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▼ ルアー選びのイロハ20 まとめ
- ジャンル:日記/一般
ルアー選びのイロハ20
7 まとめ
やたら長く続いた初心者向けの「ルアー選びのイロハ」でしたが、はたして全部読んだ人はいるのだろうか笑
きっと長く釣りをしてきた人が読むと、「ちょっと初心者向けじゃないんじゃないか?」と思われるかもしれませんね。
ですが、私の中でははっきりと、これはやっぱり初心者向けなんだという気持ちが今も強くあります。
初心者とは、釣りを始める前の人たちではないのです。
とりあえず、釣りを始めた人が初心者なのです。
コロナ過によって始まったアウトドアブーム(含む釣りブーム)でマーケットが一気に広くなった気がしています。
今までに釣りをしてこなかった、または昔ちょっとやっていた人たちの参入です。
ルアーやロッドをはじめとした各タックルメーカーも、もちろんそれに対応したアクションをとるところも多く、「低予算で」とか「投げて巻くだけ」なんていう心躍るキャッチコピーや、いかにも簡単に釣れる雰囲気を作るなど、まぁそれはそれですそ野を広げるには良いことかもしれないなぁ・・・という状況です。
良いんですよ、それで始めてくれるのも。
しかし、しっかりとしたアドバイザーのいない人が、釣具屋さんへ行って「すみません、ルアーでシーバスでも釣ろうかと思って買いに来ました。予算は2万円で!」とかね。
きっと釣具屋さんは思うのです。
「いや、それ、ちょっときつい」
でも、「お客さんがそう思っているなら、そういうものを売る」というのも立派な商売ですから、もやもやしながらもなんとか顧客満足のために売るかもしれませんね。
お客さんは「2万円も払ったよ!」と思いながらも、きっと次の日にはyoutubeで見た近所の釣り場へいき、さぁつるぜ~!と。
まぁ、なかなか難しいですよね。
きっと良心的な店員さんは、「どこ行きますか?」という話や「釣り歴ありますか」なんて話をしたりしながら、できることと、できないことの話をするでしょうし、予算あげてもらえませんか?なんてことを言うかもしれません。
むしろ2万円という予算枠なら、こういう釣りもあって面白いですよ!とか。
それを聞いたお客さんは、「youtubeで釣れているじゃないか」と。
Facebookではこのルアーで釣れてます!と。
つらい世の中です笑
何が正義という話をしたいのではありません。
そういう流れの中で、釣り人口増えたと喜んでいいのかなと。
本当にそういう人たち、そのあとも釣りを楽しんでいけるだろうか・・・と。
それでもかろうじて「あ、なんかルアーの釣り楽しいかも(その段階で釣れようが釣れまいが)」と思ってくれた人は、そこから猛烈な知識欲によって情報をかき集めに入ります。
もちろん今の世の中は、情報といえばWebで集めるでしょう。
媒体がSNSなのか、動画なのかはさておいておいて。
個人的には、相談のできるお店の店員さんを作ることをお勧めしますが。
まぁでも何回か行けば、きっとシーバスが釣れる日は来ると思うのです。
普通に投げて、巻くことができるならば。
そこが初心者の上限かと思っています。
私が今回の長ったらしいルアー選びのイロハで書いてきたことは、「常に自分で考えて選ぶ」ということです。
道具は道具。
全ては物理的法則の中にありますから、ルアーを選ぶ基準としては、何が釣れるとかつれないとかは、実はあまり重要なことではないのです。
情報として釣れているルアーを高額で買いあさるようになり、それ以外は釣れないよ!という流れは、必ず釣りの楽しさを狭めていく事になります。
そもそもこれはどのジャンルでも言えるのですが、やめていく人のほとんどは「初心者のうちにやめていく」のです。
お金が掛かるとか費用対効果とか色々と言いながら去っていくのですが、そういうのを吹き飛ばすのはたった一匹の「釣る事が出来たシーバス」の価値なのです。
しかし世にある情報の多くは、「釣れた」という価値のダダ流れです。
このルアーだから釣れた!
このルアー、釣れるよ!
