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▼ 伊豆と湘南の寒い二日間
- ジャンル:釣行記
- (メッキ, 湘南, ライトタックルその他, 伊豆半島, ラーメン)
先週金曜日から土曜日にかけて、仕事で伊東まで出かけることになりました。待ち合わせは昼過ぎ頃。ならば朝一番で釣りをしない手はありませんね^^
とは言え前日もそれほど早く寝床につくことが出来なかった私。朝4時に目覚めるのが精いっぱい。車を走らせ到着する頃にはすっかり日が昇り、7:30を回ってしまいました。
本当は伊東港の一番外海側になる新井堤防でアオリイカを釣る予定でした。ところが、まともに立っているのも辛いくらいの突風が吹き荒れています。確かに予報では昼頃から南西の風7m/sと言うことにはなっていましたが、それ以上の風がこの時点で吹いています。フォローなので餌木は飛びそうですが、私自身も文字通り飛んでもないことになりそうなので自重。

それにしても寒いです。外気温は3℃でした。良く晴れていますが強風で体温を奪われるため、気温よりもはるかに寒く感じます。
そこで比較的風の影響を受けにくそうな赤灯堤防へ移動。ここは何度かメッキを釣ったことがあるポイントです。季節が良ければ白灯堤防との境の船道で良くナブラが発生します。
ここでももちろん強風。風はめまぐるしく方向を変えます。予報では南南西が中心になるとの事でしたが、8:00頃になるとほぼ真西の方角から吹き始めました。天気だけは良いのですが…
しばしD-CON50で攻めていましたが全く反応なし。そこでメタルジグを使ってなるべくボトムを攻めますが…一発で根掛りorz…良く考えたら湘南のサーフではないのでした。港築造時に入れた捨石がごっそり沈んでいるのでした。
そこで再びミノーで。鳥さんたちは海に浮かんだり堤防の上で休んでいたり、なんだかのんびりしています。ところが突然その鳥さんたちが騒ぎ始めます。

突然の乱舞。何だか幻想的な風景ですが、しばらくすると…

鳥山発生!鳥さんはもはや狂乱状態。こうなると私も発狂寸前になってしまい、必死でD-CON50を投げ倒しますがもう一つ飛距離が足りません。そこで飛距離には大差がない事は分かっていましたが、アピールの強いD-CON63に変更してみます。そしてフルキャスト!
バキッ!
○| ̄|_
D-CON63を岸壁に叩きつけてしまいましたorz
回収したD-CONは無残にもひびが入ってしまいました。いきなりブルーです(しかしこれは家に帰ってから強力接着剤で補修成功しました^^;)。
結局鳥山やナブラは何回か発生するもののバイトに至らず…これはダメかと諦めかけていた時、連続トウィッチで適当に釣っていた右手首をひったくるようなバイトが出ました。見事ヒット!これ間違いなくメッキの引きです^^
ドラグが緩すぎて簡単にラインを出されすぎるため、ちょっと締め込んだその時でした。急にラインテンションが抜けました。
○| ̄|_
千載一遇のチャンスでした。またやってしまったorz

トンビは優雅です…

伊豆半島を西から抜けた雲が東の海岸で拡散して行きます。それにしても寒い日でした。雪が降ってもおかしくないような寒さ。この後冷たい雨までぱらつきました。
結局11:00頃まで頑張りましたが、寒いばかりで全くバイトが出ませんでした。早めに昼飯を食わなければならなかったのでこの日は終了。

何となく絵になる風景だったので一枚写真を撮って終わりにしました。
さてこう寒くては暖かいものが食べたくなります。そこで以前から伊東に来る機会があったら食べてみようと目を付けていた店に向かいます。
伊東駅からほど近い『支那そば 福々亭』です。

