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磯と低気圧

  • ジャンル:style-攻略法
毎年恒例の、年末年始フィッシングトリップ。
今年は何にしようかな~♪と思ってました・・・
 
が・・・
 
良く考えたら、12/29・30 明けて1/3が取材・・・
 
あ、あれ?
 
伊豆ヒラスズキは?
三浦のマルは?
房総の鰯は?
 
と言う状態。
 
こうなったら、取材中に隙を突いてヒラに行くしかないなwww 
まぁ、取材がプチ遠征みたいなもんですが・・・
 
 
さて、ヒラスズキ。
例年この時期から3月頃まで、移動性の低気圧が太平洋側を定期的に通過します。
ある程度、天気図から海況を読むようにするのは、ヒラリーマンの義務かと思っています。
現状なんてのは海を見れば誰でも解る(解らないなら磯は止めた方が良い)と思いますが、予測はなかなか難しい物です。



↓クリックすると動きます
 
 


「海が荒れてるの感覚」が一般的な人と異なるヒラリーマンに、「海荒れてるから釣り行くな」ってのは、もはや言っても無駄ですが、安全には十分に気をつけてくださいね。
 
関東でヒラスズキを狙う場合は、西伊豆・南伊豆・東伊豆・三浦相模湾向き・南房総・外房と、各岬の向きが様々です。
だから、必ず風裏が在ります。
低気圧の位置にあわせて、しっかりと安全なポジションを取りましょう。
もちろん、進行速度の見誤りは即デッドラインですから、時間のゆとりはしっかり持ってください。
 
冬の低気圧は、寒気が押し上げて気圧が低下していく為に、アリューシャン(北海道の先)へ抜けていっても弱まらないで発達していきます。
夏の台風は、関東を抜けてから太平洋上にあっても、低くなる海水温にパワーを奪われていきますが、冬の南岸低気圧はむしろそこからが本番!
北上しながら強烈に成長して行きます。
 
これが釣りにどう影響するかと言うと、低気圧通過後の東向きの面に突然ありえないセットが入る時があります。
 
南房総は反応が早く解りやすいので、状況を見て「こりゃぁダメだ」と思う人が多いのですが・・・何気に危ないのが東~南伊豆。
低気圧が房総半島先端や伊豆大島のブラインドになると安心しがちですが、その後に時折おかしなセットが入るので気をつけてください。
 
高気圧に覆われて、久し振りのポカポカ陽気の磯はついつい気が緩みますが、それこそが罠のような状態。
通常セットは一定の周期が在りますが、さすがに北海道まで行ってる低気圧がもたらすセット。
タイミングがとても読みにくいのが特徴です。
夏の小笠原沖に来た低気圧より、個人的には「周期を読みにくい」のでやっかいだと思います。
 
まぁ、波向きが欲しくて表に行きたくなる気持ちも解るのですが、事故になったら他のヒラリーマンや救助活動に関わる全ての人が超迷惑をします。
下手打つのだけは勘弁してください。
 
最低でも、「大きな波を確認してから、濡れてない高台まで逃げる時間が在るポジション」で釣りをしましょう。
それぐらい事前に確認しても、魚は逃げませんよ。
伊豆だけじゃなく、房総の一部にも、そういう釣り場が在りますよね。
 
去年、房総の白○津で見た落水事故も、低気圧通過後でした。
その釣り人、30分はそこでやってたはず。

でも、一瞬で居なくなりました。
15秒前までは、確かにそこに居たのに。。。
 
あの「知ってる人」ならば、荒れ日は避ける右端の一段低くなってる場所。
過去に死亡事故が起きていて、磯のガイド本にも書いてあります。

普通、正面から波を受けたら後ろに飛ぶと思いますが、綺麗に前に落ちていったようです。
 
奇跡的に助かってました。
不思議なこともあるもんだ。。。
 
まぁ、ヒラやってると、誰もが一度や二度はヒヤリとした経験をしますが、あれじゃぁ二度とヒラはやりたくなくなりますね。
 
運以外に助かる道が無いってのは、ホンとに嫌な事です。
でも、その運を多少でも高める事ができるのが、事前の準備です。
 
落水時に上がれる場所を、事前に探しておいてください。
これだけでパニック度が全然違うと、落水経験者が言ってます。
まぁそれも、落水直後に意識があればの話しですし、ヒラのポイントはウェーダーでは再上陸できない状況がほとんどです。
 
ヒラでウェーダーの人と話をすると、よく、「無理をしないように、あえてウェーダーで行く」と言います。
それを聞くたびに、メンドクサイ&寒いという理由は、本当に含まれて居ないのだろうか?と思うのです。
 
ウェット着て無理しないのが一番なんですがね。。。
 
寒かったら、ウェットの上にカッパ着れば、関東で2時間程度なら何とかなります。

 
もっとも、現状で本当に釣り人の事を考えたウェットスーツが市場に無いのも、一つの問題であると思います。
あっても、たいしてサーフィン用と変わらないのに高いんじゃ、ユーザーも選ぶわけが無いです。

ウェットは、1万円で買える時代です。
安全を買うという意味では、かなり安いと思うのですが。。。

釣り雑誌も、ヒラだのショアジギだの、磯のルアーを広めるなら、そこはちゃんとやって欲しいところ。
山雑誌は遭難記事だけでムック本出してます。
面白おかしくでは無く、きちんと「事例と考えうる対策」をメインにして。

この手のネタはメーカー広告が取り難いかも知れないけど、メディアの責任でやるべきなんじゃないかと思う。
当然、メーカーもそこを理解した上で、ヒラスズキやショアジギングの市場を発展させる為に、協賛する姿勢を出して欲しいものです。

企業の社会的責任をクリアする事を含め。

 
世の中、階段で転んで怪我をする人も居れば、仕事中に角材を足に落として骨折するような人も居ます。
日常生活の中でも起きる事故。
では、何時もと何が違うのか?
 
それはただ単に、注意力が薄れるという事です。
 
もっとも危険なのは慣れです。
「そんなの解ってるよ」と言うのが、慣れという物です。
この手の記事を「なにを今更・・・」と思う人も多いかと思いますが、それも慣れです。
 
 
磯はどう考えても、日常生活に比べてリスキーな場。
それでも足繁く通うと、慣れてしまうものです。
 
完全な初心者も危ないですが、3年ほどやって、ちょっとこなれてきた頃がけっこう危ないです。
ここ数年で増えたヒラリーマン。
慣れる事無く、何時までも楽しんでください。
この年末年始、素敵な魚が釣れると良いですね♪
 

 
あ、私は濡れるのが嫌なんで、今年は太い糸に変えました(笑)

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