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Gozzo15Hi-Fトリセツ

  • ジャンル:釣り具インプレ
前回のログで使った、Gozzo15 Hi-F(ゴッツオ15ハイフローティング)について、少し詳しく紹介します。
 
もともとハルシオンシステムにはGozz12というルアーがあり、このシリーズは軽いモノから
 
HiーF ハイフロート
F フローティング
SL-C スローシンキング
S シンキング
829 パニック
 
という、ものすごく細かいウェート設定があります。
 
ルアーウェイトがもたらす影響は、レンジとアクションと飛距離なのですが、Gozzo12のこれらのシリーズはそれぞれに絶妙なセッティングが施されています。
 
個人的に12ではF(フローティング)が最も出番が多く、それはもちろ「そういう場所の釣り」が多いというのが理由です。
 
「シャローをゆっくり」というフィールドで、河川や干潟のウェーディングもそうですし、磯も沈み根の上を通してくるには、やはりF(フローティング)のアクション&レンジが使いやすいです。
 
Gozzo12シリーズの特徴は、誰もがスリムボディーと極端に寝かしたリップだと感じると思いますが、もう一つ「卵型のボディー断面」も頭に入れておいてください。
 
四角い角張ったタピオスとは真逆の形です。
(あり得ないけど)仮に同じ体積で、同じアクション(幅・回数)をした場合、水に与える波動(この言い方も微妙)は以下になります。
 
・四角い→強い
・丸い →弱い
 
ルアーの評価・判断基準はいくつかありますが、最近のルアーのほとんどは「使い勝手の良さ」を前面に出しています。
飛ぶとか、レンジが・・・とか。
それは評価の大前提で私も大事にしていますが、実はその先の「スズキが釣れるアクション」が最近は少し忘れられてしまっている感があります。
 
「使い勝手」の部分は、ある程度ルアーの知識があれば、それほど難しくなく作れますが、「釣れるアクション」はフィールドで確実に変化している部分であり、とうぜんですが「そこを追いかけているアングラー」にしか判らない事です。
 
スズキはある程度の物でも口を使うゆえに、けっこう忘れられがちなこのアクションの質。
実は「飛ばす」に特化するほどに、劣化していく傾向があります。
ABS製のルアーならば、空気室の体積と水の受け流し形状、そして全体的なボリュームのバランス上、重さには限界があるという事です。
 
そして使いたい速度域とおいしいアクションのバランスは、本当に微妙なウェイト変更(重さ・位置)で変わりますが、最終的に大事なのは「ルアーの動きではなく、ルアーがうごくことで起きる水の動き」だと思っています。
ただ、「強いからよい、弱いからよい、多いからよい、少ないからよい」という単純なものではなく、それぞれに状況へ合わせたメリットとデメリットがあり、「これが1番良いアクション」なんてものはありませんし、ルアーの大きさとも密接な関係があります。
 
ですから、適切にフィールド(魚)にあったルアーを選ぶことが、ルアーフィッシングにおける技術の一部だと思っています。
気が付けば同じようなルアーがBOXの中を占めている。
 
まぁ、ありがちですが、少し見直すのも釣りの技術を上げる為の手段だと思います。
 
話を戻すと、Gozzo12の形状は長細くリップは寝ていて、断面は丸いです。
これは限りなく「水を動かすには弱い」方向性です。
既存ルアーの中では、かなり特殊なぐらい、弱い方向のセッティングです。
F(フローティング)モデルは、その中で最もバランスが取れていると思います。
 
インパクトの弱いアクションのメリットは、よりナチュラルに口を使わせやすく、スレにくい事です。
 
数々の釣果がそれを証明してくれてます。
 
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 湘南の大会で優勝した時も、外房の磯や鹿児島の河川でも、もちろん東京の干潟でも、けっきょく一番良い魚を連れて来てくれたのが、Gozzo12Fでした。
 
デメリットはもちろんあります。
 
ぶっちゃけ、最近のルアーに比べると飛ばない。
ただ、射程距離内に入っていれば、確実に仕留める力があります。
 
なんのルアー投げても釣れるよね~みたいな時は、釣れるのが当たり前すぎて使いません。
 
厳しいか?
少ないか?
 