「塩わんたんめん(850円)」
こちらの店はあのラーメンの鬼こと佐野実氏による「支那そばや」出身の店主が営んでいます。なのでビジュアルがどことなく似ています。
透明に良く澄んだスープは恐らく出身の店同様丸鶏ベースにあごなどの魚介系出汁+海草系出汁によるものと思われます。非常にすっきりしています。ただもう一つ魚介系の出汁濃度が不足していました。味付けはやや濃いめ。細かく刻まれ丼中央に盛られた白葱を良く和えながらいただくと、スープに丸みが出ます。
麺はどの店も細い自家製麺を提供する支那そばや系の中でもかなり細めの麺ではないでしょうか。加水率低めでザクッとした食感と、細麺ならではののど越しの良さがあります。
チャーシューはバラ肉でした。多くの支那そばや系列では巻きバラ肉なのに対し、この店は巻いていません。ほろりと柔らかく、味付けもスープの邪魔をしないもので好印象でした。
ワンタンは非常に具沢山です。餡をしっかり食べさせるタイプのワンタンでした。ほんのり生姜と桜エビのような香ばしい材料が使われています。良質です。
かつて佐野実氏の店は気に入らない客には平気で店主がケチをつける上、会話厳禁、新聞雑誌読みながらの食事厳禁、当然携帯電話厳禁、いつまでも食べていると怒られるという、客が非常に気を使わなければならないルールの多い店でしたが、こちらの店はおおらかです。店主も奥様と思しき女性の店員さんも優しい接客でした。
【店データ】
『支那そば 福々亭』
住所:静岡県伊東市湯川2-17-6
電話:0557-37-7979
定休:木曜日、第2,4水曜日
時間:11:30~14:30 17:00~21:00
翌日の仕事は早く終わる予定でしたので、午後くらいからもう一度釣りをするつもりでいました。ところが世の中上手くいかないもので、結局仕事が終わったのは16:00を回った頃。それも伊豆高原に近い場所だったので、伊東に戻るころには日が沈みかけていました。既にクタクタだった私は釣りを諦め、家路に就いたのでした。帰りの道路は凄い渋滞で…orz
そんな寒い週末を過ごし、物足りない気分の私は昨日朝早くから湘南の海に出かけてしまったのでした。



今回は夜明け前に現地到着です。紅色の美しい朝焼けでした。

この景色を撮っていると、しばし釣りを忘れてしまいます。






そして日の出を迎えます。
この日の朝も寒いです。現地に到着した時の気温は2℃。日に日に寒くなって行きますね。今日も手首と足の裏にホカロン入れて、更に今日からは防寒着を着込んで出発です。
初めは足場の良い護岸に寄ってみて、海の状態を確認しました。まだ暗くて水の色など全くわからない状態。湘南も週末に強風が吹いたらしく、一見穏やかそうに見えた海は近づいてみると意外にうねりが大きく、時々サーフィンで言うところの“セット”みたいに大きな波が連続で打ち寄せます。ここでは全くバイトなし。なので本命のサーフをいつものようにランガンします。
そして日の出から概ね30分後。ゴールデンタイムは過ぎてしまったかな…写真なんて撮っている場合ではなかったか…なんて考えていた時、ゆったりしたジャークで波打ち際近くまでルアーを引いた時でした。スラックが出た状態でカツカツという繊細なバイト!ゆっくり巻あわせしてみると生命感ある重みが伝わってきます。最初は抵抗も穏やかなので、てっきりメッキを掛けたのかと思いました。ところが…
突然非常に強いトルクで抵抗を始めました。緩めにドラグ設定したスプールからいとも簡単にラインを引き出して行きます。敵は沖に向かって走ったかと思うと今度は海岸線を横の方向に向かって動き出しました。縦横無尽に走り回ります。そこで少々ドラグを締め込み、相手の動きに合わせて走らせたり一気に巻き取ったり…そんなことで何とか再び手前のブレイクまで寄せて来ます。
ボトムに向かって周期的にグングングンという突っ込みを見せるこいつは間違いなくヒラメです。しかもかつて私が釣ったヒラメと比べると桁違いの引き!私の過去最大のヒラメが50㎝くらいでしたので、間違いなくそれ以上のサイズ!
この波打ち際をやり過ごせば獲れるはず。寄せ波に乗せ、手前側に上手く寄せて、次の引き波をこらえれば…と言うところで何とフックアウト!
○| ̄|_
今晩のオカズが~!!!
ヒラメの刺身が~orz
ここからしばし沈黙。周りのアングラーも釣れていないようでした。
その後はちょっと頑張れば釣れるだろうとの甘い期待もむなしく、実釣一時間が経過してもメッキのバイトは一つもありません。先週のあの爆発はなんだったのか?魚は抜けてしまったのでしょうか?

