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変態ライトマニアです! 市販品を改造して、明るくして楽しんでいます。(笑) また、ソル友申請など、お気軽にどうぞ! ヤフオク http://sellinglist.auctions.yahoo.co.jp/ user/fumiaki12001 フェイスブック https://www.facebook.com/ fumiaki.nakamura.98

突っ切りブレードの改造

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突っ切りブレード改造の完成後の状態

 何の事か分からないだろうから完成後の姿を先に持って来た。

旋盤と言うのは外径とか端面とかを削るのは得意なのだが素材の切断とかはそれなりに難しい。
通常は突っ切りバイトと言うのを使うのだが慣れないとバイトが折れ、何本持っていても折れまくり。

溝入れバイトと言うのもあるが太い素材だと切断までは寸法的に無理な物が多い。

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突っ切りブレード+ツールブロックで切断中

それでツールブロックと突っ切りブレードを使うとかなり楽に切断が出来る。
でも、旋盤バイトとしては凄く高額な種類でプロでも持ってないことがある。
自分の場合、大きい旋盤用のツールブロックを芯出しして高さを下げるよう削り使っているので、コレを刃物台に付けていると刃物台が回せない。
この自分が持っているブレードは幅3mmチップ用なので素材が無駄になる。
それでサイズが小さい2mm幅のブレードを持っていた。

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突っ切りブレードとチップ


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これはツールブロック

ブレードを挟み込み固定する構造の物。

もう、15年ぐらいヤフオクを見てるが1度も手持ちの2mm幅ブレードに合うツールブロックは出てない。
やっと決心してブレードを角棒にネシ゛で留めて使うことにした。

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ハイトゲージは有っても定盤がない。
それでドリルヘッドを回してテーブルを拝借した。
手前にあるのは直角のブロックの代用品。
これに材料を当て、ケガキ線を引く。

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このドリルは調質鋼用粉末ハイスドリルと言う物。
焼き入れした鋼に穴を開ける為のドリル

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開いた!
ボール盤の光源はケガキ線が見えるように真正面から照らすようにLEDライトを取り付けた。
こんな単純な改善でも品質に影響する。
横からの光源では斜めに影が出て中心が分かりにくい。
ボール盤は誰でも使えるが正確な穴開けをするには熟練の技術と良い刃物が必要だ。

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超硬ドリルで狙う大きさにする。
下穴が正確に開いていれば、それに倣うので最初の下穴が肝心となる。

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開いた!!

次にこのブレードに締め付ける角棒の穴開け。

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ダイヤモンドバイトの折れた柄を使うことにした。
正確に研磨された角棒なので最適だ。
バイト系は素材が結構硬い物が多いので超硬ドリルを使う。
普通のハイスドリルの場合、3mm以下のドリルは例えボール盤を使っても穴が斜めに開き易い。
ドリルがしなうのだ。
それを避けるには超硬ドリルが良い。

穴開け写真は同じなので割愛、

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次にタップでねじ切り。
タップが食い付くまでドリルチャックに取り付けてチャックごと手で回す。
そうする事で下穴の芯が出たまま真っ直ぐにタップを送り込める。
ある程度タップが食い込んだらチャックを外す。

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後はタップハンドルで回せば、どれだけ深いネジでも切ることができる。
タップが斜めになるとか、下穴が斜めに開くとかがタップが折れる原因なので芯出しが肝心。

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ネジが切れた!

タップは窒化処理タップが好き、良く切れる。
今回は超硬タップまでは必要無かったようだ。

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そして、無事ネジで締め付けて刃物台に取り付いた。

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最初の旋盤を買って、しばらくして落札して持ってた突っ切りブレードが17年ぶりぐらいにデビューできた。
パッケージがボロボロになるほど出し入れしたようだ。
良い刃物だがホルダーが無い。
使いたいのに使えないと言うジレンマだった。

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M6ボルトは1本10kgに耐えるはずなので20㎏までは大丈夫だろう。

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初削りは良好だ。(笑)

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これで突っ切りバイトを付けたまま刃物台が回せる
更に太い素材48mm程度までは切断できる。
素材の無駄も多少は緩和されることになる。

自分としては、長年の願いが叶ったようで嬉しい!




 

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