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ベイト初心者によるベイト初心者のためのベイト道 番外編5

これまでのあらすじ



番外編3 

番外編4 




皆さんが「春爆」と呼んだ3月下旬の週末。

私は、仕事を早々に引き上げ、ヒラスズキを狙いに南紀に行く準備をしていた。

目的は一つ。

今回改造したロッドを、ヒラスズキに通用するか試すためだ。


ロッドを1本だけ持っていこうとする私に妻が一言。
「普段の竿も持って行ったら?」



私は無論、こう返事した。



「大丈夫だ、問題ない。」




ベイト初心者によるベイト初心者のためのベイト道 番外編 5
〜スピニング持って行けばよかった〜



高速を走っている間は気が付きませんでしたが、拠点に着くと海鳴りと、時折吹く突風に一抹の不安を感じながら、床に入り、目を覚ますと…。

南西の風 風速15m
波の高さ うねりを伴う4m

……。

磯まで一応行ってみよう…。


※写真は過去のものです。


ドバババーーン (波が砕ける音

ゴォーーーーーー (常に吹き付ける爆風





これあかんやつやん。


10ftのロッドで撃つには明らかに危険な状況です。


致し方なく、風横〜風裏になる場所を探します。

が、このような状況では、紀伊半島の裏や、50km以上離れないと駄目な状態であるのは一目瞭然。

仕方なく、拠点で少し待ってもう一度磯に降ります。

先程よりマシにはなっているものの、突然吹く風は正面から受けると支えが無いと立っていられない程。

13ftのロッドならこの状況でも撃てて、いつも出るシモリを横目に見ながら、少し低い横のワンドに移動します。

バックラッシュが怖いので、遠心&マグネットブレーキは最大!

ルアーは28gのスイムベイトを選択!

風の間隙を縫って…。

第1投!


6本継のマルチピースであるためか、全体のハリは強く、バット部はいい感じに仕事をしてくれます。


徐々にブレーキを緩めながら、振り抜き速度を上げていきます。


最大負荷の半分程度のルアーしか投げていませんが、オーバーヘッドで、全力で振り抜いても問題はありませんでした。

ガイドに関しても、ベント角を確認しながら固定する位置を決め(ていただい)た為、極端に負荷が掛かっている箇所も無いように感じます。



次は17gのミノー。

そのタックルに対する慣れや、アングラーの腕にも依りますが、コシが強すぎると、負荷が掛かり切れずに失速します。


このテストは、流石に強い向い風、横風の中で私の腕前ですると…。

ヒュッ!

ピュー (飛翔



キュッ (リールのブレーキ作動


フッ… (失速したルアーが、風に3m戻される

ポチャン


風で押し戻されてますやん…。



と、このように失敗します。

遠心0にする等して、バックラッシュするまで試しましたが、データとして取れませんでした。

後日検証する事にします。


ふと後ろを見ると、先程横目に見ていたシモリが撃てる位置に、1人のアングラーが入っていて…。


竿が曲がってる!!



見事、72cmのヒラスズキを釣っておられました。








確かに、私が撃っても出なかったかもしれない。


そのアングラーが撃っている最中に、サラシに入ってきた回遊個体かもしれない。

だけど…。




スピニングタックルも持って来るべきだった…。






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