明るくなってきて、海の状態がはっきりしてきました。水の色が白濁しています。決して釣りにならない程の濁りではないのですが、こと今シーズンに限って言えば、この濁り方は最悪なのです。良い結果が出ません。

朝方はとても寒かったのですが、日が昇ると徐々に暖かくなって、ホカロンが邪魔になったほど。しかし相変わらずバイトはありません。
今日はこのまま終わりか?…と考えていたその時、他の場所に比べ、格段にルアーの引き抵抗が強い箇所にぶつかりました。カレントです。ここでは魚にしっかりルアーを見せるつもりで今までの連続トウィッチをもっとゆったりさせ、時々ポーズを入れたりロングジャークを入れて誘います…すると鼻先でど突くような前当たりを感じました。そこで大きく合せずに、細かいトウィッチを入れてポーズ。その瞬間にガツン!
小気味よいファイト。間違いなくメッキです。

ヒットルアーはJackson/Pin tail tune 6。例の塗装失敗したゴールデンピンクバック。魚のサイズは18㎝ほどでしたが、カレントに乗って良いファイトをしてくれました。

今回は魚が少ないので同じ魚でもう一枚^^;
最盛期ならポーズ中に食ってくる魚はテールフックをバックリ飲み込んでいることが多いのですが、水がすっかり冷たくなってきたこの時期、やはりショートバイトが多いです。
いよいよ時合か?この一尾で俄然やる気が出た私でしたが、魚のやる気は上がらないようで…
カレントが発見できるとその都度粘ってみるのですが、カツッというショートバイトを数回拾っただけでその後追い食いをしてくれません。
10:00am。潮止まりを迎えました。生命感のかけらも感じられなくなりました。この時点で一度サーフを諦め、波の穏やかな護岸に移動してみます。しばらくメタルジグやミノーで攻めますがバイトはなく…後からやって来た湘南の達人810さんにもバイトすらないようでした。そこで私は再び外海のサーフへ移動。
その途中…

D-CONを拾った!ラッキー!
既に上げ潮に変わっていたこの時間。その変化で魚の活性も上向くのではないかと期待したのですが、やはり海は沈黙。
それでも丁寧にワンピッチジャークを中心にスローな誘いを掛けます。そんな感じで攻めていた時、遠目を走る潮目がこちらの海岸線に向かって大きく蛇行し始めました。これはチャンスです。

こんな感じ。この両サイドをしつこく攻めてみます。
するとまたしてもカツッという繊細なバイト。そこで軽いトウィッチを入れてポーズ。これを2回繰り返した次のトウィッチでガツンという明快なバイトが出ました。こいつはいきなりジャンプ!

