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KET的河川攻略の道 その2

  • ジャンル:style-攻略法
ラバージグで釣りたい!
出来ればポーク付きで(笑)
 
最近、川をしっかりやっている人に片っ端から質問をしているが、いまだに歯切れの良い答えがないので、やはり自分で調べてみようかと。
と言う事で、個人的に「ココはよっぽどじゃない限り、海水は入らないだろ・・・」と言うのが、笹目より上流なのです。
 
あ、テナガとかカニは喰ってますよ。
口から出てるのを見たこと在るし、ヒラなんかは高確率で胃からカニが出てくる。
 
干潟じゃ、ワタリガニに出るボイルなんていう密かなパターンもw
 
 
さて、淡水に住むザリガニ。
あの子達は、確実にショアバンクに近い場所に住んでいる。
 
ザリガニは水溶酸素が豊富な場所では、水面より上に出る必要がなく、ず~っと水の中で呼吸も出来る。
ちなみに家で飼ってるザリッチは、ポンプ入れてないから水から出れる場所を作ってる。
 
ただ、エサは雑食で何でも食べる事から、あらゆる意味でショアに近い場所に生息している。
 
一番多いのはアシとドロ底が混じる場所。
当然そういう場所は、流れのゆるさが在る。
 
一方のスズキは、基本的に魚食性が強い。
そして流れが在る場所を好むのは、釣りしていれば気が付くこと。
荒川の秋ヶ瀬堰より下は、スズキが居れないような急流は一箇所もないから、逆に流れが在る場所ほどよい場所となる。
 
そうすると、やっぱりザリとスズキは生息域が少しズレるのだが・・・
 
河川にはこの二つの条件を一致させる場所が在る。
 
それはテトラ。
 
河川が深く掘れる場所は流れが強くなり、侵食されることを防ぐ為にあちらこちらに入っている。
あの中は複雑な流れのヨレが出来ていて、ボトムには砂やドロが堆積する。
 
ザリガニはもちろん、テナガエビも小さな魚も、それを捕食するナマズもブラックバスも、河川の生物みんなが大好きな素敵なマンションなのである。
 
 
地方の河川で様々なアングラーと会うと、かなりの割合で「テトラが凄く良いんですよ」と言うのを聞く。
当然、ただのテトラではなく、プラスαの要素が大事なのは当たり前なのだが、それでも関東の「明暗固執」に比べると、地方河川の人はテトラを大事にする傾向が在る。
 
どっちが良い悪いではなく、色々話を聞くと、どうやらアングラーの数の問題もありそう。
 
関東の河川でやっている人の多くは、基本沖へ投げる傾向が在る。
明暗だの潮目だの流芯だのブレイクだの。
 
まぁアンだけ人いたら、当然ショアブレイク沿いにキャストなんて出来ない。
だけど本来、魚食性の強い魚は、ショアバンクを好む物なのである。
 
でも、その「魚が居たい場所」に、人が立っているのが東京湾の現実。
まして実績ポイントとなると、情報で動く人が一斉に訪れて、もはや河口湖のような状態になる。
 
自然の動き+人の動き
 
トーナメントでもないのに、日常の釣りがそれ。
 
一方の、人が入らない地方河川。
当然、明暗も釣れるし、流芯も釣れる。
 
が、それと同じく釣りが成立するのが、流れが当たるショアバンクに在る「何か」なのだ。
 
反転流かもしれないし、ストラクチャーかもしれない。
水中の滝かもしれないし、交差点かもしれない。
 
そういう場所は、河川改良の手が入っていると、高確率でテトラも入る。
 
ちなみに、何にも変化のない場所に在る延々と続くテトラ。
海なら潮目や離岸流と言ったアクセントも在るが、川だとけっこうキツイ。
 
居ない事もないだろうが、地方に行くとあまりにも広大すぎて手を出しにくい。
が、たまに、その列からはみ出した位置に、ぽつ~んと水中に落ちているハグレテトラとかは・・・
 
まぁいいや。
とにかく地方は、その「本来は魚が付く位置」に人が立たない。
 
地方では「東京は簡単にシーバス釣れて良いですね」なんて言われることも在る。
しかし、実際に東京へ来ると、自然とは違う要素で釣れないことに唖然とするのも事実だったりする。
 
まぁ、まず車を止められないよね(爆)
 
どっちが良い悪いじゃないですよw
 
 
ただ、ザリガニの検証をするには、狙うべき位置に人が居ては困るのは事実。


続く

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