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▼ ルアー開発日記27 異なるアクションの効果
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ルアー開発日記27 異なるアクションの効果
昨日の続き
物に神様が宿る前に、安っぽい作り手の神憑りは要らん。
アングラーはソレでいい(むしろそっちのほうが楽しい)けど、作り手がそうなるとやっかい。
「作り手は、イメージを物へと変換するのが仕事だから、徹底的な現実主義で居るべき」というスタンスで、私は物を作ってきた。
魂は、その物を気に入ってくれたアングラーが入れれば良い。
プラスチックという大量生産品では在るが、そこに至る物作りの質は、ハンドメイドとなんら変わらないと信じてる。
どんなに創り手が苦労して頑張ったと言っても、ルアーとしてのレベルが低いならばそれは意味の無い物であり、評価はユーザーが決める。
ハルシオンシステムは、遊びで私にルアーを作らせた訳ではない。
そんなプレッシャーは当たり前で、ついでに言うなら開発者としてかなり辛いし面白い部分(笑)
さて、前回はロールの発生について、思ってる事を書いた。
在ってるか間違っているかは、各自で判断してくださいww
ダラダラ書いたけど、そもそもロールが釣れるんか?という話もある。
「つうか、一番大事なのは、ロールすると水中で何が起きているのか・・・」を、今日は少し。
ミノーは面の全てが水の中に在る。
水は空気より密度の濃い流体であり、それは音の伝わる速度の速さでも解る。
「空気よりも水は、音を速く伝える」
そんなのは小学生でも知っている。
大事なのは、「水は硬い」と言う事。
ただ、思うに、様々な要素によってソレは異なる。
個人的に思うのは、厚みと濁り。
昔、スピナーベイトに拘っていたころ、山奥のリザーバーと低地の沼で、同じものなのになんとなく引き感が違うことに気が付いた。
今回はミノーの話なんで詳細は省くけど(というかあんまり研究しなかったから、浅はかなのがばれそうなのでw)、明らかに場所によって手元の感覚が変わる事が在る。
やりきってないんで、サーモクラインの上と下で・・・なんてのは解らんがw
コレと似たような現象は実は他の分野では常識として存在していた。
随分昔、友人に紹介された競艇選手と話をする機会があったので聞いてみた。
そしたら、水の硬さでペラを替えるのだとか。
ただ、興味深かったのは、水温が低くても、水の中の異物が多い場合(濁り)は、やわらかくなるということ。
で、納得した。
その選手も釣り人だったのだが、スピナベだけではなく全てのルアーでありえるとか。
(バスでトップをやる人も、同じ事を言いますね。なんとなく絡むとか、粘りが無いとか)
そして「気圧も大きいよね」と。
これは、空気の重さのことであり、当然水深でも同じ事が起きる。
まぁ全部余談だが・・・
え~っとなんだっけ?
あぁ、そうそう。
大事なのは「水は硬い」と言う事w
「下へはさらに硬い」かも知れない。
サブサーフェイスとディープでは、「同じアクションを出すには同じ形状では出ない」と。
お風呂で、タオルに空気をくるんで沈める遊びは、きっと誰もがやったことが在ると思う。
あの時、水面に近い位置と自分のチンコに近い位置では、上へ行こうとする力はどちらが強いか。
ルアーは、ボディーの空気室が浮力の基になっている。
この視点から切り崩すと、ロールとウォブリングが水中で起こしている事の説明が早い。
ありえないけど、以下の2点を仮定する。
・ルアーAのロールと、ルアーBのウォブリングが起こす、「水の掻き出す量」をイコールとする。
・これらミノーのアクションの支点を形状の中心とし、その位置からの揺れ幅の体積をイコールともする。
まぁ、ありえないけど、仮定して・・・
言いたいのは、「同じ強さのロールとウォブリングがあったとします」と言う事です。
ではその時に、ルアーによって発生した水の乱れは、ルアーAのロールと、ルアーBのウォブリングでは、どちらがどの方向へ向かい易いか?
あくまでも今は方向の話しね。
ロールとは回転。
ウォブリングとは横揺れ。
風呂に入って、手のひらでやってみると解る。
で、気が付くはず。
「広がりの方向はロールのほうが在る」けど、「押される強さ(=抵抗)はウォブリングのほうが強い」と。
※移動量に注意
その時に、ついでに同じピッチでやるのと、速いピッチでやってみる。
どっちがフロ桶の中の水が乱れるか?
これがルアーでも水中で起きていて、魚の捕食メカニズムを考える。
魚は、音(耳石)→→→波動(側線)→→匂い(鼻)・視覚(目)・味覚(なんだっけ?)で捕食を行う。
→の多さは私の思ってる感覚ですw
コレはすでに研究データが公表されているので、そんなに間違って無いと思うから、個人的には合ってると思ってる。
(とうぜん、魚種や環境で幅は異なります)
この先はただの推測というか妄想。
ロールはね、360度に均一の波動を弱く出すから、側線での捕食の切欠を作りやすく、レンジを誤魔化しやすいんじゃないかと。
ただし、弱いからあんまり遠くへは伝わらない。
結果、近い位置の魚へ多レンジに食わすのにメリットが強い。
そういうフィールドは、群れの規模が大きい場所に多い。
そして人も多い。
思い当たるのが、都市型港湾部。
ウォブリングは横方向に強い波動だから、より遠くの魚の側線に訴える事がしやすいけど、順化されるのも速い。
コレがスレ進行していると嫌がる傾向になるのかも。
逆に手を付けられてない魚には効果が高いから、良い魚を先に掛けて行くにはやっぱりウォブリングって大事なんだなと。
魚の数は少ないけどフレッシュな固体が常に入れ替わるフィールドで、ウォブリングが評価される傾向が強いのはこのためではないかと。
波動(側線)という視点なら、
・ロールは弱く多方向の魚へ
・ウォブリングは、強く横方向の魚へ
と、した。
ひっくり返してくれるのは、競争と言う名の理性崩壊。
当然、異常に強いウォブリングは、弱いロールの縦方向への波動を凌駕する事も在るし、その逆も然り。
すべてが程度の話しだけど。
で、次に、捕食への最終的な決断になる、視覚の部分はどう違うんじゃ?と。
続く
- 2013年5月21日
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隅田川の仲間だと、「水が重い」って表現するけど、それですかね。
確かに、それだけでセレクトが随分変わる。
rattlehead
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