マルセイゴでした^^;
厳しいな~…

良く晴れ渡って気持ちの良い冬の海です。これで魚が釣れてくれたら言う事ないのですが…

あまりにも釣れなくて暇なので鳥の写真を撮ってみたり。
この鳥はアジサシでしょうか(後で調べたらハクセキレイのようでした。全然違いました^^;)結構近づいても飛び立たないのです。
この後先ほどと同じような状況で再びセイゴをヒットさせました。こいつはちょっとまともなサイズで、推定30㎝オーバーでしたが、ジャンプ一発でフックアウトしてしまいましたorz
この時点で13:00頃。釣れないのでやたらに歩き回ったせいでクタクタになったので終了。
先日の釣果から、年内は良い釣りが出来る予感があるなんて書きましたが見事に裏切られました。私の予感は全くあてにならないことが証明されたようなものですorz
しかし接岸した魚が一気に居なくなるはずはないので、どこかを回遊しているものと思われます。水の濁りが取れれば再び釣れると思うのですが…その予感も全くあてになりません^^;
【Tackle Data】
Rod :Angler's Republic/PALMS ELUA SFGS-69UL-TW
Reel :Shimano/Vanguish 2000S
Line :PE#0.6
Leader:Nylon 12LB
Lure :SMITH/D-CONTACT50
SMITH/D-CONTACT63
Jackson/Pin tail tune 6
Metal-jig/5~10g
さて寒いばかりで釣れなかったので身も心も冷え切りました。なのでラーメン食って帰ることにしました。高血圧がなんだ!もはややけくそです!

何度も紹介しております『大正麺業』の「味噌ラーメン 大(650円)」。何度も紹介していますので今回は簡単にw
麺大盛は並と変わらぬ太っ腹なサービスがありがたい。今回はトッピングで「チャーシュー(200円)」を乗せていただきました。このチャーシューは良く煮込まれていて、アツアツのスープに浸して食べると脂身がトロトロになってとても旨いです。ご飯が欲しくなります^^
相変わらずモヤシと挽肉を強火で炒め、その旨味成分がしっかり取り込まれた濃厚味噌スープと加水率低めの自家製太麺との相性は抜群です。
大盛なので食べ応えあります。体もポカポカしてきます。寒い日には是非^^
(スープは半分で我慢しておきました^^;)
【店データ】
『大正麺業』
住所:神奈川県高座郡寒川町一之宮3-15-12
電話:0467-75-4041
定休:無休
時間:11:00-15:00 18:00-23:00
しばらく忙しくなります。次回釣りが出来るのは年末休みに入ってからになりそうです。
何とか良い釣りで今シーズンを締めくくりたいものです。
とは言え前日もそれほど早く寝床につくことが出来なかった私。朝4時に目覚めるのが精いっぱい。車を走らせ到着する頃にはすっかり日が昇り、7:30を回ってしまいました。
本当は伊東港の一番外海側になる新井堤防でアオリイカを釣る予定でした。ところが、まともに立っているのも辛いくらいの突風が吹き荒れています。確かに予報では昼頃から南西の風7m/sと言うことにはなっていましたが、それ以上の風がこの時点で吹いています。フォローなので餌木は飛びそうですが、私自身も文字通り飛んでもないことになりそうなので自重。

それにしても寒いです。外気温は3℃でした。良く晴れていますが強風で体温を奪われるため、気温よりもはるかに寒く感じます。
そこで比較的風の影響を受けにくそうな赤灯堤防へ移動。ここは何度かメッキを釣ったことがあるポイントです。季節が良ければ白灯堤防との境の船道で良くナブラが発生します。
ここでももちろん強風。風はめまぐるしく方向を変えます。予報では南南西が中心になるとの事でしたが、8:00頃になるとほぼ真西の方角から吹き始めました。天気だけは良いのですが…
しばしD-CON50で攻めていましたが全く反応なし。そこでメタルジグを使ってなるべくボトムを攻めますが…一発で根掛りorz…良く考えたら湘南のサーフではないのでした。港築造時に入れた捨石がごっそり沈んでいるのでした。
そこで再びミノーで。鳥さんたちは海に浮かんだり堤防の上で休んでいたり、なんだかのんびりしています。ところが突然その鳥さんたちが騒ぎ始めます。

