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▼ 湾奥干潟のランカー裏パターン
- ジャンル:style-攻略法
前回の干潟は数釣りの展開。
あれはあれで、良い釣りだと思う。
その中で上げの一瞬にGozzo15でデカいの1本掛けたけど、潮位の高さからポイントも遠く、フッキングできずに数秒でバラした。
まぁ、そのデカいのは、予定(例年)通りだったので、それほどの悔しさもなく「あぁ今年も無事に冬が来るな」という気持ち。
釣りに求めるものが、単純な釣果だけに偏るなら、あの魚は絶対に取りたかったのかもしれない。
だけど、なんとなく今の自分には、一番の満足感を与えてくれるものではない。
その理由は、じつはその魚へ到達したプロセスにある。
もともとは、このポイントもタイミングも、友人に教えてもらったから、確信的にココへ立てているのだ。
自分で完結していない。
だからこのポイントのあのタイミングは、その仲間たちとワイワイやりながらの方が、心から楽しめる。
最近はみんな忙しく、なかなかここへ一緒に来れない。
でも、一人ででもこの干潟を追いかけると、必然的にそこへきてしまうのは仕方ない。
(教わってしまったゆえの苦しみ)
そのかわり、この場所へ立つ時は、必ずその友人に「行ってくるね♪」と、声を掛ける。
結果も報告をするのだが、その友人は「自分が行けない時のデータをもらえるなら、それで十分です」と言ってくれる。
いつも、ありがたいなぁ・・・と思うのだけど、とうぜんもう一つの見方では「教えてもらった以上のネタは返したい」という気持ちもある。
だから数年はこの場所に来ても、いつもの「そのタイミングとポイント」はやらずに、少し距離はあるけど違うタイミング(具体的に言うと、満潮からの下げ)とポイント(当たり前だけど、下げと上げではポイントは違う)を捜し歩いている。
ちなみに「場所」という範囲で言えば、エントリーポイントから移動できる範囲(上げて来ても帰ってこれる範囲)は、たぶん東京ドーム2個分程度。
盤洲、三枚洲、三番瀬に共通して言えるのは、行こうと思えばどこまでも行けるが、行ったところで帰ってくる時間がないのだ。
だからこそ、どの時間にどこから入るかが重要になる。
前回の前中潮の釣行後、大潮を挟んで後中潮に再び入った。
大潮を外した理由は、単純に人が多いからだ。
この場所自体は多くないけど、途中に人気ポイントがある。
エントリールート的に、どうしてもその人たちの前を横切らなくてはならず、それがどうも気になっているので、毎回わざと大潮を外す。
出来れば大潮の方が良いのは、過去のデータからも判っている。
ただ、潮を外して変わるのは水位と時間。
なにも大潮だけが良いわけでは無い。
かなりのハイタイドでポイントに付いた。
下げの真っ最中で、背中から流れを受けつつも、ブレイクから離れた位置にポジションを取る。
前回、この1時間後の潮位で、この位置に太い流れができるのを確認していた。
干潟という砂漠にできる、ピンスポット的な川。
シャロー全体の水が消えていく今夜、スズキはどの位置から出ていくか。
その行動を支配するのが、良い流れの位置の移動と水位の関係。
それらはすべて、地形と風によって決まる。
流れだけではダメだし、水位だけではダメ。
両方揃う場所はそれほど多くないけど、風の強さや向きを考慮すると、何百というパターンがある筈で、のこるは確率を上げるためのキーを揃える仕事になる。
前回、たまたまそのキーが揃った場所を見つけた。
そしてフッコの数釣りをしたのだが、脳裏には「フッコがシャローからいなくなった時がチャンス」という想いもあった。
今夜がそれだった。
恐らくフッコだらけならば、タピオスは投げない。
ただ、今夜は久しぶりにスズキ釣りに来る友人と一緒だったので、数釣りになってもいいやと思いタピオス(F)を投げた。
結果、シャローで全然反応がない。
かろうじてフッコ1匹。
あんなに居たのに・・・
でも逆に、これはチャンスなんかも知れない・・・
時間になり、立ち位置を少しづつ変えながら、本命の流れの中心に近寄っていく。
トレースラインはドダウンに近い。
これで良い。
恐らくデカいのが釣れるのはブレイクではなく、その上のシャロー。
そして頭の位置は、「上流」ではなく「やや斜め上流」で対角の下流にスライドしながら移動するはずだ。
だからルアーはドダウンで、食わせるには丁度良い。
ボチボチ最高潮の流れを腰に受ける。
下との砂が掘れてウェーダーギリギリの水位だけど・・・動かずにもうひと我慢。
シャローの魚は、違和感を与えたら負け。
その時、ダウンに入っているタピオスのアクションが、手元から消えた。
躊躇なく、フルフッキング。
と、同時に、10mほど浅いほうへ移動(笑)