そういう時に使います。
 ルアーへの信頼というのは、そういうもの。
 
そして去年、このGozzo12のサイズアップ版のルアーが出ました。

yktsuiw8xywofb7hr7ib_480_480-d13388c2.jpghttp://www.halcyon.jp/products/products_01.php?pro_id=270&ca_1_id=3&ca_2_id=6&e=

Gozzo15(イチゴー)のF(フローティング)です。

スリムボディーと寝たリップ、そして丸みのある断面が、Gozzoシリーズの系譜となります。
 
12(120mm)から30mm大きくなったこのサイズは、ひとつメリットがあります。
それは、「体積が増えたので重くできる」ということ。
Gozzo12の弱点だった飛距離の面では、大幅に改善がされました。
また、サイズが大きくなったことで、磯やオープンウォーターでの使いやすさ(存在感)が増しました。
 
私も実際に磯のヒラスズキでは多用しています。
 
ただ、当然ですがひとつのルアーで全ての釣りをカバーはできません。
個人的にもう少しレンジが入らないで、アクションをスズキ寄り(動かす)にしたモデルも欲しいと思っていました。
 
具体的なフィールドでいうと、富津岬の先端付近、微妙な三日月形状の位置で、フルキャストして巻いてくると、おいしいところでボトムに刺さります。
F(フローティング)ですが、実際に使うとサスペンドに近い感覚です。
ゆえに、水深のある場所ではものすごく使いやすく距離も出るので、近年はやりのオフショアのランカーシーバス便でも活躍するのですが、フローティング=シャローモデルではないと言うのを考えさせられました。
また、アクションはロール主体ですが、もう少しスローでもテールを降ってほしいなぁ・・・と。
 
そもそもこのサイズのルアーを使う理由は、「デカい魚を釣りたい」という欲があります。
私の中でデカい魚を釣るコツは、シャローでスローな釣りを続ける忍耐です(笑)
 
河川も干潟も、そして磯も、今までに80cm以上を釣ってきたフィールドの多くが、みんなが手を打たないシャローです。
そんな場所で、スローに巻きながら、レンジを下げずに、おいしいアクションが出るかどうか。
 
これがデカいのを狙うのに欲しかった機能で、今回リリースされるGozzo15 Hi-F(イチゴー ハイフローティング)がドンズバでした。
 gvfue8o4xguaidwopk4i_480_480-5665a7d4.jpg
 
実はこのサイズのスリムミノーで、上のレンジを意識してくれたものはそんなにないんです。
 
アクションは全然違いますが、干潟で使った場合のコモモカウンターとグース(125F)の違いのような感じです。
 
コモモがF(フローティング)ならば、グースがHi-F(ハイフローティング)のイメージ。

受け取った次の日に、嬉しくなってすぐに湘南へすっ飛んでいきました。
それが以前の記事です。
 
FBでもタイムリーに報告してましたが結果、思った以上の出来栄えと当たり前に80cmを超えるスズキを連れてきてくれました。
 
水深1mもないシャローに、大小の岩が点在するポイント。
そこを回遊してくる大型スズキに、ストレスなく表層で食わせ、2番フックでしっかりと保持しながら強引に引き寄せる。
 
こういうルアー、ほんと少ないので、今回リリースされたHi-F(ハイフローティング)は、私の中で今後のランカーキラー定番ルアーになると思います。
 
日本各地にいる、ランカーハンターの皆さんにお勧めなのはもちろんですが、なかなか狙ってデカいのを釣る事が出来ない、未来のランカーハンターさん達にも使ってもらいたいと思います。
 
普通のシーバスロッドでも扱える重さというのも嬉しいところです。
※私はTulalaハーモニクス89で、普通にフルキャストしてます。
 
ボチボチとお店に並んでいるようなので、ぜひお手に取ってみてください。

 

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