突然の乱舞。何だか幻想的な風景ですが、しばらくすると…

鳥山発生!鳥さんはもはや狂乱状態。こうなると私も発狂寸前になってしまい、必死でD-CON50を投げ倒しますがもう一つ飛距離が足りません。そこで飛距離には大差がない事は分かっていましたが、アピールの強いD-CON63に変更してみます。そしてフルキャスト!
バキッ!
○| ̄|_
D-CON63を岸壁に叩きつけてしまいましたorz
回収したD-CONは無残にもひびが入ってしまいました。いきなりブルーです(しかしこれは家に帰ってから強力接着剤で補修成功しました^^;)。
結局鳥山やナブラは何回か発生するもののバイトに至らず…これはダメかと諦めかけていた時、連続トウィッチで適当に釣っていた右手首をひったくるようなバイトが出ました。見事ヒット!これ間違いなくメッキの引きです^^
ドラグが緩すぎて簡単にラインを出されすぎるため、ちょっと締め込んだその時でした。急にラインテンションが抜けました。
○| ̄|_
千載一遇のチャンスでした。またやってしまったorz

トンビは優雅です…

伊豆半島を西から抜けた雲が東の海岸で拡散して行きます。それにしても寒い日でした。雪が降ってもおかしくないような寒さ。この後冷たい雨までぱらつきました。
結局11:00頃まで頑張りましたが、寒いばかりで全くバイトが出ませんでした。早めに昼飯を食わなければならなかったのでこの日は終了。

何となく絵になる風景だったので一枚写真を撮って終わりにしました。
さてこう寒くては暖かいものが食べたくなります。そこで以前から伊東に来る機会があったら食べてみようと目を付けていた店に向かいます。
伊東駅からほど近い『支那そば 福々亭』です。

「塩わんたんめん(850円)」
こちらの店はあのラーメンの鬼こと佐野実氏による「支那そばや」出身の店主が営んでいます。なのでビジュアルがどことなく似ています。
透明に良く澄んだスープは恐らく出身の店同様丸鶏ベースにあごなどの魚介系出汁+海草系出汁によるものと思われます。非常にすっきりしています。ただもう一つ魚介系の出汁濃度が不足していました。味付けはやや濃いめ。細かく刻まれ丼中央に盛られた白葱を良く和えながらいただくと、スープに丸みが出ます。
麺はどの店も細い自家製麺を提供する支那そばや系の中でもかなり細めの麺ではないでしょうか。加水率低めでザクッとした食感と、細麺ならではののど越しの良さがあります。
チャーシューはバラ肉でした。多くの支那そばや系列では巻きバラ肉なのに対し、この店は巻いていません。ほろりと柔らかく、味付けもスープの邪魔をしないもので好印象でした。
ワンタンは非常に具沢山です。餡をしっかり食べさせるタイプのワンタンでした。ほんのり生姜と桜エビのような香ばしい材料が使われています。良質です。
かつて佐野実氏の店は気に入らない客には平気で店主がケチをつける上、会話厳禁、新聞雑誌読みながらの食事厳禁、当然携帯電話厳禁、いつまでも食べていると怒られるという、客が非常に気を使わなければならないルールの多い店でしたが、こちらの店はおおらかです。店主も奥様と思しき女性の店員さんも優しい接客でした。
【店データ】
『支那そば 福々亭』
住所:静岡県伊東市湯川2-17-6
電話:0557-37-7979
定休:木曜日、第2,4水曜日
時間:11:30~14:30 17:00~21:00
翌日の仕事は早く終わる予定でしたので、午後くらいからもう一度釣りをするつもりでいました。ところが世の中上手くいかないもので、結局仕事が終わったのは16:00を回った頃。それも伊豆高原に近い場所だったので、伊東に戻るころには日が沈みかけていました。既にクタクタだった私は釣りを諦め、家路に就いたのでした。帰りの道路は凄い渋滞で…orz
そんな寒い週末を過ごし、物足りない気分の私は昨日朝早くから湘南の海に出かけてしまったのでした。