最初は微妙に軽く感じたしエラアライを全くしないので、あれ?まさかこのタイミングでフッコかい?なんて友人と話していたが、手元に寄ってきて「あら、デカいわ・・・」となった。
ただ、フッキングが「絶対にバレない位置」にあったので、ハーモニクス89の粘りを信用し安心してやり取りをし、まったく危なげなくキャッチした。

うん、ほっそい三日月が似合う、良い魚だ♪
ちなみに、絶対にバレないフッキングってのはこんな感じ。

チラッと見えた瞬間に、「あぁこりゃバレないなぁ」と思ったw
タピオスというルアーは、かなり魚を選べない。
見境の無い、ある意味で節操がないルアーだと思う。
そして、ランカーを釣るという方法は、大きく分けて二つある。
・とにかく魚が多いところで釣って釣って釣りまくり、その中にランカーが混ざる
・ランカーしかいないであろう場所、タイミングで、勝負掛けで1本を狙う。
自分が好きなのは、明らかに後者だ。
そして、ルアーの選択も、また異なる。
前者の場合、魚が多い時の対処法として、ルアーを大きくして小さな魚を省くのが有効だ。
後者の場合は、とにかく「魚に口を使わせる」を最優先し、食わせの釣りが得意なルアーが有効になる。
これはバスもシーバスも一緒。
だから、魚うじゃうじゃいる時にタピオスなんか使ったら、絶対にランカーに到達できない。
あ、いや、絶対って言葉は無いね。
でもかなり展開は厳しい。
なぜならば、群れの魚が釣られるごとに、その群れはスレて行くからだ。
今回の釣り、途中で気が付いたけど、まさに自分の好きなランカー狙いのパターンだった。
ちなみにこの後に下げ残りでもう一本、さらにデカいのを掛けたけど、フックが折れて獲れなかった。
友人も同じく80sizeを掛けて寄せたけど、最後にカチンカチンやってる時にバレちゃった。
あのフッキング位置では、口開かないね。。。仕方なしって感じ。
まぁ、釣れなかった魚の事を語るのは野暮なんで、今夜はこれでおしまい♪
残り、2潮あるけど、年内は行けてあと2回かな。
沖縄遠征と忘年会ラッシュで仕方なし。
■タックルデータ
ロッド Tulala ハーモニクス89
リール ダイワセルテート
ライン PE1号
リーダー ナイロン22lb
ルアー KET タピオス(F)
ウェーディングギア アングラーズデザイン
フィッシュグリップ スタジオオーシャンマーク
スナップ モリ研スピードバイト
あれはあれで、良い釣りだと思う。
その中で上げの一瞬にGozzo15でデカいの1本掛けたけど、潮位の高さからポイントも遠く、フッキングできずに数秒でバラした。
まぁ、そのデカいのは、予定(例年)通りだったので、それほどの悔しさもなく「あぁ今年も無事に冬が来るな」という気持ち。
釣りに求めるものが、単純な釣果だけに偏るなら、あの魚は絶対に取りたかったのかもしれない。
だけど、なんとなく今の自分には、一番の満足感を与えてくれるものではない。
その理由は、じつはその魚へ到達したプロセスにある。
もともとは、このポイントもタイミングも、友人に教えてもらったから、確信的にココへ立てているのだ。
自分で完結していない。
だからこのポイントのあのタイミングは、その仲間たちとワイワイやりながらの方が、心から楽しめる。
最近はみんな忙しく、なかなかここへ一緒に来れない。
でも、一人ででもこの干潟を追いかけると、必然的にそこへきてしまうのは仕方ない。
(教わってしまったゆえの苦しみ)
そのかわり、この場所へ立つ時は、必ずその友人に「行ってくるね♪」と、声を掛ける。
結果も報告をするのだが、その友人は「自分が行けない時のデータをもらえるなら、それで十分です」と言ってくれる。
いつも、ありがたいなぁ・・・と思うのだけど、とうぜんもう一つの見方では「教えてもらった以上のネタは返したい」という気持ちもある。
だから数年はこの場所に来ても、いつもの「そのタイミングとポイント」はやらずに、少し距離はあるけど違うタイミング(具体的に言うと、満潮からの下げ)とポイント(当たり前だけど、下げと上げではポイントは違う)を捜し歩いている。
ちなみに「場所」という範囲で言えば、エントリーポイントから移動できる範囲(上げて来ても帰ってこれる範囲)は、たぶん東京ドーム2個分程度。
盤洲、三枚洲、三番瀬に共通して言えるのは、行こうと思えばどこまでも行けるが、行ったところで帰ってくる時間がないのだ。
だからこそ、どの時間にどこから入るかが重要になる。
前回の前中潮の釣行後、大潮を挟んで後中潮に再び入った。
大潮を外した理由は、単純に人が多いからだ。
この場所自体は多くないけど、途中に人気ポイントがある。
エントリールート的に、どうしてもその人たちの前を横切らなくてはならず、それがどうも気になっているので、毎回わざと大潮を外す。
