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▼ インターナショナルボートショー2014
- ジャンル:仕事
横浜で行われた、インターナショナルボートショーへお邪魔してきました。
ちょっと早めに横浜へ入り、早朝の静かなベイエリアを散歩。
ランニングやサイクリングの人たちを眺めながら、一人ゆっくりと朝マック♪
そしたらね、隣に物凄くきれいなオネェさんが座っていて、しかもボート関連のウェアーを着ているもんで・・・
まぁいいやw
今週は公私共に忙しく最終日のみの参加でしたが、ジョイクラフトのブースに立ちました♪
たくさんのお客様の笑顔が、本当に嬉しかったです。
fimoは釣りに特化したSNSなので、ユーザーはなかなかボートショーは馴染みが無いかと思います。
また、シーバスフィッシングで活躍する商業アングラーも、よっぽどボートシーバスでもやってない限りは、あまり触手が沸かない部分かとw
実は来ているお客さんも、ほとんどシーバスなんて興味が在りません(笑)
だけどなんで、そこへ私のようなシーバスアングラーが立つのか。
前回のキャンピングカーショーも同じくです。
今の各業界(それはシーバスも、ボートも)は、どうしても少ないマーケットの取り合いになってしまってます。
そして、すでに飽和気味であるその市場へ、星の数ほどの新製品が投入されます。
それはそれで致し方ない部分でもあり、ユーザーとしては選択肢が広がる良いことではあるのですが、そもそも人口も減っていくこの日本でユーザーを奪い合うメーカーの姿勢に、過剰な・・・というか、もはやそれ嘘じゃんと言える製品プロモーションが発生しています。
釣りを長くやっている人ほど、それには気が付いていますよね。
そして、メーカーも気が付いてます。
嘘はダメだけど、可能性の告知は良いんじゃねぇの?
いやいやw
でもそれでも獲りに行かないと・・・という現実があるのです。
夢見てても、仕事は回らん。
必用なのはアウトプット。
もっとも早くその評価をえられる数字は、絶対に逃す訳には行きません。
それはどんな仕事も一緒です。
ただ、釣りは趣味の世界であり、生活消費財ではありません。
「人口の減少=消費の低下」が絶対な悲劇が前提の生活消費商材のメーカーには出来ない、1つの大きなメリットがあるのです。
それは、「ユーザーを増やす伸びしろが、業界の手にゆだねられている」という事実です。
1億の人間が人口減少で5千万になったら総消費が5千万になってしまう生活消費材は、どんなに頑張ってもメーカー側からマーケットを拡大する事ができませんが、1億居る中の1万人しかまだ「それを知らない」と言う業界なら、5千万人になっても2万人のマーケットを作る可能性はあるのです。
ただしそれは、業界が1万人のユーザーを食い漁ることに目を向けている限りは、絶対に出来ません。
「消費を回す=既存ユーザーにより多くの買い物をさせる」ではダメなのです。
それをやっていると、むしろ業界は衰退します。
必用なのは、マーケットの拡大。
「釣りを知らない、もしくは知ってるけど興味が無い」という人を、ユーザーにしていく努力。
または、釣りが飽きてしまう(嫌になってしまう)人を出さないための、深みの構築です。
気が付いているだろうか?
釣りを知らない人へ、業界の広告や動画を見せると、多くの人が「何この人?キモイw」と言う事を。
また、広告業界や広報をやっている「釣りをやらない人」へ見せると、「コアユーザーのお遊戯会?」と言われます。
いや~、それは釣りを知らないからだよ~!と言うならば、ハイそれまでです。
そんなこと言ってるから、マーケットが広がらない。
もちろん私は、ルアーのジャンルで活動する商業アングラーなので、おなじ穴の狢なのですが・・・
いいのか?それでw
と言う事で、最近は「釣りの隣にある業界」で、積極的に活動をしています。
キャンピングカーショーやボートショーには、多くのアウトドアーライフを楽しむ人が訪れます。
「ボートで海に出たら釣りでしょう!」とか、「キャンプは水辺で早朝に釣りでしょう!」と言うのは、すでに釣りをやっている人の言葉なのですw
ほんとうに驚くほど、「釣り?う~ん、興味はあるけどやった事ないねw」と言う人が訪れます。
う~ん!なんて勿体無い事を(笑)
そういう人たちへ、「キャンプやボート遊びの間に釣りを入れることで、ほんの少しだけど楽しい時間が増えますよ♪」という提案をしています。
これはまた、「ただ乗るだけで、ボート遊びも飽きちゃったなぁ」というユーザーや「キャンプってけっこう暇だよね」と言って、その遊びから放れて言ってしまう人たちへの「長く遊ぶコツのプレゼンテーション」でもあるのです。
まぁこういう活動は、きっと目に見えるサポートメーカーへの利益は発生しにくいかもしれません。
ただ、マーケ・・・というかプロモーションとは、最低でも3段階に分ける必要があると思ってます。
・周知の為のプロモーション→すぐに売れる活動ではないが、購買のきっかけを作る
・購入の為のプロモーション→売り上げへダイレクトに反映
・リピートを生み出すためのプロモーション→絶対的に製品力
それぞれに関連性(アウトプット&インプット)を持つこれらのプロセスを、ゴッチャにすると無駄が出るのです。
そしてそれぞれに、有効な媒体が異なります。
これらの事は大手(大資本)の専売と言う事ではなく、じつは規模が小さいメーカーほど機敏なアクションが可能になり、それが武器となるのです。
それぞれに、どこが強くてどこが弱いかを、見極める必要はありますが、大事なのは自分に何が出来るかです。
各シーバス用品メーカーのプロモーションを見る限り、それが出来ているメーカーは少ないですね・・・と、個人的に感じています。
そもそも、業務におけるプロセスの細分化が出来ていないと、イン・アウトもヘッタクレも無いのですが。
そのあたりの話は、私はメーカーの人間ではないのであまり突っ込む事はしませんが、一言いうならば「単純にユーザの意向を集め、売れる製品を作る事をマーケティングとは言わない」と思ってます。
そして、「プロではない商業アングラー」のやれる事は、実はそこにこそ大きな可能性があるのでは無いか・・・
まぁこの先はいいや(爆)
ただ、今回のボートショーでは、そういう思いが加速したなぁ・・・と。
打ち上げは、美女に囲まれてロマンチックな夜景を楽しみながらのイタリアン。
ゴメンなさい、幸せです(笑)
ショーに来ていただいた皆様、楽しいお話しをありがとうございました。
もう少し暖かくなったら、ぜひ釣りを楽しんでみてください♪
ジョイクラフト
マリーナリトルオーシャン
- 2014年3月13日
- コメント(5)
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お疲れ様です!!
実は最終日ボートショー行きました。
工藤さんにいろいろアドバイスを聞きたかったんですが接客中でした。。
残念!!
専務
神奈川県