まぁそれは釣れているのだから良いとして、ではなぜ「そのルアーなのか」が書かれていないのでしょうか。
どういうポイントで、どんな状況だからそのルアーを選び、どうやって使ったか。
最低限でも「いつ・どこで・何を・どのように・どうして」があっても良いと思うのですが、近年の情報ではそういう「ルアー選びをする上では一番大切な情報」をすっ飛ばして、「このルアー、どこどこで釣れます」しか見せようとしない現状があります。
正直言うと、メーカーもそうですが、モニターやテスターと言われる人たちの質の低さも感じています。
その「釣れる」情報は、本当にユーザーに向けての発信なのか?それとも「僕こんなにちゃんとやってます」とメーカーに向けての発信なのか・・・・
そういうの、見ていると直ぐに判ります。
特に動画では、この人、ルアーの事なんて何にも分かってないんだなとか。
でも、初心者と言われるユーザーは、そういうのを見分ける事は出来ません。
近所の見たことのある風景の中で、プロと言われるひとが使って釣ったルアーなら、釣れるはずなんだと条件は考えずに一生懸命にキャストしてくれます。
私含めて、メディアアングラーが自分の関係する製品を紹介するのは当たり前のことです。
今はもう、自分のサポートメーカーに対して、アングラー目線でものを言える時代ではなくなりましたしね。
シーバスは特に競技ベースではないので、SNSへの投稿から日常会話までのすべてはプロモーションが絡んでます。
まぁそれもメーカーよって(強要の)程度はありますが笑
そういう情報過多の時代の中で、初心者が何を信用していけば中級者となれるのか。
そう考えたときに、私はやっぱり「自分で考えて物を選ぶ力をつけること」なのではないかと思うのです。
いつも行く場所で、釣れるといわれるルアーを、何も考えずに投げて一日が終わる。
釣れるか釣れないかは運しだい。
そこから、「自分ではこれがいいんじゃないのか」と思ったルアーを試しに投げてみる。
できれば「これこれこうだから、これが良いんじゃないのかなぁ」と考えてみる。
結果、釣れた釣れないがあって、じゃぁなんで釣れた?なんで釣れなかった?
それを繰り返すことが、初心者からステップアップをするという事なんじゃないのかなぁと。
そういう切っ掛けを、私の立場(商業アングラー)から書きたかったので、長いこと時間をかけて「ルアー選びのイロハ」を書いてみました。
もちろん私の文章ひとつとっても、すべてプロモーションの一部なのです!
ただね、私のブログを読んでくれている人は、たぶん初心者はほとんどいないと思うのです。
そこが超アンマッチ。
プロモーションミスですなw
ルアー選びのイロハ
おしまい
7 まとめ
やたら長く続いた初心者向けの「ルアー選びのイロハ」でしたが、はたして全部読んだ人はいるのだろうか笑
きっと長く釣りをしてきた人が読むと、「ちょっと初心者向けじゃないんじゃないか?」と思われるかもしれませんね。
ですが、私の中でははっきりと、これはやっぱり初心者向けなんだという気持ちが今も強くあります。
初心者とは、釣りを始める前の人たちではないのです。
とりあえず、釣りを始めた人が初心者なのです。
コロナ過によって始まったアウトドアブーム(含む釣りブーム)でマーケットが一気に広くなった気がしています。
今までに釣りをしてこなかった、または昔ちょっとやっていた人たちの参入です。
ルアーやロッドをはじめとした各タックルメーカーも、もちろんそれに対応したアクションをとるところも多く、「低予算で」とか「投げて巻くだけ」なんていう心躍るキャッチコピーや、いかにも簡単に釣れる雰囲気を作るなど、まぁそれはそれですそ野を広げるには良いことかもしれないなぁ・・・という状況です。
良いんですよ、それで始めてくれるのも。
しかし、しっかりとしたアドバイザーのいない人が、釣具屋さんへ行って「すみません、ルアーでシーバスでも釣ろうかと思って買いに来ました。予算は2万円で!」とかね。
きっと釣具屋さんは思うのです。
「いや、それ、ちょっときつい」
でも、「お客さんがそう思っているなら、そういうものを売る」というのも立派な商売ですから、もやもやしながらもなんとか顧客満足のために売るかもしれませんね。
お客さんは「2万円も払ったよ!」と思いながらも、きっと次の日にはyoutubeで見た近所の釣り場へいき、さぁつるぜ~!と。
まぁ、なかなか難しいですよね。
きっと良心的な店員さんは、「どこ行きますか?」という話や「釣り歴ありますか」なんて話をしたりしながら、できることと、できないことの話をするでしょうし、予算あげてもらえませんか?なんてことを言うかもしれません。
むしろ2万円という予算枠なら、こういう釣りもあって面白いですよ!とか。
それを聞いたお客さんは、「youtubeで釣れているじゃないか」と。
Facebookではこのルアーで釣れてます!と。
つらい世の中です笑
何が正義という話をしたいのではありません。
そういう流れの中で、釣り人口増えたと喜んでいいのかなと。
本当にそういう人たち、そのあとも釣りを楽しんでいけるだろうか・・・と。
それでもかろうじて「あ、なんかルアーの釣り楽しいかも(その段階で釣れようが釣れまいが)」と思ってくれた人は、そこから猛烈な知識欲によって情報をかき集めに入ります。
もちろん今の世の中は、情報といえばWebで集めるでしょう。
媒体がSNSなのか、動画なのかはさておいておいて。
個人的には、相談のできるお店の店員さんを作ることをお勧めしますが。
まぁでも何回か行けば、きっとシーバスが釣れる日は来ると思うのです。
普通に投げて、巻くことができるならば。
そこが初心者の上限かと思っています。
私が今回の長ったらしいルアー選びのイロハで書いてきたことは、「常に自分で考えて選ぶ」ということです。
道具は道具。
全ては物理的法則の中にありますから、ルアーを選ぶ基準としては、何が釣れるとかつれないとかは、実はあまり重要なことではないのです。
情報として釣れているルアーを高額で買いあさるようになり、それ以外は釣れないよ!という流れは、必ず釣りの楽しさを狭めていく事になります。
そもそもこれはどのジャンルでも言えるのですが、やめていく人のほとんどは「初心者のうちにやめていく」のです。
お金が掛かるとか費用対効果とか色々と言いながら去っていくのですが、そういうのを吹き飛ばすのはたった一匹の「釣る事が出来たシーバス」の価値なのです。
しかし世にある情報の多くは、「釣れた」という価値のダダ流れです。
このルアーだから釣れた!