出来れば大潮の方が良いのは、過去のデータからも判っている。
ただ、潮を外して変わるのは水位と時間。
なにも大潮だけが良いわけでは無い。
かなりのハイタイドでポイントに付いた。
下げの真っ最中で、背中から流れを受けつつも、ブレイクから離れた位置にポジションを取る。
前回、この1時間後の潮位で、この位置に太い流れができるのを確認していた。
干潟という砂漠にできる、ピンスポット的な川。
シャロー全体の水が消えていく今夜、スズキはどの位置から出ていくか。
その行動を支配するのが、良い流れの位置の移動と水位の関係。
それらはすべて、地形と風によって決まる。
流れだけではダメだし、水位だけではダメ。
両方揃う場所はそれほど多くないけど、風の強さや向きを考慮すると、何百というパターンがある筈で、のこるは確率を上げるためのキーを揃える仕事になる。
前回、たまたまそのキーが揃った場所を見つけた。
そしてフッコの数釣りをしたのだが、脳裏には「フッコがシャローからいなくなった時がチャンス」という想いもあった。
今夜がそれだった。
恐らくフッコだらけならば、タピオスは投げない。
ただ、今夜は久しぶりにスズキ釣りに来る友人と一緒だったので、数釣りになってもいいやと思いタピオス(F)を投げた。
結果、シャローで全然反応がない。
かろうじてフッコ1匹。
あんなに居たのに・・・
でも逆に、これはチャンスなんかも知れない・・・
時間になり、立ち位置を少しづつ変えながら、本命の流れの中心に近寄っていく。
トレースラインはドダウンに近い。
これで良い。
恐らくデカいのが釣れるのはブレイクではなく、その上のシャロー。
そして頭の位置は、「上流」ではなく「やや斜め上流」で対角の下流にスライドしながら移動するはずだ。
だからルアーはドダウンで、食わせるには丁度良い。
ボチボチ最高潮の流れを腰に受ける。
下との砂が掘れてウェーダーギリギリの水位だけど・・・動かずにもうひと我慢。
シャローの魚は、違和感を与えたら負け。
その時、ダウンに入っているタピオスのアクションが、手元から消えた。
躊躇なく、フルフッキング。
と、同時に、10mほど浅いほうへ移動(笑)
最初は微妙に軽く感じたしエラアライを全くしないので、あれ?まさかこのタイミングでフッコかい?なんて友人と話していたが、手元に寄ってきて「あら、デカいわ・・・」となった。
ただ、フッキングが「絶対にバレない位置」にあったので、ハーモニクス89の粘りを信用し安心してやり取りをし、まったく危なげなくキャッチした。

うん、ほっそい三日月が似合う、良い魚だ♪
ちなみに、絶対にバレないフッキングってのはこんな感じ。

チラッと見えた瞬間に、「あぁこりゃバレないなぁ」と思ったw
タピオスというルアーは、かなり魚を選べない。
見境の無い、ある意味で節操がないルアーだと思う。
そして、ランカーを釣るという方法は、大きく分けて二つある。
・とにかく魚が多いところで釣って釣って釣りまくり、その中にランカーが混ざる
・ランカーしかいないであろう場所、タイミングで、勝負掛けで1本を狙う。
自分が好きなのは、明らかに後者だ。
そして、ルアーの選択も、また異なる。
前者の場合、魚が多い時の対処法として、ルアーを大きくして小さな魚を省くのが有効だ。
後者の場合は、とにかく「魚に口を使わせる」を最優先し、食わせの釣りが得意なルアーが有効になる。
これはバスもシーバスも一緒。
だから、魚うじゃうじゃいる時にタピオスなんか使ったら、絶対にランカーに到達できない。
あ、いや、絶対って言葉は無いね。
でもかなり展開は厳しい。
なぜならば、群れの魚が釣られるごとに、その群れはスレて行くからだ。
今回の釣り、途中で気が付いたけど、まさに自分の好きなランカー狙いのパターンだった。
ちなみにこの後に下げ残りでもう一本、さらにデカいのを掛けたけど、フックが折れて獲れなかった。
友人も同じく80sizeを掛けて寄せたけど、最後にカチンカチンやってる時にバレちゃった。
あのフッキング位置では、口開かないね。。。仕方なしって感じ。
まぁ、釣れなかった魚の事を語るのは野暮なんで、今夜はこれでおしまい♪
残り、2潮あるけど、年内は行けてあと2回かな。
沖縄遠征と忘年会ラッシュで仕方なし。
■タックルデータ
ロッド Tulala ハーモニクス89
リール ダイワセルテート
ライン PE1号
リーダー ナイロン22lb
ルアー KET タピオス(F)
ウェーディングギア アングラーズデザイン
フィッシュグリップ スタジオオーシャンマーク
スナップ モリ研スピードバイト
- 2017年12月1日
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