今回は夜明け前に現地到着です。紅色の美しい朝焼けでした。

この景色を撮っていると、しばし釣りを忘れてしまいます。






そして日の出を迎えます。
この日の朝も寒いです。現地に到着した時の気温は2℃。日に日に寒くなって行きますね。今日も手首と足の裏にホカロン入れて、更に今日からは防寒着を着込んで出発です。
初めは足場の良い護岸に寄ってみて、海の状態を確認しました。まだ暗くて水の色など全くわからない状態。湘南も週末に強風が吹いたらしく、一見穏やかそうに見えた海は近づいてみると意外にうねりが大きく、時々サーフィンで言うところの“セット”みたいに大きな波が連続で打ち寄せます。ここでは全くバイトなし。なので本命のサーフをいつものようにランガンします。
そして日の出から概ね30分後。ゴールデンタイムは過ぎてしまったかな…写真なんて撮っている場合ではなかったか…なんて考えていた時、ゆったりしたジャークで波打ち際近くまでルアーを引いた時でした。スラックが出た状態でカツカツという繊細なバイト!ゆっくり巻あわせしてみると生命感ある重みが伝わってきます。最初は抵抗も穏やかなので、てっきりメッキを掛けたのかと思いました。ところが…
突然非常に強いトルクで抵抗を始めました。緩めにドラグ設定したスプールからいとも簡単にラインを引き出して行きます。敵は沖に向かって走ったかと思うと今度は海岸線を横の方向に向かって動き出しました。縦横無尽に走り回ります。そこで少々ドラグを締め込み、相手の動きに合わせて走らせたり一気に巻き取ったり…そんなことで何とか再び手前のブレイクまで寄せて来ます。
ボトムに向かって周期的にグングングンという突っ込みを見せるこいつは間違いなくヒラメです。しかもかつて私が釣ったヒラメと比べると桁違いの引き!私の過去最大のヒラメが50㎝くらいでしたので、間違いなくそれ以上のサイズ!
この波打ち際をやり過ごせば獲れるはず。寄せ波に乗せ、手前側に上手く寄せて、次の引き波をこらえれば…と言うところで何とフックアウト!
○| ̄|_
今晩のオカズが~!!!
ヒラメの刺身が~orz
ここからしばし沈黙。周りのアングラーも釣れていないようでした。
その後はちょっと頑張れば釣れるだろうとの甘い期待もむなしく、実釣一時間が経過してもメッキのバイトは一つもありません。先週のあの爆発はなんだったのか?魚は抜けてしまったのでしょうか?

明るくなってきて、海の状態がはっきりしてきました。水の色が白濁しています。決して釣りにならない程の濁りではないのですが、こと今シーズンに限って言えば、この濁り方は最悪なのです。良い結果が出ません。

朝方はとても寒かったのですが、日が昇ると徐々に暖かくなって、ホカロンが邪魔になったほど。しかし相変わらずバイトはありません。
今日はこのまま終わりか?…と考えていたその時、他の場所に比べ、格段にルアーの引き抵抗が強い箇所にぶつかりました。カレントです。ここでは魚にしっかりルアーを見せるつもりで今までの連続トウィッチをもっとゆったりさせ、時々ポーズを入れたりロングジャークを入れて誘います…すると鼻先でど突くような前当たりを感じました。そこで大きく合せずに、細かいトウィッチを入れてポーズ。その瞬間にガツン!
小気味よいファイト。間違いなくメッキです。

ヒットルアーはJackson/Pin tail tune 6。例の塗装失敗したゴールデンピンクバック。魚のサイズは18㎝ほどでしたが、カレントに乗って良いファイトをしてくれました。