このルアー、釣れるよ!
まぁそれは釣れているのだから良いとして、ではなぜ「そのルアーなのか」が書かれていないのでしょうか。
どういうポイントで、どんな状況だからそのルアーを選び、どうやって使ったか。
最低限でも「いつ・どこで・何を・どのように・どうして」があっても良いと思うのですが、近年の情報ではそういう「ルアー選びをする上では一番大切な情報」をすっ飛ばして、「このルアー、どこどこで釣れます」しか見せようとしない現状があります。
正直言うと、メーカーもそうですが、モニターやテスターと言われる人たちの質の低さも感じています。
その「釣れる」情報は、本当にユーザーに向けての発信なのか?それとも「僕こんなにちゃんとやってます」とメーカーに向けての発信なのか・・・・
そういうの、見ていると直ぐに判ります。
特に動画では、この人、ルアーの事なんて何にも分かってないんだなとか。
でも、初心者と言われるユーザーは、そういうのを見分ける事は出来ません。
近所の見たことのある風景の中で、プロと言われるひとが使って釣ったルアーなら、釣れるはずなんだと条件は考えずに一生懸命にキャストしてくれます。
私含めて、メディアアングラーが自分の関係する製品を紹介するのは当たり前のことです。
今はもう、自分のサポートメーカーに対して、アングラー目線でものを言える時代ではなくなりましたしね。
シーバスは特に競技ベースではないので、SNSへの投稿から日常会話までのすべてはプロモーションが絡んでます。
まぁそれもメーカーよって(強要の)程度はありますが笑
そういう情報過多の時代の中で、初心者が何を信用していけば中級者となれるのか。
そう考えたときに、私はやっぱり「自分で考えて物を選ぶ力をつけること」なのではないかと思うのです。
いつも行く場所で、釣れるといわれるルアーを、何も考えずに投げて一日が終わる。
釣れるか釣れないかは運しだい。
そこから、「自分ではこれがいいんじゃないのか」と思ったルアーを試しに投げてみる。
できれば「これこれこうだから、これが良いんじゃないのかなぁ」と考えてみる。
結果、釣れた釣れないがあって、じゃぁなんで釣れた?なんで釣れなかった?
それを繰り返すことが、初心者からステップアップをするという事なんじゃないのかなぁと。
そういう切っ掛けを、私の立場(商業アングラー)から書きたかったので、長いこと時間をかけて「ルアー選びのイロハ」を書いてみました。
もちろん私の文章ひとつとっても、すべてプロモーションの一部なのです!
ただね、私のブログを読んでくれている人は、たぶん初心者はほとんどいないと思うのです。
そこが超アンマッチ。
プロモーションミスですなw
ルアー選びのイロハ
おしまい
- 2021年12月17日
- コメント(2)
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コメント失礼します
僕はシーバス始めて1年ちょっと(それまでは15年間バス釣り)のアングラーです
工藤さんの記事、とっても面白かったです!!
シーバス釣りを(fimoを知ってから)始めたら自分が漫然とバス釣りをしてただけだっていうのを痛感させられ、そこからシーバスに首ったけです!!
今回のような記事を参考に自分で考えて釣りが出来るアングラーになりたいと思いました!!
素晴らしい記事有難う御座いました!!
ヌー
愛知県