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▼ サヨリパターン 林健太郎

こんにちは。広島の林健太郎です。
今回はシーバスの「河川のサヨリパターン」について紹介します。
このお話は釣り雑誌「レジャーフィッシング」さんで3年ほど前から解説しているので、ご覧になった方も多いかなと思います。それを踏まえたお話です。
かつて私がサヨリパターンと思っていたのは、海で表層を「スー」っと泳ぐサヨリをシーバスが下から捕食するといった状況。
エサを追っている、それがサヨリという分かりやすい状況です。
「サヨリを模した、アクションの弱々しい細身のシンペンなら簡単に釣れるだろう!」
結果釣れました。
しかし偶発的な釣果で再現性がないんです。
それからも幾度もチャレンジしましたが、確信が持てるほどの再現性は得られませんでした。
一番の原因はサヨリの動き方だろうと、とりあえず結論づけました。
表層のサヨリはあまり群れにならず、向いている方向もバラバラに泳いでいたからです。
シーバスはサヨリの少し下のレンジいて、自分の真上にやってきたり、少し動いた先にいたりする、もっとも捕食が安易なサヨリを捕食する、だからルアーでいくらアピールしても反応を見せにくいのだろうと推測しました。
つまり先程の「サヨリを模した~」という考え方を変えることにしました。
そんなある日のシーバスゲームでのこと。
その日は満潮前後に橋脚周りを攻めていました。
フィールド内にはコノシロ、イワシ、イナッコ、サヨリが混在。橋の常夜灯から明かりが水面に落ちてくっきりとした明暗部ができ、明るい場所にはコノシロが、明暗の境にはイワシとイナッコが。
そして暗部にはサヨリがいたのです。
その動きはこれまでに見たとおり、群れにならず、バラバラにそこにいるという感じでした。
私は暗部のサヨリのサイズが知りたくて、ライトを向けました。するとサヨリは「パッ」と散ったのですが、しばらくするとまた集まってきたようで、またライト向けると「パッ」と散りました。
私はサヨリが夜も表層を泳いでいたので「基本的に明るいところが好きな魚」と思っていたのですが、サヨリはどうも夜に明るい場所というのは苦手なようでした。
昼に釣れる魚だからといって明るい場所が好きというのは私の思い込みだったようです。
そのサヨリたちは潮位が下がるにつれ、流れが速くなってきたのでだんだん塊になっていきました。
そして河床の砂州(砂が盛り上がってできた瀬)や地形変化に着きました。
この時にサヨリがまとまってなにかに着くというのは初めて知り、衝撃でした。
この日のことがヒントとなり、「下げ潮」「低潮位」「夜の暗い場所」「砂州に着くサヨリ」でパターンが成立するのでは? と思い、検証することにしました。
まずは細身のシンペンで挑みました。
この時点ではこのパターンに当てはめられるルアーがほかに思い浮かばなかったのです。
しかしこれはNGでした。
スローリトリーブではルアーのレンジが下がってしまうので、表層を引くには速く引かねばなりません。
すると動きがどうしても雑になるのです。
サヨリ独特のスッと水を切るようなアクションそれを出来るだけ表層付近で演出してあげる事。
そこでかつてやってみたことがある、リップを折ったフローティングミノーでチャレンジ。
レンジをキープできることでいくぶん食ってくるようになりました。
でももう少しアクションが弱めでもう少しだけ潜ってくれるものまたドリフトでも使用が可能なモノがいい……。
でもそれは特化しすぎたルアー。
こんなの作ってほしいと言っても無理だろうと…ダメで元々と頼んでみたら何と「Yes」の返事!!
そしてできあがったルアーは「スリムでおとなしいアクションのフローティングミノー」。
そう、アルバトロス150FGです。
サヨリの動きを模するには、サスペンドするくらいで細身のペンシルがいいようにも思ったのですが、それなら『フィール』があります。
それにやっぱりシンキングペンシルは理想なアクションと異なります。
サヨリに見せながらもそれより目立つことを優先すると、リップで動きが出せるミノーになりました。
流れの中を引くとリップが潮を受けて少しだけ潜りつつ、浮力とのバランスでレンジをキープ。
動きはサヨリの動きを少しだけ強くしたものに仕上がりました。サヨリの中でも目立たせる為です。
「スッと水を切るような大人しいアクションかつ、サヨリの動きよりも少しだけ強くしたアクション」
このアクションの強弱のバランス設定は本当に苦労しました。
アルバトロスのアクション動画
このルアーに対するシーバスの捕食のしかたは、後方から追尾して吸い込んでくるパターン。
表層をバラバラ泳ぐサヨリを下から食い上げるのとは明らかに違いました。
群れを認識し追尾している。
条件は限られるものの、今までと違い、思ったように釣ることができたのです。
つまり再現性確認でき、自分の中でパターンとして成立させる事が出来たのです。
現在私がこのルアーで成立できたパターンの条件は以下です。
・河川であること
・サヨリがフィールド内にいるまたは差してくること
・潮位が低い事であること
・フィールド内に地形変化があること
・上げ潮、下げ潮と関係無く釣れること
満ち潮や下げ潮で河川に入って来た、または下るサヨリが群れを作り、瀬や地形変化に着くわけです。
ここにルアーを流し込むことで再現性のあるヒットが見込めます。
ちなみに潮位が浅くないといけないのは、潮位が高いとサヨリのレンジが下がり、ルアーを引くレンジが合わないからです。
条件だけ見るとかなり特化したパターンと言えます。
全国どこでもある状況という訳ではない事は承知しています。
それでもこの「サヨリ付き」をパターン化出来た事は、自分の中でも極めて大きな事でした。
また、港湾部等河川以外での釣果も出ていますし、ご報告もいただいておりますが、私自身で確実な再現性の下、サヨリパターンを攻略出来るのは、このパターンなのです。

このパターンを確立できた事で多くの釣果を得る事が出来ました。
具体的な釣り方は前記の条件下でサヨリの着く場所を見極め、その上流にルアーを投入。
流れを利用しつつサヨリの着き場にアルバトロスを流し込みます。
実釣の映像を見ていただければ多少イメージしやすいかもしれません。
そしてサヨリの付き場にアルバトロスが進入していくと、シーバスがアタックしてきます。
おそらくはルアーを群れから離れたサヨリと思うのでしょう。
その為、粘るよりはテンポよく場所をサヨリの着き場を探して流し込んでいくほうが効率的です。
大型河川よりは小河川のほうがおすすめです。
ウエーディングで河川内をこまかく探るのもいいし、オカッパリで広範囲を探すのも良いと思います。
明るいうちの下見も重要です。
干潮時にサヨリが着きそうな地形変化をチェックして、良さそうな潮位や食わせ所を確認しておけば、あとはタイミングに合わせて流し込めば結果は出ると思います。
皆様もアルバトロス150FGで今年のサヨリパターンを攻略してみてはいかがでしょうか?
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- 2017年10月20日
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