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▼ 変わる事、変わらない事
- ジャンル:日記/一般
以前ですが、ハンドメで一枚下を引ける大き目のクランクのようなアクションのミノーを作っている話しをしました。
https://www.fimosw.com/u/yasutakak2/pgfhpcvrg7yy4i
その後も淡々とトライ&エラーを繰り返し、ようやく自分の中では「まぁこんな感じだろ」という所まで詰めて来る事が出来ました。
さて、この詰める(つめる)という言い方、これは偶然や漠然の反対側にある「ものつくりの姿勢」の表れだと思っています。
満足とか100%ではなく、「詰める事が出来た」と言う感覚です。
要するに、「今の時点でのやれることをちゃんとやった」と言うだけで、そこが完成形の究極の姿ではないという事を理解するかしないかです。
ロッドの作製でもそうですが、開発段階ではどんなに良いものだと思っていても、時間の流れが生み出す二つの事実がリリースの瞬間から過去のものとなってしまいます。
ひとつは、世の中の流れ。
これはマテリアルや環境が、開発NOから解放され一般量産になるまでの間にも変わっていく事です。
釣竿の場合、私がGOを掛けて店頭に並ぶまでにだいたい半年、メーカーによっては長い物は1年かかる事もあると聞きました。
プロモーションを掛けるタイミングなども影響し、ユーザーはそれが最新のものかと思われるでしょうが、開発は裏ですでに次の物を探し求めて先行していきます。
その影響でもう一つ、こんどは「自分の進化」が生まれます。
これは本当にロッド開発をさせて戴いてから気が付いたことですが、細かく道具と釣果(釣技)を平行して詰めていくと、在るときに今まで思っていた道具とはまた違うテイストの物を欲しくなるときが在ります。
というか、ひらめいてしまうときが在ります(笑)
そういう時は、すでに発売が決まっている物をいじるわけにはいきませんから、次回作の肥やしとしてメーカーとすり合わせをしていきます。
よって、発売されるものよりも先の位置に、開発アングラーの脳みそはいる事になります。
今回発売される予定のスタッカート91も、構想はスタッカート89が出た直後からあり、チョイチョイと我が儘を言ってテストブランク的な物をこさえてもらっていました。
ただ、この段階では、売り物になるかどうかは別の話しですから、時間の制約は無くノビノビとやりたい事してきましたw
そうやって何年も寝かしたうえで、2年前から方向性&販売が決まって「発売前提としてのテスト」がはじまり今に至ります。。。
ロッド然り
ルアー然り
開発ってそういうものでしょ。
だから本当の開発は、地味な世界で淡々と「モヤモヤグルグル」と次の事を考えてます。
開発は、満足したら次は無い。
非常に簡単な理屈であり、「詰める」と言う感覚が大事なのです。
ルアーも、知りたいことが在ってやる開発が、本当に楽しいです。
ここ数年は湾奥エリアをオカッパリ&ボートで回り、「大きい魚を狙う」の構造を考えています♪
「大きい魚ばっかりいる場所へ行く」という王道ではなく、「大小入り乱れている中でどうやって大きいのを釣るのか?」という泥沼にはまっています。

結果は上々♡
よく言う、ルアーサイズもひとつの答えだし、一枚下のレンジもひとつの答え。
それにアクションの強さ(引き感)を吟味して、「ちょうど良いもの」が出来上がってきました♪
そしてぼちぼち、川のテストの時期です。
このルアーの見方がどう変わっていくかが、いまから楽しみです♪
https://www.fimosw.com/u/yasutakak2/pgfhpcvrg7yy4i
その後も淡々とトライ&エラーを繰り返し、ようやく自分の中では「まぁこんな感じだろ」という所まで詰めて来る事が出来ました。
さて、この詰める(つめる)という言い方、これは偶然や漠然の反対側にある「ものつくりの姿勢」の表れだと思っています。
満足とか100%ではなく、「詰める事が出来た」と言う感覚です。
要するに、「今の時点でのやれることをちゃんとやった」と言うだけで、そこが完成形の究極の姿ではないという事を理解するかしないかです。
ロッドの作製でもそうですが、開発段階ではどんなに良いものだと思っていても、時間の流れが生み出す二つの事実がリリースの瞬間から過去のものとなってしまいます。
ひとつは、世の中の流れ。
これはマテリアルや環境が、開発NOから解放され一般量産になるまでの間にも変わっていく事です。
釣竿の場合、私がGOを掛けて店頭に並ぶまでにだいたい半年、メーカーによっては長い物は1年かかる事もあると聞きました。
プロモーションを掛けるタイミングなども影響し、ユーザーはそれが最新のものかと思われるでしょうが、開発は裏ですでに次の物を探し求めて先行していきます。
その影響でもう一つ、こんどは「自分の進化」が生まれます。
これは本当にロッド開発をさせて戴いてから気が付いたことですが、細かく道具と釣果(釣技)を平行して詰めていくと、在るときに今まで思っていた道具とはまた違うテイストの物を欲しくなるときが在ります。
というか、ひらめいてしまうときが在ります(笑)
そういう時は、すでに発売が決まっている物をいじるわけにはいきませんから、次回作の肥やしとしてメーカーとすり合わせをしていきます。
よって、発売されるものよりも先の位置に、開発アングラーの脳みそはいる事になります。
今回発売される予定のスタッカート91も、構想はスタッカート89が出た直後からあり、チョイチョイと我が儘を言ってテストブランク的な物をこさえてもらっていました。
ただ、この段階では、売り物になるかどうかは別の話しですから、時間の制約は無くノビノビとやりたい事してきましたw
そうやって何年も寝かしたうえで、2年前から方向性&販売が決まって「発売前提としてのテスト」がはじまり今に至ります。。。
ロッド然り
ルアー然り
開発ってそういうものでしょ。
だから本当の開発は、地味な世界で淡々と「モヤモヤグルグル」と次の事を考えてます。
開発は、満足したら次は無い。
非常に簡単な理屈であり、「詰める」と言う感覚が大事なのです。
ルアーも、知りたいことが在ってやる開発が、本当に楽しいです。
ここ数年は湾奥エリアをオカッパリ&ボートで回り、「大きい魚を狙う」の構造を考えています♪
「大きい魚ばっかりいる場所へ行く」という王道ではなく、「大小入り乱れている中でどうやって大きいのを釣るのか?」という泥沼にはまっています。

結果は上々♡
よく言う、ルアーサイズもひとつの答えだし、一枚下のレンジもひとつの答え。
それにアクションの強さ(引き感)を吟味して、「ちょうど良いもの」が出来上がってきました♪
そしてぼちぼち、川のテストの時期です。
このルアーの見方がどう変わっていくかが、いまから楽しみです♪
- 2021年6月1日
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