今回は魚が少ないので同じ魚でもう一枚^^;
最盛期ならポーズ中に食ってくる魚はテールフックをバックリ飲み込んでいることが多いのですが、水がすっかり冷たくなってきたこの時期、やはりショートバイトが多いです。
いよいよ時合か?この一尾で俄然やる気が出た私でしたが、魚のやる気は上がらないようで…
カレントが発見できるとその都度粘ってみるのですが、カツッというショートバイトを数回拾っただけでその後追い食いをしてくれません。
10:00am。潮止まりを迎えました。生命感のかけらも感じられなくなりました。この時点で一度サーフを諦め、波の穏やかな護岸に移動してみます。しばらくメタルジグやミノーで攻めますがバイトはなく…後からやって来た湘南の達人810さんにもバイトすらないようでした。そこで私は再び外海のサーフへ移動。
その途中…

D-CONを拾った!ラッキー!
既に上げ潮に変わっていたこの時間。その変化で魚の活性も上向くのではないかと期待したのですが、やはり海は沈黙。
それでも丁寧にワンピッチジャークを中心にスローな誘いを掛けます。そんな感じで攻めていた時、遠目を走る潮目がこちらの海岸線に向かって大きく蛇行し始めました。これはチャンスです。

こんな感じ。この両サイドをしつこく攻めてみます。
するとまたしてもカツッという繊細なバイト。そこで軽いトウィッチを入れてポーズ。これを2回繰り返した次のトウィッチでガツンという明快なバイトが出ました。こいつはいきなりジャンプ!

マルセイゴでした^^;
厳しいな~…

良く晴れ渡って気持ちの良い冬の海です。これで魚が釣れてくれたら言う事ないのですが…

あまりにも釣れなくて暇なので鳥の写真を撮ってみたり。
この鳥はアジサシでしょうか(後で調べたらハクセキレイのようでした。全然違いました^^;)結構近づいても飛び立たないのです。
この後先ほどと同じような状況で再びセイゴをヒットさせました。こいつはちょっとまともなサイズで、推定30㎝オーバーでしたが、ジャンプ一発でフックアウトしてしまいましたorz
この時点で13:00頃。釣れないのでやたらに歩き回ったせいでクタクタになったので終了。
先日の釣果から、年内は良い釣りが出来る予感があるなんて書きましたが見事に裏切られました。私の予感は全くあてにならないことが証明されたようなものですorz
しかし接岸した魚が一気に居なくなるはずはないので、どこかを回遊しているものと思われます。水の濁りが取れれば再び釣れると思うのですが…その予感も全くあてになりません^^;
【Tackle Data】
Rod :Angler's Republic/PALMS ELUA SFGS-69UL-TW
Reel :Shimano/Vanguish 2000S
Line :PE#0.6
Leader:Nylon 12LB
Lure :SMITH/D-CONTACT50
SMITH/D-CONTACT63
Jackson/Pin tail tune 6
Metal-jig/5~10g
さて寒いばかりで釣れなかったので身も心も冷え切りました。なのでラーメン食って帰ることにしました。高血圧がなんだ!もはややけくそです!

何度も紹介しております『大正麺業』の「味噌ラーメン 大(650円)」。何度も紹介していますので今回は簡単にw
麺大盛は並と変わらぬ太っ腹なサービスがありがたい。今回はトッピングで「チャーシュー(200円)」を乗せていただきました。このチャーシューは良く煮込まれていて、アツアツのスープに浸して食べると脂身がトロトロになってとても旨いです。ご飯が欲しくなります^^
相変わらずモヤシと挽肉を強火で炒め、その旨味成分がしっかり取り込まれた濃厚味噌スープと加水率低めの自家製太麺との相性は抜群です。
大盛なので食べ応えあります。体もポカポカしてきます。寒い日には是非^^
(スープは半分で我慢しておきました^^;)
【店データ】
『大正麺業』
住所:神奈川県高座郡寒川町一之宮3-15-12
電話:0467-75-4041
定休:無休
時間:11:00-15:00 18:00-23:00
しばらく忙しくなります。次回釣りが出来るのは年末休みに入ってからになりそうです。
何とか良い釣りで今シーズンを締めくくりたいものです。
- 2013年12月17日
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