クロダイが増える理由までは説明が出来ないのではないだろうか。
この点において、水温上昇の影響などもあるだろうが、もう一つ見逃せないテーマの情報がある。
年無しのクロダイは何歳?
年無し、50㎝級のクロダイに対する呼び名として釣り人が用いる言葉。
シーバスでいうならばランカーサイズとして、それでは一体、クロダイは何年で50㎝クラスまで成長するのだろうか。
クロダイ研究の第一人者として知られる、広島大学の海野教授によるフィールドワークによって判明した50㎝級クロダイの平均年齢とは
釣り具新聞記事より引用
https://tsurigu-np.jp/news/3542/
”50㎝クラスのクロダイは平均17歳だったそうだ。ただ、40㎝クラスでも20歳代の個体もいれば、60㎝でも10歳代の個体もおり、必ずしもサイズと年齢は比例しないそうだ。
今までの調査では30歳のクロダイが最高齢だったそうだ。”
なんと!?
平均で17歳、40㎝クラスでも20歳以上でありながら60㎝でも10歳代とバラバラで、更には30歳の個体も発見されているのだから驚きだ。
そして、これはもしや…と、昔から釣りをしている東京湾の釣り人ならピンとくる話である。
クロダイの放流
各地で様々な釣り方で楽しまれるクロダイ釣りであるが、東京湾では昔から東京湾スタイルと呼ばれる太鼓リールを使うヘチ釣りの文化があり、クロダイを放流し続けてきた。
2000年代頃に放流していたクロダイは正に今、50㎝クラスになっているだろうし、下手をすると90年代後半の生き残りもそれなりに生存している可能性がある。
その結果、2024年という時代は長年に渡る放流によって解き放たれた全世代が揃ったタイミングなのかもしれない。
全部同じサイズに見えても、10歳台の50㎝と30歳の50㎝が混ざっている可能性がある。
何年生きるのか分からない。
漁業の為ならいざ知らず、釣りの為だけに増えればいいと、無計画に放流するにはちょっとリスクのある対象魚かもしれない。
過去において、それは全て善意だった事は否定しないが、何でも食べる上に、何年生きるのかすら分かってない、天敵がほぼ居ない中型魚を無暗に放流するのはもう止めた方がいいのではないだろうか。
生存空間の争奪戦である自然界において、隣接し同居するシーバスや、更に近年釣れなくなったと言われるハゼへの影響は出ていないだろうか。
カキやノリの養殖でクロダイによる食害のニュースを見たことがあると思うが、釣り人も対岸の火事ではないかもしれない。
SWルアーニュースでは素朴な疑問からマニアックな質問まで常時、視聴者からのお便りを募集中です。
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- 8月9日 10:00
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