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ジャクソン:Mr.デカイ

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200mm 60g フローティング
(比較用に同社のアスリートS9を置いています)

 現在、ビッグベイト~ジャイアントベイトによるシーバスゲームが流行しているようです。釣具屋に行けばものすごく高価なルアーが所狭しと陳列されています。よく売れているのかもしれませんが、実際はどれだけのルアーが魚とコンタクトしているのでしょうか。
 さて、写真のルアーはジャクソンが2000年代初頭にリリースしていたミノープラグになります。当時は140mmが大型ミノーと呼ばれて、地方の自然豊かなエリアではご当地ルアーとして使われるも、一般的にはあまり使う人はいなかったように思います。そのような時代に規格外のサイズでリリースされたのが、その名もそのまんま「Mr.デカイ」です。当時としては、アカメや外洋の超大型青物を想定したデザインだと思われます。
 肉厚の固定重心で、フックはそれぞれベアリングスイベルで接続されています。当然ながら投げる時の抵抗も引く時の抵抗も半端ではなく、青物用のヘビーアクションロッドが必要でした。現在ならビッグベイト用のベイトロッドで扱えそうですが、当時はシーバス狙いで使う発想はあまりなかったかもしれません。
 私自身は、このルアーでスズキを釣ってみたく、大時化の日を選んでサラシの中に撃ち込んでいましたが、チェイスはあったもののヒットさせることはついにできませんでした。今思えば取り扱いがかなりシビアでした。
 ジャクソン社は、この時代は保守的なアスリートシリーズを基幹として野心的な発想を持つルアーを毎年のようにリリースしていましたが、現在はあのアスリートS9すら廃盤にしているようで、店頭で扱われている数もすっかり少なくなったように思います。
 ちなみにすでに手元にはなく、残っていた写真をもとにこの記事を構成しました。

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